まえがき
何の脈絡もありませんが、 本気出して考えてみた。
765プロのアイドルに歌わせたい、
ポルノグラフィティ楽曲52選+α
だいぶ長々と書いていますが、私の書いた文章は読まなくて結構です。
画像と音源はかき集めました。
それぞれの「はじめまして」を大事にしていただければと思います。
そんでもって時間が許すのであれば、どうか恵んでいただきたい。「片手でリンゴ潰せそう」とか何でも構いませんので。
あと似たような人がいたのでこちらもどうぞ。
カバー曲52選
天海春香

トレードマークは頭のリボン、
天海春香。
「無個性、リボンが本体…」
こんな言葉が付きまとうくらいには春香は”ふつうの女の子”。
「アイドルマスター」は20年を超える年季の入ったコンテンツで、数えるのも億劫になるくらい多くのアイドルがいます。
とかく「ふつう」の春香は、決して目立つような何かを持っている子ではないんです。
だからこそポルノ随一のメッセージソング
『ギフト』が刺さる。
「生まれながらの才能」=「神様からのギフト」となぞらえた楽曲。イントロからして訴求力やべぇ。
信じてみることが甘いかどうかなんてさ
自分の舌で舐めてみなけりゃ がっつり噛みつかなきゃ分かんない
ギフトとは「贈り物」です。
それなら大事なのは”その中身”ですね。
「ガワなんて賑やかにしすぎねぇだろ?」というメッセージを、「ふつう」に見えるままで「アイマスのシンボル」となった天海春香が歌う。
そこには強烈な説得力が生まれる予感。
春香には「後ろまでちゃんと見えてるからね~」という口癖があります。
ご自慢の千里眼であなたのギフトさえ見透かし、
今行かなくちゃ
駆け抜けなくちゃ
心さえ軽やかに行けたら
あなたの背中に翼を授けるでしょう。
如月千早

765プロが誇る歌姫、
如月千早。
昨年は「THE FIRST TAKE」にも出演し、今冬には「単独武道館公演」も成功させたアイドル。
晴れて「武道館アーティスト」の名誉に与った彼女には、当然”聴かせる楽曲”で勝負させたい。
息の詰まる鈍重なバラード
『証言』を選出。
騒々しいくらいに希望を歌ってた鳥たちは遠くに行ったのか?
という千早みを感じる歌詞もあるように”喪失”を描いた重苦しいバラード。リリースがコロナ禍だったこともあって、胸に迫るリアリティを感じさせました。
ダークな展開にブルーになりそうなものですが、本曲が謳い上げるのはその真逆。暗闇だからこそ増す“小さき灯の存在感”。
つまり、
ふと見た空には光る星たち
一つも揺るぎのない光り
千早の集大成ソロ曲『細氷』と同じ構図をしている、ということです。
やはり千早にはこういう曲を歌ってほしい。光でも闇でもなく「光り」。そういった楽曲をね。
星井美希

「ポルノのラテンにハズレなし」
ポルノ界隈にはこんな格言がございます。
それと同様に
「美希の失恋ソングにハズレなし」
これもまたアイマス界隈に古来より伝わる至言です。
失恋ソングの女王、
星井美希。
彼女には”ハズレなし×ハズレなし”の黄金カバーで、私のタガを外してほしい。
「晴一文学の金字塔」との呼び声高い
『ジョバイロ』をおいて他になし。
ちなみに、晴一とは”ギタリスト新藤晴一”のことです。
では問題。
どちらが晴一でしょう?
タイトルはスペイン語で「Yo Bailo(私は踊る)」の意。
糸も切れたのに踊らされているマリオネット、みたいな曲です。喜劇にも悲劇にもなれないってのは辛いね。
人は誰も哀れな星 瞬いては流れてゆく
生来のスター気質たる美希には、堕ちる楽曲がいたく映える。
神聖が犯される背徳感、
「美希を失恋させる人間がいる」という敗北感。
様々な要因はあるでしょうが、
私が言えることはただ一つ。
人は誰も、美しいものを歪めたくなるのさ。
ぜひ聴いてみてください。
地味にサビのクラップが楽しいですよ。
萩原雪歩

清楚可憐なシャイガール、
萩原雪歩。
スコップ片手に日々を過ごしてきた雪歩は、よく「花」に喩えられます。
「こんなダメダメな私が~」と弱音を吐きながらも、20年咲き続けた強さ。
弱さの中に強さを見るとき、人は勇気をもらう。
「花」をモチーフにして
「弱さ」と「強さ」を描いた楽曲。
そんな都合のよい楽曲が、ポルノグラフィティ広しと言えどもあるのでしょうか?
そこに咲いてるだけで こんなにも美しい
強さと弱さを持つ花よ
そんな都合のよい楽曲はあります。
さすがポルノグラフィティ、この世のすべてを歌にしているに違いない。
儚げなピアノイントロからサビで花開くさまは、まさに『フラワー』。
“ボーカル岡野昭仁”の卓越した表現力と、鍛え上げた喉力。その両方を堪能できる一曲です。
雪歩が歌うならそうですね……
声を張り上げない、しっとり奥行きのある歌唱がいいんじゃないでしょうか。
高槻やよい

みんなの妹、
高槻やよい。
2021年から大阪府高槻市の「たかつき観光大使」を務めています。市内には「たかつきやよいライナー」なる痛バスが走っていたり、地元では「やよいちゃん」と認知されるなど中々の仕事ぶりを発揮中。
人様の懐に入り込むことにかけては天賦の才を持つ彼女。代表曲『キラメキラリ』のように誰彼かまわず盛り上がれる爆アガリ曲を選びたい。
2025年の暮れにリリースされた新たな爆アゲソング『Shake Hands』で、やよいとハイ!ターッチ!!イエイ!!!
一度聴いたが最後、三日三晩は「シェシェイ シェケーン♪」と口を突いて出る魔曲。熱帯夜のようなむさ苦しさがたまんねぇ夏ソングです。
シェイクハンドしながらツインテールぶんぶん振り回してるやよいの姿を感じてほしい。
菊地真

黒帯初段のイケメン美少女、
菊地真。
見りゃ分かるイケメンゆえ、非常に女性人気の高いアイドルです。
「カワイイ」を熱望している真には悪いけども、やはり彼女を引き立てるのはカッコいい曲。断腸の思いでメチャクチャかっこいいカバー楽曲を探しました。
最終的には全く毛色の違うバラードに辿り着いたけども。
真には
『カゲボウシ』がいいね。
助産師ものドラマの主題歌として制作された経緯があり、「一歩引いたところで支えてくれる、母親のような曲」をイメージして作られています。
「カゲボウシ」というタイトルがとにかく秀逸で、リスナーそれぞれの”カゲボウシ”を重ねてしまう。かなりレンジの広いラブソングになります。
会いたくなったら 思い出して
僕はずっとキミのカゲボウシ
真のキャラカラーは“黒”、
そして一人称は“ボク”です。
まるで“真がバックハグしてくれている”かのような包容力を感じられる逸品。個人的にはかなり気に入っているカバーです。
アイマス抜きにしても、こういう楽曲は知っておいて損はありません。ふとした瞬間に”宝物”に化けるから。
ぜひ聞いてみてください。
水瀬伊織

ツンデレ令嬢、
水瀬伊織。
「CV:釘宮理恵」の鉄板ツンデレアイドル。きっとあなたのツンデレ欲求を満たしてくれることでしょう。
性格的にも家柄的にも”上から目線”の物言いが目立ちますが、それに見合うだけの”高潔”も嗜んでいるレディー。
ツンデレというよりは「女王様」といった気品さえ感じさせます。
生意気でいて器量の深伊織。
そんな彼女には『Ouch!!』が面白い。
信じてるし男の甲斐性もわかっている
だけどいつも心にアタシが居て!!
複雑怪奇なWoman’s Heartを”女性目線”で描いた楽曲。サビだけでなく全体を通じて“ツンケンした口語歌詞”が特徴である。
もはや「伊織ソロ曲」としてお出しすべき逸材。マジで違和感が仕事しない。伊織が言わなさそうな
Ouch!!
のシャウトも良きフックになるでしょう。
カバーを検討するというのであれば、靴でも便座でも舐める所存。
四条貴音

