【ミリオンライブ9th DAY1】ライブ感想

ミリオン
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まえがき

 

「俺はミリオンライブの事を何も分かってなかったのかもしれない。」 

 

10周年を目前にして、そんな事を思うライブでした。

アイドル達が、ミリオンライブが、歩んできた9年の軌跡。

いや、『輝跡』を。
私なりに振り返ってみます。

現地の事をメインで書こうと思っていましたが、思った以上に何も覚えていませんでした。アーカイブ見ながら書いてます。

ライブの振り返りにでもしていただけると幸いです。

DAY2はこちら。

 

ライブコンセプト

今回のライブコンセプトについて、改めて書きます。

本ライブは2本軸。

「MS2ソロ曲初披露」
かつ
「既存楽曲はすべてRemix」

というコンセプトライブです。

また、Remix曲については
「オリメン不選出」となっています。

とりあえず、音源を下さい。
言い値で買おう。

APかっしーの終了後感想会でも、両日少しだけ聞けます。

音源やアーカイブが買えない方は、腹の足しにどうぞ。

 

DAY1 感想

前日

初めて武道館を見た訳ですが、ミリオンの聖地であると共に「武道館」然とした威風堂々たる姿に恐縮した覚えがあります。夜遅くまで現地の方々も頑張っていらっしゃいました。

 

中に入ると距離感を感じさせない独特な形状。

ペンライトが浮遊しているかのような幻想的な空間。

「ライブハウス武道館へようこそ!」

あまりにも有名なこの一言ですが、その意味をまざまざと感じさせる異質な空間でした。

この「ライブの聖地」でライブが出来る。

この「ミリオンの聖地」でライブが出来る。

その事実に胸を震わせるばかりでした。

この看板だけで泣きそうになるわ。
勘弁してや。

気を紛らわすために、チュパカブラ置いときますねー。

 

ライブ

Overture

人間なんて単純なんすよ。

真っ暗な空間で、レーザーの雨に切り裂かれつつ大音量で身をくねらす。

もう、それだけで幸せ。
愉悦のひと時。

9thライブの幕開けを予感させる近未来的なメロディーに、身体が疼く重低音。

歴代ナンバリングライブでは4thの演出が最推し(リフター降りるトコ)なのですが、それを塗り替える程の鮮烈な幕開け。

アーカイブで一番見てるの、これかもしれん。

いよいよ始まる9thライブ。

弾けそうな高鳴りの鼓動の大きさは、クレシェンドを刻むP達のクラップが物語っていました。

M1.夢にかけるRainbow

Overtureで全員出てきた瞬間に、
「いきなり周年曲か…」と強張ったことを覚えています。

新衣装「プラウド・オブ・ステージ」も、このステージに気高く輝いていました。

 

誰にも負けぬよう、高らかに歌う
「私」色の歌声。

互いに響き響かせ、より輝きを増す
「私たち」色のコーラスになる。

 

「アイドル束ねりゃ、そりゃ強いっしょ!」

とでも言わんばかりの頭ミリオンではありますが、単純が故に防ぎようが無いんです。

TCGで言うグッドスタッフデッキみたいなもん。どこを抜いても切り札しか出て来んのよ。

ミリオン全員、紛う事なき切り札に成長したんよ。

“ESPADA” 選んだ魂の形
自分こそが切り札だろう

『ESPADA』

 

9周年を迎えたミリオンだから胸に刺さる楽曲だし、9thの初手で切るに相応しい最強札だったと言えます。

また、ワイパーの振りがエモいんよね。

会場いっぱいのライトが小ぶりな虹を描くんですよ。それぞれのPが思い思いの色を降ってね。

2階後方で見ていましたが、マジで虹架かってました。  

M2.brave HARMONY(ChoruSp@rkle!! MIX)

