そうだ AS曲、聴こう【定期更新】

アイマス
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まえがき

先日「ハッチポッチ2」の詳細がお出しされた。

会場 さいたまスーパーアリーナ
開催日 2025.3.29-30
出演者 46名

とのこと。チョーたのしみである。

しかし、AS全員参戦とはたまげたな。あなた達、この後もっとエグイのあるんじゃないの?

 

アイマスが20周年ということはASも20周年。私なりの感謝を伝える1年にしたいと思う。

という訳でコツコツ予習します、予習。アニマス以降の曲をあまり知らないからね。毎日1曲やれば半分くらいは履修できる計算。かしこい。

たまに覗いてみてサボってないか見てやってください。

 

MASTER ARTIST 3 Series

11/21 『ONLY MY NOTE』

すんごくアイマス、というかASっぽい曲だね。間奏のギターとか。こういうキラキラポップスが私のアイマスの原点だと思うわ。なんかスゲー既知感あるし。

11/22 『アクセルレーション』

世界に冠たる絶対女王(←この二つ名メッチャスキ)”玲音”のソロ曲。イントロでにやついちゃうのはミリシタのせいだと思う。

曲名通りのハイテンポなロックナンバー。強めに唸るベースラインは、さながら二輪の排気のよう。絶対意識してるわ。疾走感はモチロンあるんだけど、同じくらいの”余裕”も感じる。サビに入るピアノとか印象的。重厚感や荘厳さを演出していると思うし、音数少ない故に強者感がスゲー。「背中で語る」的なカッコよさある。

2サビの「曲がりくねった遠回り my way まっすぐと直線に」の音運びいいよね。勢いのある直線的なリズムと歌詞が上手いこと合わさってると思う。ワインディングロード突き抜けてそうだもんね。

ため息に 寄り添ったところで
さあ 何が残るだろう

ため息に混じるのは不安や失望。
そいつは残す必要のない不純物。

ノイズかき消して、音を響かせて。

不純物ごと原動力へ昇華する、トップを走ってきた玲音だからこそのフレーズだと思う。

11/24 『ステキハピネス』

春香ソロ曲。歌詞的には「ドジっちゃったけど、まっいっか!」的なユーモラスだけど、地に足ついた”強かさ”も感じる。強めに主張してるリズム隊のせいだろうけど、けっこうどっしり聞こえてくるね。

いいこと1つするたび
だんだん 心が満たされてく

ともすると「ありがた迷惑」とか「お節介」と思われそうなフレーズだけど、いい意味で“自分本位”なのが春香らしいなと思う。「他人がどう思うか?」に固執していなくて、「自分がどうしたいか?」が中心にある。ムビマスを経た春香らしい価値観だと感じる。

時系列おかしいけど『明日はきっといい日になる』をカバーさせたのはマジで天才の所業。

11/25 『キミ*チャンネル』

春香・響・真がそれぞれ歌う楽曲。真の声色が珍しいタイプに感じる。どちらかと言えば”キュート寄り”なんだろうけど、浮ついたというか、フワフワしたというか。真らしい芯の強さは感じないからちょっち新鮮。

タイトルにもなってる「*」が、いろいろ含んでるんでしょうね。

なかなか合わない「キミ―ワタシ」の混線模様だったり。ビンビンにアンテナ張った「バリ3(←死語)」の空回り具合だったり。「電波」をテーマにしてるだけあって、見た目で楽しい”コトバアソビ”なんじゃないかと思う。

11/26 『絶険、あるいは逃げられぬ恋』

「菊地真の専売特許」とでも言えそうな艶めかしいダンスナンバー。SideMとかもそうだけど、カッケー声にはブラスが映える。特異が得意すぎるわ、真さんよ。

「咎人でも構わない」とまで言わせる出会い”ファムファタル”に翻弄される男の歌。下半身に忠実な破滅嗜好が終始描かれている。

弄ばれてるのはこちら側のハズなんだけど、真のせいでカッコよく聞こえますね。「狂える」ことは良きこと。そんな説得力さえある酔狂ぶり。ホンマ人たらしなアイドルやで。

「絶険」とは「非常に険しい」の意。

進むことも逃げることも許されない火サスみたいな世界観だけど、後先考えないが故の”愉悦”ってのは間違いなくある訳で。一生に一度くらいはそういう火遊びもいいかもね。

11/28 『全力アイドル』

けっこう好きかも。

少女漫画よろしこのガーリーな雰囲気。そこに差し込まれる”ササキトモコ節”。キャッチ―な曲ではあるんだけど、歌詞も面白い1曲だと思う。「くたばれ思春期さん」とかササキ氏だから許されるような歌詞だろ。サビ前のコールとかライブで絶対楽しいやつやいね。

涙の理由は聞かないでね
恋ができないアイドルは
今日もとびきりの笑顔
恋の歌を歌い続ける

この涙の理由が”アイドルと恋を天秤にかけた結果”に由来するものだけど、すごく“アイドル”なフレーズだと思う。少しグッとくるよね。

アイドルだから叶えられない「恋の歌」を、くたばれと毒づきながら「とびきりの笑顔」で歌う。

自分をすり減らして届けるパフォーマンス。濁を飲んで清を吐くサマ。この意識の高さを”プロフェッショナル”と呼ばずして何と呼ぼうか?

「嘘はとびきりの愛なんだよ」

どこぞのアイドルはこう言うてたから、この主人公の姿も“全力でアイドル”に違いない。

11/29 『七彩ボタン』

開始2秒でわかるオシャな曲。初めてちゃんと聴いた気がするけど、これもいい曲だね。というか、いい歌詞だ。

ほらね 気づいたら?
同じ眼の高さ
いつの間にか少女じゃない

大人に成長した”少女”のラブソング。その見目麗しさを「ボタン(=牡丹)」と表現してんすかね。今さら気づいたわ。ポチッとする方だとばかり。

この主人公は少女で淑女なんだけど、一人称は「ボク」。そういう中性的なトコも含めて、アンニュイな雰囲気が心地いい1曲だね。ぜひどこかで聞きたい。

12/1 『ふたつの月』

洗練された和の歌詞。美しい情景描写。決して出会えぬ「ふたつの月」――。

描かれてるすべてが、儚く美しい。貴音の歌声が持つ魅力をフルMAX発揮する楽曲だ。なに食ったらこんな声になるんだろうね。

ザっと歌詞を読んだけど「月夜に咲くかの花は 穢れなき雪のように」や曲名(月+月)から、「雪月花」の詩を思い出す。

琴詩酒の友、皆我を抛ち、
雪月花の時、最も君を憶う

―琴、詩、酒の友は離れてしまった。
雪、月、花の美しい時には、一番に君のことを懐かしく思い出す―

白楽天

本曲にはそれはそれは美しい情景が描かれている。だけど描きたいのは風景じゃない。

そこかしこに隠れている“君”
美しい景色を共に過ごした“君の存在”だ。

婉曲表現の美しさ、ってマジで日本語の魅力だよね。

12/2 『放課後ジャンプ』

真美ソロ曲。

口語的な歌詞が特徴的。真美との”かけおち気分”が味わえるフランクさだと思う。真美らしくハイテンポなバンドサウンドも青春らしい若々しさをブーストする。ライブ映えしそうな1曲。

12/4 『あの日のナミダ』

雪歩にしては珍しい(気がする)バンドメインのナンバー。サビになると打込のシャラシャラ音が耳に付くから、やっぱ雪歩ソロには欠かせない要素なんだなと思う。

「弱虫な子が歌う前向きなメッセージソング」ってのは、いつの時代もいいものですね。なんぼあっても困らない。

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