みすてりあすなぷりんせす、
四条貴音。
「銀色の女王」の二つ名があるように銀髪がマブいアイドル。唯一無二の”艶やかな声”は一度でいいから堪能してほしい。

「とっぷしーくれっと」の多い彼女は鋭い慧眼の持ち主でもある。
自分を見せず他人を暴く彼女には、カバー楽曲くらいは”我々の気持ち”を味わっていただこう。
貴音の
『瞳の奥をのぞかせて』。
煽情的なヴァイオリンの音色がたまんねぇ一曲。
「金髪鬼軍曹」で親しまれる”ヴァイオリニストNAOTO”の面目躍如がすごい(すごい)。ポエティックな歌詞も美しい(美しい)。
こんなにもあなたのことを想ってるのに
時々どうしようもないほど憎くなる
情念めいた声出させたら貴音の右に出るアイドルはいない。
情念に顔を歪めて、
幽鬼の如く歌い上げてほしい。
秋月律子

裏方志望のしごできアイドル、
秋月律子。
彼女を演じる中の人は御年51歳。リアルライブでステージに立つキャストとしては最年長です。
がしかし、その運動量豊富なパフォーマンスはいまだ健在。アイマス界の長友です。
何をカバーさせるか非常に迷いましたが、ここは2025年”NEI”にて披露された『Discord Area』。
あの”生き様”を補強するカバーとして、
『OLD VILLAGER』を推したい。
“ギターが鳴らない時代”の到来を危惧したポルノグラフィティが、それでも“ギターの鳴る音楽”で生き抜いていく。そんな覚悟を叫び倒すハードロック。
彼らにとってギターとは夢を描くペン、時代に活路を見出す剣なのです。
我こそこのムラの生ける伝説
OLD VILLAGER
ムラは違えど、各々「伝説」と呼ばれるに相応しいベテラン同士。いついつまでも「時の最先端」に飢えた姿勢を見せてほしい。
古臭いものが最先端に躍り出る。
そんなことは往々にしてある。
時計の針はいつか、同じ場所に戻ってくるようにできているのだから。
三浦あずさ

どたぷ~ん、
三浦あずさ。
「運命の人に会う」を理由にアイドルを志した21歳。年頃の女性らしい切ないラブソングを歌わされがち。
あと中の人がオーケストラを従えて歌うくらいには歌ガチ勢。
歌唱力に任せてバラードを歌わしたくもあるのですが、ブリブリした可愛らしさを捨てるのももったいない。
非常に悩む。
なので両方取ろう。
『9:02pm』を『ラ♥ブ♥リ♥』で割った
『ワールド☆サタデーグラフティ(★★★)』が適任。
タイトルの通り「世界各地の土曜日の女性」を切り取った切ないパーティーチューン。
土曜日なのに雨だね
ここは東京なのにひとりだね
土曜日なのに誰にも誘ってもらえない哀愁。それを振り払うようにサビで繰り出されるワイパー。
物悲しい世界観とは裏腹に、非常にライブ向きの楽しい楽曲です。
年頃女性のあずささんが歌うことで、おもに女性に刺さるカバーになるでしょう。
デュンヌさん(アイマスにおける女性ファンの総称)には是非聴いていただきたい1曲。
双海亜美

ちょっとおませなお年頃。
双子アイドルの片割れ(妹)、双海亜美。
ヤンチャざかりな彼女のソロ曲には、電波曲やハイテンポなナンバーが連なります。リアルライブにおいても縦横無尽に遊び倒すのは彼女の十八番。
一二を争うおふざけロックンロール
『稲妻サンダー99』を与えよう。
タイトルの「99」は、曲の長さが99秒、自身の99曲目を指しているとのこと。
ジャパーン ジャパン おーニッポン
ジャパン ジャパーン ハッ ハッ ハッ
ふざけた歌詞だと思われるでしょう。
安心してください。
全文ですよ。
いまだにどういう気持ちで聴けばいいのかよく分からない曲。亜美のオモチャにいいんじゃないでしょうか?
双海真美

ちょっとおませなお年頃。
双子アイドルの片割れ(姉)、双海真美。
“双海亜美”と同じくヤンチャな彼女。
ですが「なんとなく思春期に片足つっこんでんじゃねーか?」みたいな空気を醸し出すことがあったりなかったりするような気がしないでもない、という噂を聞いたことがある。
亜美との差別化を図るためにも、”青春要素を押し出したハチャメチャソング”がいいでしょう。
誇大で等身大なラブソング
『Sheep ~ song of teenage love soldier ~』としよう。
副題にもある通り”10代の恋の戦士たち”が主役。
「恋=闘争」に見立てた世界観は
『WOW! I NEED!! ~シンギングモンキー 歌唱拳~』と瓜二つです。
そもそもタイトルの雰囲気がよう似とる。
「俺も男だ 戦場に行くんだ」
大袈裟に奮い立たせよう
とんでもなく大袈裟な台詞ですが、13歳の彼女が歌うのであればそれなりの信憑性を帯びさせましょう。こんなセリフ実際言ってそうだし。
我那覇響

ハイサイ!
我那覇響。
小麦色の肌と名前とご挨拶でお察しの通り、沖縄出身のカラッとしたアイドル。
ハムスターとヘビとシマリスとオウムとウサギと猫とワニと犬とモモンガと一緒に暮らしていますが、そんな彼女自身も「自分、カンペキだぞ!」が鳴き声の小動物みたいなトコある。俺がムツゴロウさんだったら撫でまわしてるね。
そんな愛くるしい彼女には“シリアス楽曲をこなすギャップ”という魅力があります。かく言う私もその内の一人。
第2、第3の私を生み出すためにも、エッジの効いた楽曲を選びたい。
近年ポルノライブの定番曲
『THE DAY』をチョイス。
『僕のヒーローアカデミア』第1期OP。F1の排気音と勘違いする昭仁さんの歌声。波濤のようなバンドサウンドが全身を叩くロックナンバー。
対となる楽曲『THE REVO』がヒロアカ最終期のOPを飾ったことも界隈を賑わせました。
非常階段で爪を研ぐ 明日はどっちだ?
THE DAY HAS COME
何かが始まる時、何かを変える時――
そんなタイミングで聴いてみてください。
必ずやあなたの「THE DAY」のお役に立てるでしょう。
春日未来

我らがセンター、
春日未来。
ミリオンライブは「AS」と「シアター組」の2つに分けられるアイドルグループ。トニセンとカミセンでV6、みたいな話です。
一時代築いた「AS」。
その後輩として産声をあげた「シアター組」。
未来はシアター組のセンターとして内外で露出が多く、「ミリオンライブの顔」と言っていい存在です。
メジャーデビューシングル、
『アポロ』を重ねたい。
初期ポルノは楽曲の多くを「ak.homma(本間昭光)」という偉大なプロデューサーが手掛けています。その甲斐もあってデビューいきなしロケットスタートをかましました。
「自分たちで書いていない楽曲で名が売れる」
その威光は永らく”コンプレックス”として影を落とした、と後年のインタビューで語られています。
ポルノグラフィティとミリオンライブ。
実は両者には「先達のネームバリューを借りていた」というネガティブな共通点があります。
だからこそ、
僕らはこの街がまだ
ジャングルだった頃から
変わらない愛のかたち探してる
ミリオンを代表して、未来にこのフレーズを歌ってほしい。手段と目的を違えちゃダメよ。
やはりミリオンはジャングル。
ジャングルこそがミリオンの活きる路。
最上静香

私には時間が無いんです、
最上静香。
ワケあって彼女には時間がありません。
代名詞ソロ曲『SING MY SONG』は「時間を止められたなら……」という苦悩を描いた物語であると同時に、それでも「時計を進めること」を誓った壮大なバラードでした。
その誓いへの報いとして
『Search the best way』を歌わせたい。
ポルノグラフィティは元々3人組のロックバンド。脱退したメンバー”Tama”が残した「唯一の作詞曲」が本曲である。
脱退直後初となる2人態勢ライブで本曲がOPを務めたみたいですが、ポルノの2人にも静香と同じような「時間」への逡巡。
そういったものがあったと推察されます。
だけど時計を進めなければ
出会えない未来があったの
『SING MY SONG』未来まで待ち伏せしてしまうくらいに
光のにおい する方 走って行くんだ
『search the best way』
ミリオンライブ開始から10年も経ち、静香の悩みもそれなりの形で解決しつつあります。
これくらい”清潔な衝動”が、今の静香なら歌えるんじゃないかな?
ちなみに中の人はポルノファンらしい。喜んでくれるやろか?この選曲。
伊吹翼