特殊イントロから曲が分かった瞬間の、アハ体験。

9thはいっぱいアハ体験できましたね。ライブで脳トレ。実に実用的。

この段階では全てRemixになっていることを知らないので、8th DAY2のトップ。

「Jus-2-Mint」の『追憶のサンドグラス(sky_delta Remix)』を思い出していました。

「いきなり飛び道具飛んできたわww」

とか思ってましたが、全部飛び道具でした。
本当にありがとうございました。

原曲からしてクールな楽曲ですが、今回はRemix。

ソロ曲メインのライブでしたが、9thのために研ぎ直された既存楽曲達も、新たな一面を見せてくれました。

そもそも原曲がつえーんだから、Remixしてもつえーよ。タレで食うか、塩で食うかの違い。

Remixがどっちかは知らん。
個人的にはポン酢だと思う。

アウトロが「『CAT CROSSING』っぽいなー」とか思ってました。  

M3.稲妻スピリット

ソロ曲最終盤を予想していたので、ギターが鳴り響いた瞬間の衝撃たるや。

『稲妻スピリット』の意味を理解した。

DAY1では数少ない硬派な楽曲。

「MS2」ソロ曲の切り込み隊長として、持ち味を遺憾なく発揮されていました。

青色のペンラと相まって、

「土砂降りだろうが槍が降ろうが。
 何が何でも前に進んだるんや!!」

と力強く走り抜ける疾走感を感じさせます。

街中に溢れてる
可愛いだけの女子なんて No need
自分らしく生きてなきゃ
更々 格好つかない

本曲最初のフレーズ。
本ライブの”個”を強く感じさせます。

こうして振り返ると、トップバッターである事に納得してしまいます。

M4.勇気のfragrance

ミドルテンポなオシャ曲に、弱さを認めつつもポジティブな歌詞が可憐の成長を感じさせます。

所々入るクラップが地味に楽しい。

ラストノートはまだ知らないの
あなたと私、遠すぎる距離
震えて目を伏せてるままじゃ苦しいだけ

『教えてlast note…』

残った香りは
勇気のfragrance

勇気のfragrance

いい繋がりですね。

近藤さんは4thのMCでは周りの雰囲気もあって大崩れしていましたが、堂々と話す姿に成長を感じました。

M5.愛のMagic! Once Again!

少し古っぽいアイドルソングですが、
“普段着のエレナ曲”って感じだと思っています。

『想いはCarnaval』ほどエモーショナルに振った訳でもなく、『ファンタジスタ・カーニバル』ほどエネルギッシュに振ったわけでもなく。

関係ないけど『ファンタジスタ・カーニバル』のMM譜面、メッチャ良くないですか?ミリシタTOP3には入ると思ってます。

ライブではバックダンサーさんを引き連れてワチャワチャしていたのが印象的。

アウトロでワイパーの振りもあるし、人数多ければ多いほど楽しい曲でしょう。

2番冒頭のささやき声を爆音イヤホンで聴くのがおススメ。

M6.Walking on the Square

将棋モチーフの遊び心に溢れた歌詞で、将棋を楽しむみたくあっちこっちに行く美也が想像できます。

どんな道を通って行くか、幾通りもの楽しみ
誰の歩みにだって重なったりしないようにね

ゆるい歌詞にポップな曲調で気づきませんでいたが、この曲も「個」を歌った曲ですね。

ちょっちょさんの”美也ボイス維持スキル”にいつも驚きます。

スラーっとしてるんで、新衣装が良く似合うんすよ。

M7.創造は始まりの風を連れて(ChoruSp@rkle!! MIX)

