『週末だけのハーレクイン』百瀬莉緒 歌詞考察

ミリオン
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まえがき

その他ソロ曲はこちら。

 

百瀬莉緒ソロ4曲目。
『週末だけのハーレクイン』。

収録CDは「MS2 04」。

ソロ曲としては、最新曲となります。
(2022.9月時点)

 

“ハーレクイン”と言えば、このイメージ。

莉緒ちゃんもハロウィンになったら、こんなコスプレして渋谷で軽トラ転がすんだろうなー。

やっぱ、東京こえーわ。
イベントある時しか東京行けない。

『週末だけのハーレクイン』
作詞:唐沢美帆
作曲:板垣祐介

  

考察の前に

作詞は『Border LINE→→→♡』に引き続き、”唐沢美帆”氏が続投。否が応でも、続編を期待してしまう。

はたして、どこまで進展するのか。
片思いは実るのか。
今度こそ、返信はあるのか。

気になるところは盛りだくさん。

また、
「週末」
「ダンスミュージック」
「唐沢美帆」
「百瀬莉緒」

と並べると、どうしてもこの曲が脳裏にちらつく。

 

『花ざかりWeekend✿』
作詞:唐沢美帆
作曲:新田目翔

ミリオン屈指のキラーチューン
『花ざかりWeekend✿』である。

 

イントロから溢れる多幸感。
要所で入るコール。
世知辛い世の中を生きる全ての人(特に女性)にぶっ刺さるであろう歌詞。

序盤、中盤、終盤。
すべてにおいて隙の無い名曲ですが、それを歌い上げるのが”4 Luxury”の4名。

星人成人組が歌っている点も、この曲の魅力を増している要因であることは間違いない。

 

ただ、ふと思うときがある。

「この中に莉緒ねえが入ってたら、どうだっただろうか……?」と。

文句という訳でなく、単純な興味。

「普通のOL」がテーマであれば、元OLの莉緒ねえはピッタリだと思いますし、現に『MTG09』のドラマパートでは”4人の友人役”として登場している。(よくよく考えたら『MTG』は属性別ユニットのCDシリーズでした)。

ドラマの世界観的にも、本人の生い立ち的にも絶対に似合う楽曲だっただろうなーと思う訳です。

 

「長々と何を喋っとんねん」と思われるかもしれませんが、『週末だけのハーレクイン』という楽曲。

個人的には

『花ざかりWeekend✿』
百瀬莉緒Ver

みたいな曲だと思っています。

思わぬところで夢がかなった形。

前置きが長くなりましたが、歌詞の方を見てまいりましょう。

 

歌詞考察

1番

ダイバーシティ 夕方の6時
(華奢なグラスのなか)
無理やりでも 笑うカタルシス
(泡が浮かび上がる)
浮かれたネオン 横目に眺めて
(最初のひとくち目が)
孤独な自由 湧き上がるエナジー
(のどの奥を撫でる)

『週末だけのハーレクイン』

「ダイバーシティ」とは、簡単に言うと「多様性」みたいな言葉。

厳密に言うと小難しいので、ここでは「老若男女入り乱れた場所」くらいの認識と捉えています。歌詞の内容、曲調を加味すると「クラブ」みたいな場所を想像してしまう。

 

曲中に何度か「グラス」という単語や、その様子についての描写がある。

1番では、この部分が該当する。

(華奢なグラスのなか)

(泡が浮かび上がる)

『週末だけのハーレクイン』

注がれた状態から空っぽになるまで。

曲の進行に合わせて流れていく“時間経過”を表す役割ではあるけど、もう一つ役割があって“主人公自身の比喩”にもなっている。

 