甘え上手な14歳、
伊吹翼。
大体のことはそつなくこなす天に愛されたアイドル。才能にかまけてやる気出さないのが玉に瑕。あと声がカワイイ。
彼女のハイトーンボイスを生かして『メリッサ』を候補にしていましたが、中の人が”広島出身”ということで少し違う観点からカバー楽曲を選出した。
「G7広島平和サミット2023」応援ソング
『アビが鳴く』を届けてほしい。
題名にもなっている「アビ」は、広島の県鳥である海鳥のこと。世界遺産”厳島神社”を思わせる歌詞も登場するなど”ヒロシマ”を色濃く描いています。
世界がどんなに変わっても平和を祈る想いだけは
百年先に生まれる子らと同じでありますように
厳島神社で「奉納演奏」として披露されたこともある静謐なロックバラード。「平和ソング」と侮るなかれ。クオリティやばすぎる。
広島出身のポルノグラフィティにとって、ロックンロールにとって「平和」は欠かせない要素。逆算的な選出となってしまいましたが、翼にもその一翼を担ってほしい。
いちおー劇中劇で「闇桜アビー」なるニアミスした役どころを演じたこともありますし。言うてニアミスちゃうか。
田中琴葉

野球に親を殺されたアイドル、
田中琴葉。
琴葉を一言で表すなら
「完璧主義者」。
求められているものを機敏に察する頭脳。
十分に配役を演じきる演技力。
生来の気質と鍛え上げたスキルは、彼女を多くの”虚飾”で彩っていきます。
ソロ曲でうんざりするほど描かれる
“ホントウノワタシ”。
そうした懊悩は、現代社会を生きる我々にも共感できる悩みです。
そんな彼女だからこそ、
『君は100%』を十二分に演じきってもらいたい。
完璧なストーリー 最高だと思っちゃうけど
失敗の次にある成功が何よりも勝って
「完璧」とは「キズ一つない宝玉」を指す故事成語。
ですが、本曲は「君は(何があろうと)100%なんじゃ!」といった一味違う「完璧」ソング。キズにだって価値があると思わせる全肯定ソングである。
琴葉最新ソロ『Sing a Wing Song』は「やってみたことに無駄はないんだよ」という不完全主義の萌芽を予感させるものでした。
最初からハッピーエンドの映画なんて、3分あれば終わっちゃうだろう?
その事実に琴葉は気づきつつあります。さらなる飛躍を感じさせるカバーになることでしょう。
あと個人的には、
だけど最後に残ったものはよく磨き込まれて キラリと輝ける君にとって宝物になるんだ
『君は100%』迷いながら 手放せなかった 夢なら本物
『朝焼けのクレッシェンド』
琴葉にとって珠玉のフレーズも包含されているのが、決め手になったかな。
島原エレナ

ブラジル育ちのサンバガール、
島原エレナ。
「光合成してんちゃうか?」ともっぱらの噂のロングヘア―が目に優しい。あとでけぇアホ毛も愛おしすぎる。
エレナにはひたすら明るい『幸せについて本気出して考えてみた』を歌っていただく予定でしたが、私の手癖でダークな要素が混入してしまいました。
アンダーグラウンドなディスコ曲
『ネガポジ』で狂乱へ誘う。
個人的最強アルバム「∠TRIGGER」収録の楽曲。SNSのアカウント名や何かしらのハンドルネームに「∠」つけてるのは大概ポルノファンだと思ってください。
タイトルにある「ネガポジ」は「ネガティブ」+「ポジティブ」の略語。写真の世界では「色や明暗を反転させる表現技法」のことを指します。
我らは嫌になるほど
気質生真面目JAPANESE
このフレーズをエレナが言うのあちぃ~。パッと見ジャパニーズっぽくないしジャパニーズらしからぬ陽気なエレナが「嫌になるほどJAPANESE」って言うのあちぃ~。ネガりがちな純日本人に発破かける構図あちぃ~。
よくよく考えると現実逃避してばっかの曲なんですが、海堂さんもドヤ顔で言ってたからね。
「”現実”ごときが俺の意志には追い付けない」って。
現実逃避って素敵。
FOREVERしようぜ。
佐竹美奈子

料理上手な投げキャラ使い、
佐竹美奈子。わっほーい!
実家が中華料理店ということで料理の腕はピカイチ。一家に一人ほしいタイプのアイドルです。
人を太らせるのが得意(好き)で、彼女が発した「動くとカロリーが逃げちゃいますからね!」はデブ界隈に甘露の如く降り注ぎ一滴のこらず平らげられたとか。
頻繁に”食”をテーマにした楽曲を取り扱う彼女には、たまには中華以外のジャンルを開拓していただきましょう。
『オニオンスープ』を、ご賞味あれ。
僕らが難しい顔で抱え込む
あれやこれやなど美味しい時間に敵わない
ソロ曲『あたためますか?』を思わせるハートフルな一品。
実はほろ苦い楽曲なのですが、そんなことは気にならないくらいに胸があったけぇ。聴き終わった頃には、頬を温かいスープが伝っていくぅぅ。
同じくスープ曲の『約束の朝』、三段重ねどころか業務用アイスクリームお出しされそうな『スパイス』なんかも候補ではあった。
所恵美

元読モのオシャレ番長、
所恵美。
アイマス界隈では「ギャルの名産地」として名高い埼玉県で採れたアイドルです。
ギャルらしくカラッとした性格をお持ちですが、それと同じくらい”湿度”も魅力的。恵美が曇ることを俗に「にゃはる」と言います。
「美しいものは歪めなければならない」
これは大自然の摂理です。
湿度越えてカッピカピの
『MICROWAVE』でホクホクしたい。
世間一般のポルノグラフィティのイメージと言えば『サウダージ』や『アゲハ蝶』などのラテン。あるいは『ハネウマライダー』,『アポロ』などのポップスイメージが先行するのではないでしょうか?
しかし、多士済々のアレンジャー陣が手掛ける
“エレクトロナンバー”。
これが近年のポルノグラフィティを支える大きな武器の一つです。
凍えたピザ 渇いたハム 涙 古い記憶 純情のようなもの
生ゴミと同列に語られる
「古い記憶」と「純情のようなもの」。
恵美らしいオシャレEDMが鳴り響く本曲には、時間に取り残された”惨めさ”も混在しています。サウンドと歌詞の不和不和鈍々したカンジがたまらん。
この曲をカバーするとなれば、いくら録音とはいえ
「エロイ動画」,「アンダーヘア」
と恵美が口にすることになります。顔真っ赤にしてレコーディングしてほしい。
余談ですが恵美には”アイドルになったが故に疎遠になった友”がいます。
そういった要素と彼女のバラード適正も踏まえて『そらいろ』も最終候補ではあった。
徳川まつり

ほ?ほ?ほ?
徳川まつり。
見事な横ロールが麗しいガーリーアイドル。最近は姫ロールも嗜む模様。一人称は「姫」。
ソロ曲で歌われてきた「まつり」という「非日常」のキラキラ感、フワフワ感。
そういったものを纏いつつも異なる「まつり曲」を提案したい。
『素敵すぎてしまった』で、”後の祭り”まで楽しませてほしい。
そうか これはその罰だろう
夢を見終えた暗闇なんだろう
素敵すぎて“しまった”ゆえに日常が褪せる、といったミディアムバラード。晴一さんはこの曲を「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉で形容しています。
ストリングスの優美な音色に騙されてしまいますが、レトリカルな歌詞は得も言われぬ”空虚”を感じさせます。ぜひ歌詞と共に聴いてほしい。特に2番。
ミリオン一のお祭り女だからこそ、祭りの成れの果てまで面倒見てほしい。
それも含めて「人生はフェスティバル」なんでしょ?
箱崎星梨花