予想してた人がいたらすごい。

4th DAY1でも当日参加しないアイドルが突如登場した、サプライズオリメンでの披露でした。

サプライズしないといけない誓約でもあるんでしょうか、この曲。

間奏のスリリングなアレンジが好き。

どう考えても原曲の世界観に合わないので、百合子にストーリーを書き直してもらいましょう。

右手の剣は勇気

左手の盾は絆

ペンライトの光は勇気属性ですが、左手で持つと絆属性がエンチャントされます。存分に奮いましょう。

歌詞に合わせて掲げる拳を変えると、一体感が感じられて楽しいですよ。

ChoruSp@rkle!! MIX(創造)という進化を遂げて、4th(始まり)の風を連れてきた

という解釈もできます。
にくいセトリです。参りました。

M8.裏表深層心理

風花さんの声、ほんま好きなんよ。

「名は体を表す」とは、まさにこの事。

花を揺らすそよ風の様な耳障りの良いお声。たまに暴風になるけど。

悪い意味で捉えないでいただきたいのですが、“名バイプレイヤー”という印象があります。

確かな歌唱力ゆえ主演も素晴らしいのですが、複数人曲で聴こえる低音の響きに安心感すら覚えます。

風花さんの人間性同様に、周りを引き立てる”土台”的な。

DAY1でも非常に楽しみにしていた楽曲ですが、ジャジーな曲調に艶のある歌唱。

バックダンサーさん共々、ひらりとしたダンスで「Jazz Bar Budokan」といった大人な世界観を演出しています。今回のダンサーさんたちの衣装、個人的に好きです。

「私は私なりに~♪」のトコのダンス、メッチャいい。

 

ッシャバダッダバダバドゥワァア ンッパッパッドゥアァ ンッシャバダバディアアアアア

ッッシャバダァドゥゥダバダァァ ダバダァッ ドゥワーッンパァァ ドュワーパアアダアアアアア

ンッシャバダダバダ ンッシャバダバダバンダア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙

 

…はぁ、幸せ。

Cメロのハミングはもっと伸ばしてほしい位に、風花さん低音フェチの私には垂涎の響きです。

個人MCの破壊力が異常。
俺、風花さん担当だったけ?

M9.Collier De Perles

セトリ予想記事でも書きましたが、千鶴さんの歌声好きなんすよ。

風花さんもいるし、チカアモは私得ユニット。

千鶴さんが歌う事を考えると、中々に生々しい歌詞。

この曲を受け取った時の心中に思いを馳せると、コロッケも喉を通りません。

ライブでは思った以上にリズムが気持ちいい曲で、元々の“気品・高貴”な印象より“爽やか”が勝っていました。

「かっく」呼びが浸透していないせいで、ミリラジが非公式ラジオだという証拠が増えたのは内緒。

M10.シャル・ウィー・ダンス?

これ良かったんですよ!!

元々は「まつりも曲調変わったなー」くらいの感想しかなく、特別な感情があったわけでもないんです。

「姫が”お姫様”になれるのは、あなたが魔法をかけてくれるからなのですよ。ね。」

と、コミュが締めくくられてからMVが始まりそうなミディアムバラード。

普段が”脳筋プリンセス筆頭”みたいな「ぱわほー」なアイドルな分、”素まつり”の出す”等身大の女の子感”にやられてしまいます。

人生は(In our life)
フェスティバルなのですよ。

本曲のすべてが集約されたかのような歌詞。

本編ラストの『DD』にも通ずる歌詞です。

混同すべきではないと思いますが、まつり役の諏訪さんはつい先日、婚約を発表されました。

きっと、幸せの絶頂みたいな日々でしょう。

素まつりの出すエモさに、しっとり歌いつつも隠せない高揚感。

まつりが、諏訪さんがどんな気持ちで歌っているかを考えると、胸にこみ上げるものがあります。ちょっと瞳からキラキラ出ちゃったよ。

会場中の緑のイルミネーションも、鮮やかにこの曲を彩っています。

M11.絵羽模様

世界観そのままにシームレスに始まったのが、この曲。シャルシャロやんけぇぇぇ…。

体調を鑑みて出演回数を調整しての参加でしたが、それを感じさせないパフォーマンスだったと思います。

「絵羽模様」とは、

着物を広げた時に「一枚の絵」に見えるようにして模様が描かれていること

絵羽模様とは?

