『サウンド・オブ・ビギニング』歌詞考察

ミリオン
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まえがき

つい先日、アイマスのサブスクに

動きがありましたね。

第1弾はシャニ。

11/30 0:00から配信スタートとのこと。

【シャニマス】「アイドルマスター シャイニーカラーズ」楽曲 サブスク解禁日公開! 11月30日(水)0時より順次配信スタート
プロデューサーのみなさん、こんにちは! ゲームを中心に音楽、ライブなど幅広く展開する「アイドルマスター」シリーズ。 シリーズのひとつである「アイドルマスター&

諸般の事情もあるでしょうから全曲が出揃うのは先になりそうですが、“始まった”という事に意味があると思います。

オケマスに始まり、来年2月の合同ライブ。

1曲でも多く楽曲に触れあえる機会を設けていただきたいところです。

 

“始まった”と言えば、ミリオンも同様。

詳細が判明した
「MILLION THEATER SEASON FINAL」。

その始まりを告げるのが、今回考察するこの曲。

それでは、みなさん。ご唱和ください。

『サウンド・オブ・ビギニング』の歌詞考察、

はーじまーるよーー!!!!

サウンド・オブ・ビギニング
作詞:真崎エリカ
作曲:本多 友紀(Arte Refact)
編曲:脇眞富(Arte Refact)

 

考察の前にだよー

1年ちょっとを費やした
「MILLION THEATER SEASON」プロジェクト。

その追加要素となるのが
「MILLION THEATER SEASON FINAL

4つのチーム(♠,,,♣)を混成し、新たに4つのチームに分かれています。

始まりを告げる朝の祝祭
『RisingLight』(♣)

輝かしく光満ちる昼の祝祭
『ShineLight 』(♣)

黄昏の時を想う夕の祝祭
『EmotionLight』(♠)

喜び弾ける夜の祝祭
『FantasticLight』(♠)

登場した順番でチームが組まれており、始まりとお終い()が繋がるようになっています。

 

“季節”と”1日”。

長さは変わりますが、”巡る”という点では同じ。

ミリ9thのロゴも
ChoruSp@rkle!!」の頭文字とも取れますが、
“を意識しているようにも見受けられます。

ロゴが4レーンに分かれているのも、”四季”の表現かと思っています。(ミニ四駆とか言ってゴメン)

「MS2」シリーズ同様、「MTSF」シリーズもセトリに入ってくるような気がします。

シーズンファイナル自体、”武道館”をかなり意識していますし。

 

『Thank You!』から始まった4thライブ。

念願叶った”武道館”での『Thank You!』に開幕から涙した方も多いことでしょう。

もし、本曲が9thの1曲目だとしたら、
「みんなー、始まるよー」で始まる訳です。

10周年を前に「始まる」と宣言する、この成長ぶり。

もし、本当にこうなったとしたら皆さん堪えられそうですか?

私は無理そうです。

 

歌詞考察だよー

忙しいのは良いことだ……

“朝”がテーマという事で、イントロからしてキラキラ・爽やかな印象があります。

ねえ なにが始まるだろう
予想できたことないね
Pop up 星がぶつかるような
出会い その向こうで

「ねえ なにが始まるだろう」
「予想できたことないね」

「始まるよー」言うて、これだからね。
頭ミリオン通り越して、愛おしい。

てか、音源に「始まるよー」入ってないんですね。多分、ライブでは言うんでしょうけど。

ミリオンに触れたことのある方であれば、このトンチキぶりに覚えがあるでしょう。

今年で言えば、間違いなくこれ。
真顔で「ハッ?」ってなったもん。

「田舎のバスの時刻表」と揶揄されたトンデモ企画。

ただ、この「何をしでかすか分からない」部分に私が惹かれているのも事実です。

突飛なこと。
言い換えれば「攻めの姿勢」を見せ続ける「ミリオンライブ」に感謝しています。

そんなP同様に、アイドル達も日々の出来事に翻弄されているようです。

そんな突如ふりかかる衝撃を
「Pop up 星がぶつかるような」と、ここでは表現しています。

「朝」という設定。
ポップな曲調を察するに、「トーストかじりながら走って、曲がり角でドーン!」みたいなコミカルな絵面が浮かびます。

 

Eyes ピント合わせ望遠鏡
どんな未来が見えても
Voyage さあ勇気と旅立とう
まっさらな朝陽まとって

アイドルとして成長してきた彼女達。
その成長はコミュの中にも描かれていました。

その一つが”視野の拡大”です。

余裕ができたからこそ、一息ついて周りを見る事も、遠くを見通すこともできるようになっています。

視野が広いことは当然メリットではありますが、“見なくていいものが目につく”というデメリットも同時に存在しています。

それが
「どんな未来が見えても」の歌詞に表れています。

ここで一コミュ作れそうな不穏さがありますが、続く歌詞は底抜けに明るいフレーズ。

「朝日と勇気をカバンに詰めて旅立とうぜ!!」的なニュアンスです。

朝らしい希望に満ち溢れた歌詞ですが、彼女たちの底抜けの明るさの根源が次の歌詞に描かれています。

 