ミリオンが誇る”すごいですマシーン”
箱崎星梨花。
見たら分かる天使。
だが油断するなかれ。
2022年9月28日
『きまぐれユモレスク』爆誕
ある日を境に”わるい子”として頭角をメキメキと現しだした彼女。ミリオンライブ10年を目前に彼女は様変わりした。小悪魔なんて生易しいものではありません。すごいデス魔神です。
善性と悪性。
相反する性質を合わせ持つ彼女には、
相反する顔を持つ『オレ、天使』を献上。
「あー、オレ天使。そうエンジェル。」
の口上から始まる癖つよナンバー。
「どう考えてもお前天使ちゃうやんかぁ?」
と悪態つかざるを得ません。
星梨花が歌うならご自慢のウィスパーボイスでピュアピュアに披露していただきたい。なぜなら、シニカルでニヒルでナチュラルに人様を見下した歌詞が、より映えるから。
オレは天使?オレは詐欺師?
さあ、どっちだ?
これは現代の踏み絵。
「どっちのわたしが、スキ…ですか?」という究極の二者択一を迫るカバーになります。
『Devil in Angel』というピッタリな楽曲もあるにはあったんですが、どちらかと言えば”Angel側”に聞こえる曲なので今回は見送りました。
どうやら僕の答えは出ているらしい。
野々原茜

うざくてかわいい、
野々原茜。
彼女を形容する上で「うざい」の一言は非常に重要。
プロレス界に「悪人にヒールは務まらない」という言葉があるように、「うざい」と「不快」は似て非なる言葉。
そこには”超えてはならない一線”を理解している善性が巧妙に隠されている。
目立ちたがりで人様の心に土足で上がり込んで勝手に冷蔵庫開けていくような茜。ですがその狼藉には
ここまでならOKだよね?隠してるのもったいないよね?引っ張り出しちゃっていいんだよね?ねぇ、ねぇ、ねぇってばぁ~?
一線と空気を理解した上での”うざさ”が感じられます。
そう、彼女の魅力は
“受けの美学”に通ずる寛大な精神構造にある。
であれば厚かましいコーレス曲
『エピキュリアン』と相性抜群だね。
この世界の煌めくものを
ボクは放っとけないよ
何よりこの目で確かめたい
厚かましい”おねだり”と、触発される「Wow Wow」コール。
その応酬はさながら、”茜ちゃんとその他大勢のゆかいな仲間たち”が織り成すプロレス、といった様相を呈するでしょう。
胸を熱くさせるヒューマンドラマが感じられるはずだ。
望月杏奈

ONはアイドル/OFFは怠惰る、
望月杏奈。
最近気づいたんだけど、「ビビッときてONになる」って何かエロイ概念じゃないかと思う。
二面性、兎、ゲーム……そういった属性があるので、どれを取るか迷った。でもどれもしっくりこない。
ここは奇をてらわずに”アイドル望月杏奈”らしいアッパーなフロアチューンを選ぶ。
『Century Lovers』で、ガンガンいこうぜ!
アイマスにおける「PPPH」に相当する「Fu-Fu-」コールが堪能できるライブ曲。
本曲の前には通称「Before Century」と呼ばれるひたすら「Fu-Fu-」叫ばされる時間もあったりします。是非とも一度は体感してほしい。
曲中に出てくる「ボブ」と「ジョン」は、それぞれ「ボブ・ディラン」と「ジョン・レノン」という歴史に残る偉人たち。
ですが何ということでしょう。
杏奈が歌うと”NPCのようなモブキャラみ”を感じられるではありませんか!
「地球を少しだけ廻せたら 夜をちょっとだけ長くしてさ」も夜更かし好きな彼女にはピッタリ。
印象的なデジタルサウンドも彼女に調和するでしょう。
ロコ

ベリベリアーティストアイドル、
ロコ。
芸術一家に生まれた芸術家肌な少女。彼女が紡ぐ”ロコ語(≒ルー語)”は、それなりの頻度で私の脳みそを苦しめます。
しかしそれは彼女なりの自己表現の賜物。「自分らしさ」の表現活動の一端に過ぎません。
そう考えるとロコナイズされた事物というものは、ロコの生の躍動を感じさせる愛くるしさに満ちています。
まぁ要するに言いたいことは
「ちょっと何言ってるか分かんないピーチクパーチクした曲」。
そんくらいがロコらしいということです。
散文的で意味不明、だけど勢いがスゴイ
『Mr.ジェロニモ』。
このソングでファイナルアンサーです。
そこにShe 現る!! 多面な相 両の目 止まる He finds a new love 自分と同じ刹那の匂いを嗅ぎ取った Smell like a beast これはデスティニー 間違いない 染まるピンク&レッド どっちでもいいや それはSoul レディ 共存降臨 飽和な愛は シャラップ&ダンスでぃ
ロコとしてはかなり珍しい曲調ですが心配ご無用。
ピーチクパーチクケンケンゴーゴーノリノリで歌っている姿が、俺には鮮明に浮かんでくるんでぃ。
七尾百合子

妄想文学少女、
七尾百合子。
読書をこよなく愛し、妄想気質のある少女。
『ドリーマー』や『君の愛読書がケルアックだった件』などを候補としていましたが、ちょっとベタすぎる。ここは彼女らしく冒険の旅に出てみよう。
“ある時代 ある場所”を舞台とした物語
『カルマの坂』をどうぞ。
あらすじは「今日食べるものにさえ困っている少年と、遠い町から売られてきた美しき少女」を描いたボーイミーツガールもの。
「結局ベタやんけ!」と思われるかもしれませんが、ところがどっこい。
最後の一振りを少女に
とても不穏なラストシーンで、物語は幕を閉じます。
どんより”濁った”世界観の楽曲ですが、随所に”風吹く”清らかさがあるのも特徴。
王道アイドル寄りの百合子にとって挑戦的なカバーになるでしょうし、決して隠せやしない透明感も表現できる良カバー。
コアなファンの多い楽曲です。
是非一度お試しを。
高山紗代子

熱血!熱血!熱血!
高山紗代子!!!
「血が沸騰すんじゃねーか!」と心配になるくらい頑張る17歳。
それだけさせる憧れを抱えているわけですが、それと同程度あるいはそれ以上の劣等感や焦燥感。そういったものも彼女の全力疾走の原動力だったりします。
そこらへんは代表曲『Only One Second』を聴いてほしい。
不安を拭い去るように頑張る紗代子だからこそ。
紗代子みたいな人に贈る応援歌
『テーマソング』が強烈なシナジーを生む。
かねてより「応援歌は得意ではない」と公言している晴一さんが作詞した純然たる応援歌。その背景には”コロナ禍”がある。
フレーフレー この私よ
そしてフレー 私みたいな人
あの暗闇の中で聞こえた”声援”は、まさに音楽の力、エンターテインメントの”意義”そのもの。
後半に配されたシンガロンパートなんかは「アンタらといつか歌いたいんじゃ!愛してるぜベイベー!」といった趣さえある。
「ミリオン7thライブ」が、「Reburn」と銘打ったように。
コロナ禍のポルノ界隈を熱くさせ続けたのは、間違いなくこの曲でした。
奇しくも紗代子をリーダーとしたTeam5th『バトンタッチ』には「頑張れ!」ってきっと 愛してるって言葉というフレーズがございます。
“頑張る”の力を誰よりも知っている彼女だからこそ、
頑張れ!
この一言に強烈な”熱”を感じさせるはずです。マジで聴きてぇな~……
余談ですが、『キング&クイーン』もかなり捨てがたかった。
「グラチャンバレー2017」のテーマソングに起用されただけあって、”夢”とか”バレーボール”要素のある楽曲。「超ビーチバレー」文脈と絡められるだけに最後まで悶々とした。
松田亜利沙

