VISUAL ALBUM「暁」感想 

ポルノグラフィティ
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まえがき

2022/8/6.7。

“VISUAL ALBUM「暁」”と題して、全国の映画館でNewアルバム「暁」収録曲全15曲のMVとそれらをつなぐSHORT FILMが上映された。

公式の言葉を借りると、

今回の制作にあたり、クリエイティブ集団kidzfrmnowhereの創設者のYUANNを監督に迎え、日本のみならず、アメリカ、韓国、フランスと、各地のクリエーターと共にそれぞれのMUSIC VIDEOを作り上げ、これまでのポルノグラフィティとも異なる新たな世界線の景色の映像作品となる。

VISUAL ALBUM「暁」 (pornograffitti.jp)

とのこと。

ポルノチームが絡んでいるかは不明ですが、単にMVというよりは「暁」の曲を使用したアート作品といった趣になっています。

私は広島イオンシネマにて初日の上映を見てきましたので、そちらの感想をまとめてみようと思います。

正直、うろ覚えの部分は多々ありますので、浅~い感想にしかならないと思います。

忘れないうちに……。

基本的には新規MVの感想をだらだらと。

 

以下、ネタバレとなります。
ご注意ください。

 

感想

上映前

ライブ前かの如く、ポルノT始めグッズに身を包んだポルノファンが集まっていました。

ライビュ自体は「しまなみ」,「神神day2」,「REUNION」とそれなりに行っていますが、ライブ前とはまた違った緊張感がありますね。

余談ですが、「普段使い出来そうなTシャツとか出してくれればなんぼでも買うのに!!」と思う人間ですので、普通のTシャツをお願いします。ポルノTはコレクションにしかならん。

続ポルのTシャツは重宝してます。

 

本編開始

少女が秘密基地的なところでポルノグッズを収集してたり、ジャケット写真をお絵描きしたりと微笑ましい感じでスタート。

ポルノファンはニヤリとしそうなワンシーン。

バトロワ・ゲームズ

始まりの起動音が印象的なので、聞こえた瞬間は、

「……っっ、来たか……。」
って感じでした。

子供たちのダンスがメインでしたが、証言よりかは何となく分かりやすいかなって感じ。

ハネウマオマージュ的な部分もあった気がしますが、意図したものかは不明。

暗闇でガンガン響かせながら聞くのが映える曲だと思っているので、映画館の恩恵をもろに享受できているなーと感じてました。身体ウズウズしますけどね……。

ジルダ

ホームビデオ的な感じで世界各地の人たちが、それぞれのカメラに向けて歌うMV。

休日の多幸感とか、のほほんとした雰囲気が伝わってきます。

ポルノの御二方も少し出演。

メビウス・クラウド

メビウス→数曲挟んでクラウドの流れでしたが、続編かと思うほど似ています。

またまた公式の言葉を借りますと、

韓国の首都ソウルで撮影され、カラオケルームを舞台に、主人公が熱唱し、強い感情や過去のフラッシュバックを呼び起こす作品。

メビウス

中国・成都で撮影された作品。煙を通して、主人公の男性の記憶の中に飛び込むようなストーリーになっており、煙が繰り返し登場し雲の比喩として表現。

クラウド

地理的に近いところなので、そういうところも関係してるんですかね。

どちらも初見で印象に残っていた曲なので楽しみにしていましたが、どちらも別れの悲しさや虚無感が痛いほど伝わってくるようでした。

メビウスはストレートな表現で分かりやすいMVかと思います。

クラウドはマイルドな別れの歌というか、年を重ねてこんな別れもあったなーって回想しているようなイメージでしたので、MVは少し激情的な表現であるように感じました。

個人的にクラウドの落ちサビの
卒業アルバムとか そうだろう」の、「だろーう」の丸めた感じの発音がドストライクです。

You are my Queen

しょうじき、ぼくにはむずかしかったです。

最後の全員で歌っているところのタイツの方の揺れが目についちゃうとか。

そんなんばっかでした。
すみません。

ナンバー

まだ曲が考察しきれていないので、自分の中で答えが出せたらもう一度見たいなと思ってます。

ナンバーの曲調と合わせて幸せそうな、ただ楽しそうな男女が描かれています。

ただ何となく不穏な気配を感じます。

こういう行き当たりばったりの旅って楽しそうですよね。

証言・悪霊少女・暁

この3曲については先行配信でしたので割愛。
別で書きたいな。

終演

最後にはポルノの御二人が出てきて、今回の制作に関する話なんかを聞けます。

気になっているのは、MVの内容は何かしらに反映させたい(めちゃくちゃうろ覚え)ってところですかね。

直近でいうなら「暁」ツアーということでしょうか。

6thツアー的な演劇コラボ??とか。

いろいろ考えられるとは思いますが、晴一さんのゾンビメイクや、昭仁さんが30cm以内で歌ってくれる演出がある可能性が出てきたということが重要です。

 

あとがき

本当に簡単にですが振り返ってみました。

個人的には曲間のShort Film(家族パート)のおかげで、MVを1つの物語として見ることができました。

多分MV垂れ流しは途中で集中力切れてたと思います。(特に新規MVは難解でしたので。You are my Queenとか……)

今回のMVは挑戦的な試みだったと思います。

第三者がMVを作っている上に、外国のクリエーターさん。

純日本人の平社員の私とは、受信部も発信部も違うんだろうなというのが正直な感想です。

あまりポルノグラフィティの否定意見は見かけない印象だったんですが、今回に関しては否定的な意見も多く目にしました。

私的には理解が難しい分、いつも以上に真剣に曲に向き合えたかなーという感じで、それなりに疲れたけど濃い120分だったと思います。

毎回やれと言われれば嫌ですが。

20周年以降挑戦的な試みを続けておられるのはファンとしては非常に嬉しいし、今までと違ったことをやる以上、好き嫌いが出るのはしょうがないかなと思います。

与えられているものはみな同じなので、少しでも意図を汲み取れるように感受性を磨いていきたいですね。

とりあえず、「暁」アルバムの考察頑張ります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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