を意味します。

“シャルシャロ”から繋がり、「MS2」同CDに収録の和アイドル”白石紬”へ繋げることで、セトリとしても一つの「絵羽模様」となっています。

ソロ曲ブロックではありますが、決して一人で成長してきたわけではないと。

他アイドルの存在、ユニット活動を経て、アイドル「エミリー・スチュアート」を織り成すのだと。

セトリの妙を感じます。

M12.折紙物語

MCでも存分に感じますが、この武道館公演。

“紬”と”歌織さん”が裏主人公と言っても過言ではないと思っています。

4thでは一般客として見たステージ。

その当時の思いは公式パンフレットにも書かれています。買えなかった方は着払いで送るので、ご連絡ください。

武道館のステージでダンサーさんも従えずに、たった一人で歌う姿。

紬担当でなくとも、涙腺に来るものがあったのではないでしょうか。

ミリシタから地道に築き上げてきた末の、この9th。この武道館。

時をかけて ゆるり
碧く染め上げれば
手間はかかるけれど
明日も合える 約束

おかえり、紬。
おかえり、南ちゃん。

M13.永遠の花(ChoruSp@rkle!! MIX)

セトリ予想で選出してはいましたが、まさか本当に来るとは。

しかも、Remix。いやぁ、幸せだった。

原曲は風花・このみさんの温かくも切ない歌声に、桃子のあどけない声が胸に響くバラード。

これまでのアレンジに比べて、原曲との乖離はそこまで無かったと思います。

原曲より瑞々しいような、若い出会いと別れを連想させるアレンジと感じました。

実際、平均年齢は幼めのメンバーです。

グリマスでPを一度辞めた私にとって、初めて聴いた時から染み渡る楽曲。

あの頃以上に咲き誇る、私の胸の一輪花。

花言葉は「永遠の愛」。

ミリオン始まりの地で、会場中に咲き誇った色とりどりの花々。

ここで歌えることに非常に意味のある楽曲だと思います。

これ、紫色の『White Vows』だろ。

またここから 遠くにいても
おんなじ道を おんなじ未来へと

ブログ書きながら涙目。

Twitterでは9th終了直後から、
「#ミリオンライブは止まらねぇ」という馬鹿みたいなハッシュタグが飛び交っています。

私も言わせていただきましょう。

「ミリオンライブは止まらねぇ。」

そうか…。

俺たち自身が、39トレインだったのか。

M14.HOME, SWEET FRIENDSHIP(ChoruSp@rkle!! MIX)

汽車だと思ったら、ジェットコースターだった件。

冷静に考えるとクソエモ選曲とメンバー。

紬が歌うのは殺りに来てるだろ…。

だって気付かなかったんだよ
(いつの間にかこんなに)
仲良くなってたなんて

(当たり前みたいに)

ここに集まった時、
「おかえり」って思っちゃう

ホントの家族みたいに、
「ただいま」って言っちゃう

???「覚悟しまっし!!」

M15.リーチ・アップ・ステップ

SHS桃子よろしく。
けこねえのうなじに咲いた控えめな2房に、胸の花びら震わせましたか?

刮目せよ、2億4千万の瞳。

ステージ上段、デカい踏み台から登場。
そこから目線を合わせに来るというエモい演出。

むずかしいなやみだって
2、3は かかえちゃう
お仕事のアレコレとか
…トモダチとか

たった 一段の違いでも
何十年もこえてっちゃいそうで

出だしが重てー。
これを11歳が歌う罪深さよ。

ラスサビの「まだちっちゃいけど…」のあとの「へへっ」。

……桃子、お兄ちゃんはもうダメかも知れん。

M16.キミが真ん中にいた

DAY1 全31曲の16曲目。

『キミが真ん中にいた』「セトリの真ん中にいた」状態。

セトリに遊び心を感じます。

どのソロ曲も素晴らしかったのですが、個人的にDAY1のベストアクトは育さん。

ダンサーさんもつけずに、ステージのあっちこっちに行く姿。小さい体に目一杯のフリ。

よく「アイドルがおったわー」とか言いますけど、意味が分かった。

あれは“育さん”だった。

原嶋さんが育さんで、ホント良かったなーと思います。

 