アイドルとオタクの狭間で蠢く者、松田亜利沙。
会いに行けるアイドル、というより、アナタの隣に座ってるかもしれませんなアイドル。
ドルオタがアイドルの世界に飛び込んだもんだからさぁ大変。オタク特有のムーブメントで笑いと親近感を届けてくれるおもしれ―女。
その一方“アイドル松田亜利沙”だけは推せないという自己肯定感の低さを抱えているなど、オタク気質以外はただの美少女です。稀によくエモい方面でバズるお。
それはそれとして、彼女にはねちっこいラブソングを歌わせたい。面白そうだから。
ビーチサンダルを履いた指にはさまる砂のようにまとわりついて離れない『見つめている』を熱唱してもらおう。ねちねちと。
Vo.岡野昭仁が初めて作詞・作曲を手掛けた楽曲。当時話題になっていた「ストーカー」や「異常愛」をテーマに描かれています。
2019年に制作当時を振り返った昭仁さんは「どうかしていた」などと供述しています。
まだ残る 日焼け跡がいいね
それがきっと 愛のしるしなのさ
何度見てもキモいなぁ、このフレーズ。
「もし亜利沙が厄介だったら……」くらいのパラレル亜利沙だと思って楽しんでください。
高坂海美

はにかんだ笑顔がいいね、
高坂海美。
「海美」と書いて「うみ」と読みます。
「うみみ」じゃないよ。
元バレエダンサーの彼女はミリオンライブでもトップクラスのフィジカルエリート。大体のことを筋肉で解決できてしまう剛健さと、へこたれながらも最後には必ず前を向く明朗な人間性がキレてるアイドルです。ピンク色の焼きそばとか作ります。
という訳でマッシブなカバーを提案。
「ポルノ神7」が一曲、
『ハネウマライダー』で人生を楽しませて。
ポカリスエットCMソングにも起用された清涼感のあるライブソング。ポルノグラフィティのライブには欠かせないタオル曲です。ちなみに2026年(午年)の年越し1曲目はこの曲でした。
晴一さんによる”男前ギター”に始まり、サビの度に乱舞るタオル、一生正拳突きしている昭仁さんなど、とにかく汗の香りが漂うマッチョな曲。Cメロの
他の誰かと♪
いや!ここにおる!
“オマエら”と!!
のライブ感は言わずもがな。ラスサビの
Hey you!!
のカメラアピールでも、海美(と中の人)の優れたカメラワークとライブ感を妄想できるでしょう。
中谷育

ひとりでできるもん!
中谷育。
ちょっと背伸びしたいお年頃の10歳。ミリオンライブ最年少のアイドルです。
年相応の部分もあれど10歳らしからぬ落ち着きを見せることもあり、愛敬を込めて「育さん」と呼ぶプロデューサーは多い。
『ウェンディの薄い文字』という育さんくらいの年の子に歌わしたくなる曲もあるのですが、「いや育さんは薄い文字書かへんやろ」とミルクボーイも言うてたので却下する。
「幼さ」と「力強さ」
その両立が育さんのテーマだ。
“女王”に扮した育さんによる
『解放区』がいいのでは?
ポルノグラフィティ25周年ライブの核となった曲。ハマスタでの披露が鮮やかに思い出されるスタジアムロックである。
冒頭から「夜の国の女王」なんてワードが飛び出すくらいにはファンタジーな世界観が展開されます。
たとえわずかな一歩でも 進むことだと
光の国では言うだろう
それさえできない夜はここにおいで
この曲は「夜」を肯定したメッセージソング。
朝日だけで生きていけるほど人は強くないんです。ブレスのできない歌は誰も歌えやしないようにね。
幻想的なサウンドで幼さを、
高らかな宣言で力強さを。
そういった意図を込めた選曲。
2サビの「ライトアップサファリ お前たちこそが 百獣の王 夜を支配する」も実に育さんらしさを感じさせるでしょう。ほらね?
天空橋朋花

聖母、
天空橋朋花。
「聖母」として自認/他認されているアイドル。「ノブレス・オブリージュ」を地で行く14歳です。
貴方にとって唯のマリアで善いわ
彼女のソロ1曲目『Maria Trap』はそこら辺の覚悟を描いたゴシックナンバー。
だけど何故だろう?
崇高な使命感とともに、とても無機質な”諦観”を覚えるのは……
そんな彼女に捧げるのは
『悪霊少女』。
12thアルバム『暁』に収録された楽曲。
発表当時は音源も無い状態でタイトルだけ見させられたせいで、このインパクト大なタイトルに何かに憑りつかれたかのようにポルノ界隈はざわつきました。
楽曲の内容は語りません。
ぜひその衝撃を体感してください。
そして馳せてください。
彼女の中に巣食う”悪霊の強大さ”を。
エミリー

金髪双結英国出身少女、
エミリー スチュアート。
日本文化に恋をし、真の”大和撫子“になることを夢みる舶来のサムライ。エミリー語(ロック⇒反骨精神音楽みたいなやつ)の使い手。
遠路はるばる日本においでなすった彼女には、日出づる国で一時代を築いた反骨精神音楽家”性的な落書き”のアジアンテイストなバラード『むかいあわせ』を歌わせます。
タイトルから分かるように「もう一人の自分と向き合う」といったセルフカウンセリング的な楽曲。エミリーソロ2曲目『君だけの欠片』を思わせる内省的な歌詞が沁みます。
だから隣で 泣いてもいいんだよ
手と手 ぎゅっと 繋いで
『君だけの欠片』ゆっくりゆっくり眠ればいい
ボクが守ってあげる
『むかいあわせ』
「”自己評価”と”自己肯定”は別物なのだな」と思う今日この頃。
誇張も冗談も抜きに『君だけの欠片』に救われ続けている私には、“彼女が『むかいあわせ』を歌っている”という妄想だけで込み上げるものがある。
君だけの欠片好き好きクラブ、あるいはむかいあわせ好き好きクラブのみなさんは必ず聞いてください。“必ず”です。
人生を変える1曲になることは、私が保証します。
北沢志保

クール系ネコ型アイドル、
北沢志保。
ウチの実家の猫くらいツンツンしたアイドルです。
「シングルマザーである母親を楽にさせたい」という理由でアイドル活動に励む一方、弟の面倒もしっかりとこなす涙ちょちょぎれる苦労者。とても14歳の苦労量とは思えません。
どのジャンルでもイケそうな彼女だけに悩みましたが、
湿ったらいい音が出せないと猫が言う
志保が幼い頃から苦楽を共にしてきた、
“ネコさん”目線のバラード『何度も』。
ここは違った角度から攻めてみるのも面白いだろう。
失恋直後のようにも、もっと漠然とした懐古のようにも思えるホロリホロリとしたラブソング。「じゅう数えるのはだぁれ?」などの幼い言葉づかいに何ともホッコリさせられる。
人前では爪を振りかざしてきた彼女。
ですが、随所で描かれる”ネコさんとの会話”では子猫のような柔和な表情と甘えたな一面をみせてくれています。
その様子をチョットだけ垣間見れるカバーになろうかと。
べつに志保のニャンニャンした姿が見たくて選んだんじゃないんだからね!勘違いしないでよね!
舞浜歩

アメリカ帰りのダンスアイドル、
舞浜歩。
ダンスという突出した武器がありながらも、自身の”弱さ”や”苦手”に目が向きがちな女の子。
ソロ1曲目『Get My Shinin’』は、そこら辺の葛藤をエモーショナルに描いたガチのマジの名曲です。
ミリオンでは珍しい低音ボイスの持ち主でもあり、その特徴を生かすためにも”迫力のあるカバー楽曲”が望ましい。
2026年、いまだ色褪せぬ
『2012Spark』を歌い上げろ。
『ニーゼロイチニ―スパーク』と読みます。
映画『逆転裁判』主題歌ということで、スリリングでスピード感ある緊迫した世界観が特徴。
この修羅場のような時代に「異議あり!」と、くそ鋭い言の刃を突き立てる歌詞は必見。
では誰のための時代か? 問うたなら
そんなもん 俺達の為なんだと
得意げな顔をして言いきろう
本曲の最大の見せ場はラスサビ。
あの昭仁さんでさえ苦しむ最難関パートです。
アンバランスに鍛えあげた歌声で散らしてほしい。
歩なりの”LITTLE SPARK”ってやつをさ。
木下ひなた