“カエル”ってだいじだよ

叶えたい幸せの
バリエーション増えたけど
そう 不変のこともある

例えばそれは君の手を
離さずにいたいこととか
Try! 夢見たいこととか

視野が広くなったが故に、叶えたい幸せも増えた。

前述の「どんな未来が見えても」のメリット部分と言える歌詞です。

酸いも甘いも経験した彼女達ですが、その中でも不変のこともあると歌います。

それが

それは君の手を離さずにいたいこと
Try! 夢見たいこと

 

選択肢が多くなろうと、確たる幸せの形がある。
だから、あれもこれもと手を伸ばせる。
無茶苦茶できる。

「どこへでも行けるのは、
ただいまって帰れる場所があって、
そこで笑ってくれる人がいるからかなって」

『アニメ「アイドルマスター」第24話 夢』

この一幕が浮かんできました。

アニマス見ていない方は是非見てみて下さい。

個人的には20話と甲乙つけがたいほど好きです。

挿入歌『さよならをありがとう』が胸にしみます。

 

直近のミリオンでも、これと似たシチュエーションがありましたね。

それが現在の
「MILLION THEATER SEASON」というプロジェクトです。

劇場を飛び出し、各地に笑顔を届ける。

そして、最後は劇場のお膝元「首都エリア」での凱旋公演。

グリマスやCDシリーズとしてはありましたが、これだけ大々的に打ち出すのは初ではないかと思います。

地方巡業を終えたタイミングで出された本曲。

「MILLION THEATER SEASON FINAL」の始まりを告げる曲でもありますが、

“原点”に思いを馳せる曲でもあるなと感じます。

ミリシタ内では”劇場”に戻り、
リアルでは”武道館”へ戻ってきた。

今ミリオンライブが置かれている状況そのものです。

やっぱ、9thのオープニングナンバー、これじゃね??

 

初めての世界 また追いかけて
Let’s go 飛び込もうよ
無限大の Happy その兆しのよう
ほら 響く”オト”が
Say Hello to the fine world
呼んでいるよ Shiny dream!

帰る場所が変わらないからこそ、ここまで能天気に飛び込むことができるのでしょう。

無限大の”try”があるから、
「無限大の Happy」がありうるということです。

 

以下、耳コピです。

オケマスで鍛えたはずですが、ダメでした。参考程度に見てください。

ねえ どこにいたとしても
グッと瞳は開いて
Wake up 新しい眩さを
いっぱい受け止めたい

???? 無数の朝露が
???? 街中照らして
So good ワクワクより ????(おかず??)
次の場面を彩るように

運命??は移りきって 
そっちへ行っちゃうのかって
そう驚くこともある
だけど1ミリも怖くない
むしろ前のめりで行きたい
イエス 大好きを辿って

この「むしろ前のめりで行きたい」を琴葉が歌ってるのが、すごくいいと思うんです。

石橋を叩いた末に
「石橋を叩かず渡るの禁止!!」。

とか注意喚起するのが、琴葉だと思うんです。

そんな琴葉が「むしろ」。

喜々として進みたがるんですよ。
流されることを覚えた訳ですよ。

担当でもないですけど、印象に残りました。

煌めくよ世界 カーテンの向こう
太陽語るように
トラベラー達はもう分かってる
Sing Show?? そこで待つよ
Say hello to the music
出会いに It’s so new dream??  

ここのサビ前の上がっていくメロディーがすごい好き。高揚感ハンパない。

 

忙しいのは良いことだ。

初めての世界 また追いかけて
Let’s go 飛び込もうよ
コンパスはいらない 誘うよストーリー
ほら 響く”オト”が
Say Hello to the fine world
呼んでいるよ Shiny dream!

1番サビと同じかと思いましたが、着色部分だけ差異があります。

わざに変えてくるという事は、重要なメッセージだろうと考えます。

地図なんかないけど 歩いて 探して
君に渡せたらいい

『アイラブユー』backnumber

“朝”つながりで。

現在放映中の朝ドラ『舞いあがれ!』主題歌『アイラブユー』の1フレーズ。

両者ともに”コンパス”や”地図”といった目的地を指し示すアイテムを持っていません。

一見トンチキなことをしていますが、旅に対する目的がそもそも違います。

“目的地に着くこと”が目的ではないんです。

“旅をすること”が目的なんです。

知らないものに触れて、刺激を受ける。
知らない場所で、新たな幸せを見つける。

行く先を指し示すものがあるとすれば、それは自分の内から溢れ出る“オト”。

高鳴る鼓動は、嘘はつけないという事です。

 

原点に戻ってきた彼女たちは、いつだって飛び立つことを願っています。

そんな彼女たちのためにも、居心地の良い場所を守り続けていきたいですね。

 

あとがきだよー

「MTS」って名曲しかなくない?
というレベルで良い曲が多すぎます。

こんなんが毎月続くなんて、また始まるなんて、つくづく幸せだなーと思います。

「オケマス」を筆頭に、今年も様々な「はじめまして」がありました。

これだけ長いことしてるアイマスでさえ、まだまだ未知の領域がある。

有難いことですね。

これからも「はじめまして」が尽きぬよう。

胸の高鳴りを絶やさぬよう。

精一杯、プロデュースしていきたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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