好きを全部並べたら キミが真ん中にいた

育さんもませているとは言え、まだ10歳。
好きな物並べだしたら、きっと乱雑に店を広げるはず。

その中で
「キミが真ん中にいた」とすれば、それ最初に並べてくれてるじゃん。

正直、泣くとは思ってなかった。素晴らしいパフォーマンスだったと思います。

M17.スポットライト・ミラーランド

電子の世界に迷い込んだような。
飛び交う電気信号を星空に見立てたような。

そんなキラキラフワフワソング。

ON・OFの中間っぽい浮遊感が、良く表れていると思います。

サビのリズムが好きなんで、現地の大音量で聴けたのは満足。

M18.恋のWa・Wo・N

イントロを少し変更して「Fu Fuu-」がすぐに飛んできました。

DAY1では数少ない盛り上がりやすいソロ曲。

コールはできませんが「Fu Fuu-」は楽しかったし、要所の「パンパン パパパン パパパパ (パパン)」のクラップも楽しかったです。

音源以上に盛り上がれたので、今回のライブで見方の変わった楽曲です。

少し後のMCで
『HOME, SWEET FRIENDSHIP』の感想を求められた時の、みっくの「え~」に吠えた。わお~ん。

M19.ダイヤモンド・クラリティ

そもそも「MTS」はやらないと思っていたので、予想外の衝撃と曲自体の強さにダブルレインメーカーを食らっていました。新日コラボ、またやらない?

本当に「MTS」の全体曲は甲乙つけがたい。
1番を決めるのは私には無理。

『ダイヤモンド・クラリティ』の煌びやかな曲調は、Remixで洗練された楽曲たちのおかげで元々あった“王道アイドルソング”といった印象を際立たせていました。

てか、イントロつえ〜〜。

ダッ ダッ ダンッッ!! デレデーレーデッデッッ!! ダッ ダッ ダンッッ!!

頭は真っ白だったけど、身体は動いてたなー。

M20.Shamrock Vivace

『ダイヤモンド・クラリティ』が1番で終わった後の数瞬の静寂。

ブラスの高らかな音色が飛び出した刹那。

私はこの世界で1番幸せな人間でした。

DAY1の最大瞬間風速は間違いなくここ。申し訳ないけど、声出た。

『Shamrock Vivace』キービジュの通り、ド派手な舞台が映える曲です。

今回は1番だけの披露でしたが、2番サビでテンポ早く入るとこも好きだし、ラスサビの爆音ブラスも聴きたかった。

ツアーでフル尺が聴けることに期待しましょう。

M21.空色♡ Birthday Card

『空色♡ Birthday Card』は何回でも言うけど、歌詞が良すぎる

前2曲でぶちあがってなお、イントロで涙ちょちょぎれるわ。

やめよーや、情緒揺さぶるの。

M22.ESPADA

そんな余韻に浸る間もなく、ぶっ刺してきたのが『ESPADA』。

鎌鼬のような一陣の刃に、武道館があっという間に紫とオレンジの火花飛び交う戦場と化します。

「個性」を高らかに謳い上げるこの曲は、まさにこのライブにふさわしい楽曲でしょう。

 

メドレー形式に賛否はありそうですが、個人的には1曲にまとめ上げる事で“全力で駆け抜けた1年”って感じがして、かなり好きです。

四季の如く多彩な一面を見せた「MTS」を煮詰めたような、濃密な時間だったと思います。

M23.きまぐれユモレスク

満を持しての登場。
「MS2」屈指の問題作。
発表直後から数々のPを堕落させた魔曲です。

脳髄の蕩けた”かつてPだったモノ達”の残骸は、いまだTwitterの海を漂っています。

我々は皆、母なる星梨花に還る宿命なのだ。

 

イントロ流れた瞬間、頭ん中で快楽物質の放出を感じた。

あの瞬間に薬物検査したら、間違いなく全員しょっぴかれてる。

浮遊感のあるメロディーは、うたた寝する間際のような心地よさ。

そこに載ってくるのが、星梨花の少しざらついた声色と小悪魔的な歌詞。

この三位一体が非常に素晴らしい。
流石クローバー。流石シャムロック。

現地では低音が強かった覚えがあります。
音源以上に身体を揺らしたくなる。

耳は幸せだし、もちょは可愛いし、身体は気持ちいいし。

最後の「すき~ きら~い」も3方向に振り分け、広範囲を薙ぎ払っていましたね。

イヤホンで聴くゼロ距離の星梨花も嬉しいし、現地で聴くデカいユモレスクも最高に嬉しい。パパは憤死。

 