道産子アイドル、
木下ひなた。
リンゴみたいなシルエットと北海道なまりがなまらめんこいアイドルです。北海道 壮瞥町で行われる「そうべつりんごまつり」の大使を歴任しております。
14歳で単身上京してきた彼女。都会のコンクリートジャングルにあくせくしながらも、幼少期から婆ちゃんの畑で培ってきた“無常観”。
それは今でも彼女の中枢に深く根付いています。
虫も殺さぬ見た目で、
躊躇いなくチャカ弾きそうなギャップ。
これが彼女の魅力です。
とにかく彼女には”羊の皮を被ったプレデター”みたいな曲を歌わせたい。あっ……歌っていただいてもよろしいでしょうか?
童話風味のフシギな世界観
『ナンバー』とか、どっすか?
水車小屋で微睡む猫、蜜蜂のペアダンス、悪戯なキツネ……
動物さんたち大集合でワイワイしている風景と、そんな世界に迷い込んだ主人公。「不思議の国のアリス」のようなフワフワしたストーリーが展開されていきます。
牧歌的な雰囲気に癒されてしまうのですが、
数えるのではなく満ちるが合図
その印象とは裏腹に「数字に囚われている現代人」を揶揄した寓喩的な楽曲でもあります。
幼少期から大自然の中で育まれてきた彼女が歌うことで、さらに可愛らしく、さらに風刺の効いた仕上がりになる予感。
矢吹可奈

ちょとつもーしん♪もーもーしん♪
矢吹可奈♪
何でもかんでもメロディーに乗っけて歌い出す、ちょっぴり音痴なアイドル。リアルライブでは客席の手拍子に合わせてMCを披露したりします。
彼女のちょっとズレた歌声には「ただありのままに」といった晴れやかさがあります。そこらへんのニュアンスを汲むカバー楽曲が望ましい。
隠れた名曲『パレット』を、思いのままに歌い上げてくれ。
3rdアルバム『雲をも掴む民』収録のナンバー。プロデューサー曰く「ポルノ中級者以上におすすめ」とのこと。
だって知っている言葉はほんのちょっとで
感じれることは それよりも多くて
無理やり 窮屈な服 着せてるみたい
このフレーズを見る度に「思いの丈」ってよくできた言葉だなーと思います。
曲の終盤では「トゥトゥル♪」の若干トリッキーなコールも配置されています。全員で合わせるには少々難しいのですが、そのグチャグチャ具合がまさに「パレット」ってカンジでエモい。
「カバー音源くれ」
なんて贅沢なことは言わない。
「ライブでカバーしろ」
それだけ言いたい。
横山奈緒

関西の星、
横山奈緒。
外も中もコテコテの大阪人たる彼女は、ミリオンライブの盛り上げ隊長的な側面をもっています。
脳天に響く声がとにかく目立ち、「あい!あい!」と客席を煽る姿はリアルライブの風物詩。
とにかく盛り上がる楽曲がええでんな。
『ミュージック・アワー』
キミに決めた!
ラジオネーム「恋するウサギちゃん」からのお悩み相談へのアンサーとしてラジオDJがチョイスした、という体のラブソング。
・手フリ(恋する🫶ウサギちゃん🙌🙌)
・変な踊り(→←→←↓↑↓↑)
・「ミュゥジッシャンも これごっついことハリきってまんねんこれぇー!(早口)」と大阪弁を解禁する昭仁さん
会場一体となって”アホ”になるのが楽しすぎる渚のナンバーです。
10th Act-1『U・N・M・E・I ライブ』にてラジオDJにツッコミを入れるシーンもありましたし、ミリシタ内では『Honey Heartbeat』のカバー実績もある彼女。
「奈緒×ラジオ×パーティーチューン」は鉄板トリオだと思っています。
メッチャ盛り上がって、いこうで~。
二階堂千鶴

マスク・ド・セレブ、
二階堂千鶴。
見た目どおりセレブリティに溢れたアイドル。何かあればコロッケを差し出し、何かなくともコロッケを差し入れる庶民派な一面も持つセレブ。誰が何と言おうとセレブ。
決して他人に見せられない自分。
分厚い外殻の中で醸成される”真珠”の輝き。
そうした“二面性の美しさ”は、彼女を語る上で欠かすことできないエッセンスです。
二律背反は慈しむモノ
「Montage」を抜擢。
アニメ『パズドラクロス』第三期オープニング。
「モンタージュ」の名の通り、歪に繋ぎ合わせた”二律背反”を描いています。
強さだけ信じないで
弱さだと憎まないで
その意味に気づいて
君はモンタージュ モンタージュ
やはり千鶴さんには『恋心マスカレード』のような「強気で弱音を吐くジレンマ」を抱えた楽曲が似合う。アタマおかしくなる音しか聞こえてこないのもポイント高い。
馬場このみ

ランドセルの似合う24歳児、
馬場このみ。
外面はともかく、内面は歳相応しっかりしたアダルトアイドルです。
ニチアサでアニメ放映するくらいにはミリオンライブは健全なコンテンツ。公序良俗に反するため解禁できませんでしたが、最年長たる彼女なら歌わせられます。
お子ちゃまには早いアダルティな楽曲
『まほろば○△』を、こちらのレディーへ。
「まるやま」と聞いてピーンとくる方もいらっしゃるかもしれません。本曲の舞台は東京都渋谷区にある円山町。ラブホ街です。
とっかえひっかえ一夜交代で聞こえてくる”声にならない声”もとい”恋にならない恋”。そんな泡沫に消える交わいを描いたエロイ歌。
失礼。
エロイ歌と申しましたが、印象としては「官能的」といった方が正しい表現。生々しいシーソーゲーム(隠語)をやたら清廉に描いた不思議な楽曲です。
このみさんは大人の女性(直語)。
ゆえに年下ばかりの劇場内では「年長者」として強くあらんと立ち居振る舞う姿がよく見られます。
だからこそ
「君は強い女」だからって
ふられたりしたでしょう?
レッテルを脱ぎ捨て、欲しいものを欲しいとねだる。赤子のように無垢な夜があったって罰は当たらないと思う。
ミリオンライブにおける名フレーズ
強いね、と言われる度に
可愛い、が欲しくなるのよ
の香りも漂わせる至高の一杯。
このみさんにはこれ以上ない選曲でしょう。
大神環

ウンババウッホッホ、
大神環。
お外を”ぼうけん”するのが大好きな12歳。天真爛漫な彼女にはエネルギッシュなライブナンバーでも、と思っていましたが……違うそうじゃない。
ソロ曲『BOUNCING SMILE!』のような
“こども目線だからこそ”のメッセージ性。
ジャブやガードなんてすっ飛ばした
“渾身の右ストレート”。
そんなクソ鋭い楽曲で、僕のテンプルとストマックをぶち抜いてほしい。
難解なワードの並ぶデジロック
『ネオメロドラマティック』
これをそなたの右拳に授けようぞ。
昨日の今日も明日って
分かんないの大人って
『BOUNCING SMILE!』過去か未来か 確かにあったなら
ここにだって みつけられるのかも
『ネオメロドラマティック』
ずいぶん昔の話なんすけど、姪っ子が麦茶もってくる姿を見て号泣しながら飯食ったことがあるんすよ、ぼく。
たかが麦茶のタッパー持ってくるだけに、
一生懸命がんばってる姿
がたまらなく涙腺に来たんです。
たかが麦茶に全身全霊。
あれは30を過ぎた僕が忘れてしまった輝き。
“今を全力で生きる美しさ”なんすよ。
脱線してるようで脱線してないんだけど、環には麦茶を運んでほしいんです。渾身の力で運び続けてほしいんです。
その姿で”奮い立てる人間”ってのがいるんでね。
豊川風花

元看護士のグラビアクイーン、
豊川風花。
献身的な性格と夕焼けを声にしたセンチメンタルな歌声が魅力。低音もこなせる安定した歌唱力もあるため「ミリオンの名バイプレイヤー」として縁の下を支えるいぶし銀です。
何を歌わせるか非常に迷いますし、どれを妄想してもしっくりくる。
ここは直近の”韻波句徒”にあやかろう。
G(reat)T(eacher)T(oyokawa)がぶっこむ
『ヒトリノ夜』で夜露死苦。
アニメ『GTO』オープニングテーマ。
ポルノグラフィティ曰く「もったいぶったほうがいい1曲」。最近ではアニバーサリーライブなどの特別なライブでしか披露されません。
言葉にできないことは無理にしないことにした
『ヒトリノ夜』
最後の二枚だけは残していたい
『裏表深層心理』
風花さんソロ曲『裏表深層心理』は、好きと嫌いの間で揺れ動く乙女心を”花占い”に喩えたラブソング。
恋の始まりと、恋の終わり。
そこにあるのは、とてもよく似たアンニュイなんですね。
豊川先生……!風花さんの…”股間パフォ”が…見たいです……
宮尾美也

めざせ”歴史に残るアイドル”
宮尾美也。
ピクニックとか好きそうなゆるふわな女の子。実際ピクニックが好き。
だが油断するなかれ(2回目)。
美也もどうかしてるくらい魔性を秘めた女。ミリオンの天使属性はどうしてこうも(俺にとって)危なっかしいやつが多いのか?
そもそも本ブログを書こうと思った経緯は、
うわぁぁぁぁ美也に『アゲハ蝶』歌わしてぇぇぇぇぇその逆もまた然りぃぃぃぃぃぃ
といった個人の願望が発端です。
(※この記事はすべて個人の願望です)
もはや『アゲハ蝶』については説明不要でしょう。
カラオケランキングの常連、リリースから20年を経てドラマ「いいこと、わるいこと」主題歌にも抜擢された平成と令和を彩る名曲。ライブにおいてもツー・スリーのクラップに始まり、大合唱が轟くコール曲です。
知名度、実績、一体感。
そのすべてにおいて最強。
まさしく、ポルノグラフィティが誇る「アンセム」である。
あなたに逢えた
それだけでよかった
『アゲハ蝶』さなぎが蝶に変わるまで
わたしを見ててくれますか
『初恋バタフライ』いつかは君にとっての
何かになれるかな
『未完成のポラリス』
そもそも最強の『アゲハ蝶』が、キラーチューン『初恋バタフライ』、美也とミリオンライブにとって大きな武器になっていくであろう『未完成のポラリス』に描かれる“控えめな強欲”と絡みつく。
そして、その先に待ち受けるフレーズが
世界が表情を変えた
より深い“悲哀“ってヤバない?
こんなもんお出しされた日にゃあ世が果てて空と海が交わるで。
ミリアニOVAでも”真ん中”を掴み取った美也。
そういった近況も踏まえて、かなり業の深いカバーじゃないだろうか。
『リンダリンダ』もいいけど『アゲハ蝶』もカバーしてくれたっていいの?
福田のり子

バイクまたがるプロレスガール、
福田のり子。
「ノリノリのり子」の異名を取るノリノリの彼女は、ライブで映えるアツアツな歌唱が持ち味。ですが、ソロ曲『マイペース☆マイウェイ』のようなトコトコした楽曲も似合ってしまう困り者。
隣で手を引いてくれる”姉貴感”。
そんな親近感と安心感が彼女の魅力と考えます。
ほわほわしてキラキラしたEDM
『365日』が聴きたい。
ポジティブな歌詞と煌びやかなエレクトロサウンドが特徴的。毎日が少しキラキラして見える、日常使いできるノレる楽曲です。
キミの手を握ったら 恥ずかしくて照れちゃうけど
一緒に腕を振って 思い切りはしゃぐんだ
あまりにも”のり子”っぽいサビ。俺でなきゃ見逃しちゃうね。
真壁瑞希

ポカポカフェイス、
真壁瑞希
メラニン色素と表情の少ないアイドル。
そこらへんにコンプレックス抱えてたりしますが、中身はしっかり”熱いモノ”を抱えていることは各所で証明済み。
中の人の歌唱スタイル的にも”圧”のある楽曲が映える。
ここは肌を焦がすような”熱”を帯びた
『オーリバル』としたい。
映画『名探偵コナン 業火の向日葵』の主題歌。タイトルの「リバル(=ライバル)」は映画の内容にピッタリです。
詰まった歌詞、乱高下するメロディー、ラテンとEDMの融合……。
当時16年のキャリアを迎えた2人による「ポルノグラフィティによる、ポルノグラフィティのための、ポルノグラフィティのラテン曲」といった傑作ラテンナンバー。
言葉は意味を失くし 熱で感じ合う
切り札は隠してこそ”切り札”。
瑞希の代名詞『Silent Joker』を彷彿とさせるカバーになるでしょう。
余談ですが1番Aメロの
「煽るような手拍子は(👏👏)」のツークラップで通ぶれます。
篠宮可憐

わたし強くなりたいんです、
篠宮可憐。
派手な外見は”性格矯正ギプス”みたいなものでして、引っ込み思案な彼女なりの”弱さ”への向き合い方です。
フルボディの赤ワインには濃い肉料理がよく似合う。
であれば可憐にも”濃い楽曲”が似合うのが道理というもの。
可憐には埃っぽくも艶っぽい、
しっとり味の濃い歌謡曲『横浜リリー』をペアリング。
港町に暮らす女に”リリー”と名付けるキザな男。
そんな男の帰りを健気に待つ女”リリー”。
2人の離別を抒情的に描いた未亡人ものである。
選曲理由はひとつ。
可憐の見た目で、
私をリリーと呼んだキザなとこも
これがズルすぎる。
金髪ロングに派手ドレス、切れ長の瞳、綻びそうで芯のある声……。
もうリリーじゃん、そんなん。リリーの生まれ変わりやん、そいつ。「篠宮可憐」と書いて区役所か市役所に行ってくれ、絶対受理されるから。
もし受理されないんだとしたら、俺がリリーと呼ぶ。腹の虫がおさまらんし、僕はキザな男です。
とにかく可憐の”リリー力“が抜きんでていることが選曲理由。
よくもまぁこんな殺人的なカバーを選んだもんだ。「リリーで首を絞める」とはこのこと。どゆこと?
百瀬莉緒

広島生まれ、セクシー育ち、
百瀬莉緒。
アイマスには「担当(推しみたいなもん)」という概念があります。私の担当がこの子です。
広島県は因島出身のポルノグラフィティには、それなりに広島を描いた楽曲というものがある。
ゴリゴリの広島弁で歌う
『邪険にしないで』。
土生港(因島)を想いつつ乳房をこねくり回す
『Jazz up』。
レペゼン広島
『SETOUCHI BOYS』など。
同郷同士のカバーということで、広島文脈は外せない要素。この企画のために生まれてきたようなアイドルです。
今回選出したのは、
腐臭ただよう『狼』。
因島にあった海水浴場”折居の浜”を舞台にした男女の情事の歌である。
『週末だけのハーレクイン』や『真夏のダイヤ』に近しいヤケクソ感のあるラテンナンバー。かつ
騙して騙されても 狼の饗宴
など生臭いアダルト要素も含んでいます。
まぁ『狼』なんてタイトルからして肉々しいよね。実にエッチだ。
みんな想像してほしい。
男なんてララララ~♪
女もララララ~♪
このフレーズを莉緒ちゃんが歌う意味を。
我ながらヤバイね。首が絞まる。マジ凶器。死ぬ。
何もわからずに「ラララ」言うててほしい。
「プロデューサーくん、歌詞に出てくる”愛撫”ってなにかしら?」とか聞いてきてほしい。
永吉昴

鶯色のサウスポー、
永吉昴。
末妹(兄4,姉0)として可愛がられてきた野球少女。彼女から野球要素を取り外すこと、それは牛丼屋でお新香頼まないが如き愚行です。
根っからのカープ男子であるポルノグラフィティ(というより晴一さん)イズムを汲むためにも野球要素は必須。
爽やかなラブゲーム
『ベアーズ』で昴のエモさを引き出す。
セルフアルバム「ポルノグラフィティ」収録の1曲。アルバム曲としては珍しく、PVが制作された楽曲です。
「右翼手が平凡なフライを落っことした 2対0の試合がにわかに動き出す」
草野球になぞらえた平凡なラブソング。ママチャリのような男が自虐を絡めながらも、
その隙にキスを盗もう 時々はワンサイドのゲームでいいだろう
キザったいセリフを吐いて終わる、という甘酸っぱいやーつ。昭仁さんの声も心なしか柔らかい印象。
カワイイ昴には「青春」を歌わせるのが鉄板。ですが、カッコいい成分を抽出できなかったのは私の不徳の致すところ。
夜想令嬢のルカ文脈で『ラック』もおススメしときます。星空さえも引きずり落して、這いつくばせた街を見ろよ。
北上麗花