俺、生まれ変わったらジュニオールになるんだ。んで、星梨花と添い寝してる最中に、星梨花が寝返り打って耳元に口が近づくんよ。んで、スース―聞こえる寝息を感じながら、箱崎家にいられる喜びを噛み締めたい。この笑顔を守護りたい、って決意新たにしたい。そんな決意を胸にして、ソファで微睡みたい。(強めの白昼夢)

 

皆さんもまだダメージ癒えてないと思います。
チュパカブラでも見て現実に帰りましょう。

 

いつも配信で歌詞を載せてくれる歌詞Pが、「(AEDが足りないらしい…)」ってコメントされてて、アーカイブで爆笑してました。被害者多すぎだろ。何人、死んどんねん。

M24.きみがくれた言葉があるから

エンディング感がマジですごい。
終わった瞬間に「いいライブだったなー」って言いたかったけど、まだ7曲残ってる。
 

「MS2」でガラッと曲調変わった組の一人。

ソロ曲に限らずアップテンポな曲が多く、燃えるような熱い歌唱が特徴的ですが、バラードでは静かに、けれども力強く燃え上がっていました。

どんだけしっとり歌っても、一本芯が通ってるというか。熱がこもってるというか。

のり子も曲調に惑わされがちですが、歌上手いよなー。

M25.ふたり繋ぐ星座

曲も素晴らしいですが、何より麗花さんの独唱が聴けるということが幸せ。

薄緑のペンライトが、星明かりで緑がかる宵闇を思わせます。後ろのモニター演出も綺麗。

次回オケマスがあるのであれば、ぜひ平山さんを登壇させましょう。

M26.泣き空、のち

ソロ曲ラスト。

「信号機の一翼として成長した姿を見せてほしい」という願いも込めて、ラストで予想していました。

ソロ4曲目にして歌ったミディアムバラード。
信号機3人の中でも、最も振れ幅の大きい歌詞だと思っています。

翼らしくない内省的な歌詞と、翼らしいカラッとした前向きなサビの対比。

翼のハリのある高音が良く響きます。

夕日に染まる河原道を、トボトボ歩いている光景が容易に想像つく。

そんな曲調も琴線に触れます。

歌唱力の高さについては知っているつもりでしたが、認識を改める程には驚きました。

このブロックは『ユモレスク』以外、どの曲がトリでもおかしくない程にED曲の連続でした。

DAY1ソロのトリ、見事に務め切られていたと思います。

M27.FairyTaleじゃいられない(ChoruSp@rkle!! MIX)

そもそもこの曲を単独でやるっていう考えがないよね。他属性2曲と”サンコイチ”みたいなとこあると思います。

このみこの身~」が聞こえた瞬間の鳥肌すごかったな。

現地の記憶は全く以て無いのでアーカイブで聴いてますが、Fairyタイプがいない分マイルドに聞こえる気がします。

まぁ、どうあがいても強い曲なので印象は変わりませんが。

あなたと一緒に 育ててゆきたい
大切に思う夢です

ギャップが良いよね、ギャップが。

M28.咲くは浮世の君花火(ChoruSp@rkle!! MIX)

両日で最も”頭ミリオン”を感じた選曲でした。

 

祭りの締めは
花火っしょ!

 

とドヤ顔で言われた気がするけど、悔しいくらいに楽しかった。

冒頭の治安の悪いアレンジでこの曲が連想できる訳もなく、歌詞が聞こえた瞬間に「おぉ~」と打ち上げ花火見るみたいに天を仰いでいました。

UOも一番数多かったんじゃないかな。

原曲のダサさ(良い意味)はどこへやら。

アングラなアレンジを施された『君花火』ですが、曲のカッコよさに対して脳内に流れる歌詞とのアンバランスさ。

全く合っていませんが、
“熱気渦巻くお祭り会場”といったカオスに身体がノリ出します。

ここは武道館ではなく、
“電脳盆踊り会場”だという事に気づかされました。

電脳盆踊りって何でしょうか?

 

9thでしか聴けないであろう、
一夜限りの大花火。

1ヶ月後の合同でも、ドデカイ花火を打ち上げてくれることでしょう。期待しています。

M29.DIAMOND DAYS(ChoruSp@rkle!! MIX)

『DD』のDは「大団円」のD

知らなかった方は覚えておきましょう。

 

4thライブでも本編ラストとなった本曲。

4thライブ補正もありますし、単純にラストに映える曲です。

原曲はどちらかというと明るめのメロディーですが、Remixの始まりは音数の少ない聴かせるアレンジになっています。

タイトルコールはかろうじて耐えていましたが、このアレンジが反則。

こんな感じにも出来るんですね。
原曲だとしても耐えてないと思うけど。

落ちサビ前やアウトロのアレンジなんかは

「曲間違えてません?」と言いたくなりますが、『DD』のキラキラ感とも妙に合います。

 

また、アーカイブのカメラが良い仕事してます。

「その笑顔”スポットライト”みたい」
でキャストさんの後ろ姿と照明を重ねたり。

「夢のアリーナ 波を描く」
でアリーナを映したり。

泣かせに来てます。

 

どこを切り取ってもライブの高揚感と感謝に満たされる歌詞ですが、あえて抜くとしたらここですかね。

嬉しくて伝えたくなる
“ありがとう”これからも一緒に
終わらない物語(ゆめ)の続きを行こう
ほんと仲間がいるって 最高!

本当に感動した時に一番思う事って、
「ありがとう」だと思うんです。

 

「こんな経験させてくれて、ありがとう。

 こんな気持ちにさせてくれて、ありがとう。

 夢を見させてくれて、ありがとう」って。

 

キャストさんは当然ながら、ミリシタ運営にも、関わる全ての人達にも。

もちろん、同僚の皆さんにも。

だから、お返ししたくなるんですよ。
返報性の原理ってやつ。

ペンライト振って、少しでも伝わるなら振るよ。

クラップで喜んでくれるなら、腫れあがるまで叩くよ。

まだまだミリオンライブと夢見てたいから、なんぼでもガチャ回すよ。(天井は勘弁)。

 

少しフライングですが、DAY2にて「10thツアー」の発表がありました。

やっと、10周年と言う物語(ゆめ)に道が“架かった”気がします。

そこへミリオンライブが“駆けて”いく姿が見えた気がします。

誰一人“欠ける”ことなく。

みんなが“掛けた”想い、全部まとめて。

夢の先にどこまでも虹を”かける”姿が。

ほんと仲間がいるって、最高ですね。

EN1.セブンカウント

やってくれたな、おい!!

息を呑むとは、まさにこのこと。

サプライズ披露はありそうとは思っていましたが、あの新情報の衝撃で混乱している最中の披露。

素晴らしいね。お手玉がお上手。
モニターにも角ばったお手玉が浮かんでいました。

新情報について細かくは触れませんが、あのPVは全然ダメ。まず、画質がダメ。滲んで見れたもんじゃない。

嘘、メッチャ良かった。メッチャ泣いた。

 

「100という数字で歌詞つくれ」言われて、
「一つを白い心に乗せて」とか人生何周しても出てこないでしょ。

ほんと、化け物。
ごめんなさい、神でした。

中々いないよな、化け物が蔑称になる人。

 

この現実とリンクした『セブンカウント』。
何となく「3.0VISION」感ありません?

ミリオンってアイマスにおいて、”特攻隊長”的なポジションだと思っています。

トンチキ故に賛否もあるかもしれませんが、面白そうなことはドンドンしていってほしいですね。

あと、最後のアイドルカラーで照らされるところは、現地メッチャ綺麗でした。

始まりと終わりのどよめきも大きかった気がします。

EN2.Thank You! -MR remix-

色々書きたいことがありますが、DAY2に回します。

 

あとがき

疲れましたが、DAY2も書きます。

もし良かったら、そっちも見てやってください。

DAY2はこちら。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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