白滝みたいなツインテールしてます、
北上麗花。
特技が「肺活量が大きい」のため、物量にもの言わせた歌声が大きな武器。
彼女には星屑のドレスがよく似合う。
フルポテンシャルを発揮するには”雄大なバラード”しかないと考えます。
ついに放つ時が来ましたか、
『ルーズ』を。
ポルノ界隈で「カップリングBest5」を聞けば、筆頭格として名が挙がるだろう名バラード。ミリオンにおける“『パンとフィルム』相当の楽曲”と言えば、そのヤバさが伝わるでしょうか。
永遠という文字が 何より似合うのは
「さよなら」や「後悔」だけなのかな
いつか、何故か、壊れてしまうくせに、二度と元に戻らぬ「愛」。その不条理を説く楽曲。
ですが、聴いた後に抱くのはいつだって
美しい……
ただこの一言だけ。
ライブverを置いておきます。
ぜひ聴いてみてください。
アウトロは必聴ですよ。
周防桃子

メタル桃子だけど、
周防桃子。
ぼちぼち有名だった元子役アイドル。見下されることを異様に嫌がるので、踏み台(持参)に載って会話するカワイらしいとこあります。
色々ワケあって祖母と2人で暮らす桃子には、とにかく楽しい曲を歌わせてあげたい。
『音のない森』とか『クリシェ』みたいな曲をカバーさせる。そんな人道に背いた行いがどうしてできようか?
『ラビュー・ラビュー』で、
安らかなひとときを。
僕と君。
とあるカップルの穏やかな日常を”僕目線”で切り取った木漏れ日のようなラブソング。
とにかく”君の愛くるしさ”すごい。
“ぼくのかんがえたさいきょうの彼女”すぎる。
大きな口で笑う君、考え事していたら僕以上に深刻そうな顔の君、手を繋ぐのをためらったら事の重大さを10分も説く君、本当いっしょうけんめい生きている君……。
僕は本当いっしょうけんめい愛されてるね
この曲は男女間の愛を描いた楽曲ではありますが、そこはかとなく”無償の愛”みたいなニュアンスも感じさせる。
両親からの愛を失った桃子にとって、765プロライブシアターは”お家”。そこにいる面々は”家族”と言っていい存在。
桃子に足りていないものを『ラビュー・ラビュー』を通じて感じ取ってほしい。
ジュリア

ギター担いで三千里、
ジュリア。
福岡から上京してきたロックな少女。中の人もギターを弾けることから、リアルライブでも当然のようにギタープレイが飛び出す唯一無二のアイドルです。
ちなみに「東京-福岡間」は二百二十里です。
まぁ悩んだよね、
どれ歌わすか。
予想通りジュリアが最難関。
『n.t』,『夕日と星空と僕』,『Free and Freedom』,『光の矢』,『FLAG』,『東京ランドスケープ』,『Zombies are standing out』…………
1曲を決めきるのは無理難題。今年の皐月賞くらい難解。
「いっそのこと80曲くらいメドレーさせたろか」
という邪知暴虐の結論さえ頭をよぎった。
だが決めた。
何もかもを”包んだ”この曲に。
血涙とともに絞り出した一雫
『ROLL』を、あなたへ。
吹かれ、寄せて、剥がれ、落ちて、咲いて、枯れて、流れ、消えて、気付き、抱く……
幾度も繰り返されるうねり、巡り巡る愛と憎、その希望と絶望。
そこにあるすべてを「ROLL」で総括した超越的ラブソング。
『ネオメロドラマティック』と共に、ポルノグラフィティとしては初となる”両A面シングル”を飾ったのも納得の激思想ナンバーである。
悩みに悩んだジュリアのカバー曲。
最後の最後に頼ったのは、己の直感だった。
特にこれといった文脈はない。
説得力だけがある。
ロックンロールが歌うのはいつだって、Love&Peaceだぜ。
ジュリアを妄想しながら聴いてほしい。
白石紬

立てば芍薬、座れば牡丹、歌う姿は金魚草、
白石紬。
呉服屋の生娘として育ってきた彼女の所作と言動には、日本的な美しさと面倒くささ奥ゆかしさが惜しげもなく漂います。その証拠に
吐き出す空気は泡の模様
『瑠璃色金魚と花菖蒲』
素直になれない なぜ唇はつむぐの
『さかしまの言葉』
透明に恋焦がれていたのね
『折紙物語』
内面をひけらかすことを恥じらう”大和撫子的感性”を描いたソロ曲が連なります。
『うたかた』以外ありえない。
中国発祥の弦楽器”二胡”を用いた和風テイストの楽曲。かつ、どこかオリエンタルな音色に郷愁をさらわれる不思議な楽曲でもあります。
本曲の主役は、蜉蝣や蝉、夜光虫といった”儚きもの達”。
長い期間を人知れず過ごし、泡沫に消える生を謳歌するそれらに、
胸は爛れ締め付けられても
どうか恋を咎めないで
気づいてしまったのに日の目を見ないでいる”恋心”を重ねている、という楽曲です。
紬ソロ曲には共通して、

見えないものだって大事やいね
というメッセージが込められています。
彼女には悶々としている姿が良く似合う。とても親和性の高いカバーになろうかと。
桜守歌織

うたのおねえさん、
桜守歌織。
設定上も中の人も歌唱力には定評のあるアイドル。
ソロ曲『MUSIC JOURNEY』やユニット「オペラセリア・煌輝座」のようにミュージカルテイストの世界観に映える豊満な歌声が魅力。
その魅力を生かして
『愛が呼ぶほうへ』を情感豊かに歌ってほしい。
MY name is love
ほら何度でも僕たちは出逢っているでしょう?
「愛」を擬人化した清らかな楽曲。
「ファンの皆さんに愛され育った曲」というコメントの通り、今日よりも明日の方が沁みるタイプの楽曲です。ミリオンで例えるなら『UNION!!』かな?
また本曲はポルノの故郷”因島”では合唱曲として採用されているなど、”ポルノグラフィティの地元愛”を象徴する楽曲でもあります。
そう 遠くから近くから君のこと見ている
輪郭が明瞭で、それでいて包容力もある。
歌織さんの歌声はまさに、愛が持つ”曖昧さ”と”確かさ”。
その両方を感じさせる福音になるでしょう。
お互いを高め合う珠玉のカバーになるんじゃないかと。
+α

「学園アイドルマスター」
姫崎 莉波
『はみだし御免』
出オチです。
最後がこんな終わり方でいいのか?
何度も何度も自問自答した。
けどプレゼンしたかった。
しなければならなかった。
誰にだって譲れない生き様の一つや二つある。
はみだしたい、
ん~止まれないの御免。



コメント
先日はコメントいただきありがとうございました。
5年ほど315プロにいるだけで、女の子アイドルはあまり詳しくないのですが、最後まで読ませていただきました。とても楽しかったです。(ポルノの他記事もいくつか読みました)
冒頭から千早ちゃんの『証言』というチョイスにビリビリきてしまい、”本気”を感じました。
個人的に可愛いな〜と思っているまつりちゃんの曲にも唸ってしまいました。良さに目眩がする選曲です…
他の人がポルノとアイマスの話をしているのが見られて、元記事を書いてよかったなと思いました。
他事務所の曲ももっと聴いてみようと思います。
いえいえ、こちらこそ。
サイスタ始めて半年でサ終だったので知識は大してありませんでしたが楽しませていただきました。
恭二さんの『ROLL』は人が死ぬと思います。少なくとも僕は死にます。
大吾さんの『邪険にしないで』は容易に画が浮かぶいいカバーですね。
『横浜リリー』はけっこう意外でした。でもたしかに艶っぽい曲は似合いそう。
僕も久しぶりにSideMの曲聴いてみようかと思います。765に負けず劣らず曲ありすぎるのが難点ですが笑
この度はありがとうございました。