彼女という”グラス”の中には、日常生活の中で様々な物が溜まっていくはず。

早朝の会議は遅刻できないし、先輩の小言は聞かされるし、器用な後輩はいるし。

ぶちまけることのできない彼女は、そうした不純物を溜めるだけ。誰にもばれないように、心の奥底へ。

そんな彼女の“澱”が解放されるのが、この冒頭のシチュエーション。

楽曲としては「週末の夕方」という時間設定だと思うけど、「いまから開宴するパーティ」と「そこに浮足立つ主人公の高揚」。

この2つを「グラス」というパーティアイテムで表現している。

「カンパーイ!!」の掛け声と共にシャンパングラスの泡が弾け飛ぶように、パーリィと共に霧散する主人公の”澱”。

日頃ストレスをため込む彼女の弾け具合は、さぞ楽しいものでしょう。

設定だけ見ても『花ざかりWeekend✿』に似た楽曲であると言えます。

 

 chicken and egg

 かの哲学者”ウィリアム・ジェームズ”は、こんな言葉を残しています。

「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」

ウィリアム・ジェームズ

一見すると「原因」と「結果」が逆転した言葉に感じるけど、本曲の根幹はこの概念だと思う。

 

楽しむために 弾けよう
頑張った精神(こころ)解放

自己嫌悪より 自己陶酔
泣いてたまるか Party time

『週末だけのハーレクイン』

弾けるから楽しい。
嫌うよりも酔いしれちゃえ。

笑顔を絶やさない人なんてごく少数だろうし、自分の「嫌いなトコ」より「好きなトコ」を語れる人間なんて天然記念物モノでしょう。

ほっとけばネガティブな方向に流されていくのが、大多数の人間。

俺は勝手にそう思ってる。

悩み事や不安材料を無くしきることは非常に難しいことで、すぐに解決することならそもそも悩んでなんかいないし、解決したかと思えばすぐに別の問題が湧き出る。

現世にはそんな「不条理」が蔓延ってる。

 

上記の歌詞は、その「不条理」を飲み干そうとしてる。

“無くすこと”ができないならば、
“付き合い方”を変えていくしかない。

“不安や悩み”
“酒の肴”と思えたらいいじゃない?

そんくらいの「ポジティブシンキングの在り方」を謳ってる。  

「今宵 経済まわしましょう」は、そんな彼女の大義名分。

経済を回すことを口実に、自分が弾ける免罪符。

つまり、疲れた心を癒すためにガチャを回すことは何ら悪いことではないということである。ガチャガチャ…  アッ、ソノヒョウジョウイイデスネー

 

2番

カワイイ キレイ 性格よさそう
(空いたグラスの底)
イージーなジャッジ 満足できない
(夜が透けて綺麗)

『週末だけのハーレクイン』

 宴もたけなわ。
アルコールも相まって心身ともに”開放的”な彼女。

そんな彼女に飛んでくる言葉は、「カワイイ」だの「性格よさそう」だの「イージーなジャッジ」ばかり。

グラスの底を覗き込むなんて容易いことなのに、誰もがグラスに映る夜の輝きに見とれている。

その輝きを映す「グラスという器」には目もくれない。

 

1番と同じく「グラス」で主人公のそんな悲哀を表現している。

莉緒Pとして語らしてほしいんだけど、素晴らしい情景だね。

エステにヨガ、エクササイズ、メイク。

「美意識の高さ」は莉緒の大きな武器だと思うけど、そこに注力するが故に「中身を見てもらえない」というもどかしさ。

合コンでは”残りモノ”になりがちな彼女だけど、どんな心情でこの歌詞を歌ってるのかと思うと胸が痛くなるよ。多分、本人気づいてないんだろうけどね。

そして、当然のように来ない通知。

Non! Non! Non!
二十歳過ぎたら
Why? Why? Why?
適齢期到来
酸いも 甘いも 経験
Dancing,dancing on my own life!

『週末だけのハーレクイン』

適齢期?
何のことですかね?

 

生きていくために 前向こう
戦う身体 救済
悲喜もこもごも あれども
今宵 歓迎いたしましょう

昇る朝日 気がつけば
おひとり様の Party Tune
されど まだまだ 終われない 遊び尽くせ
Everybody say “Cheers!”

『週末だけのハーレクイン』

彼女が望むのは、”上辺だけの寂しい世界”ではなく”分かち合える世界”。

「一緒だったらピンチだって歓迎」の精神。

色々な人を巻き込みながら楽しい所に帰結する莉緒らしいマインドだと思います。

 

私らしく! しなやかに!
ストレス社会 打破して
Boom! Boom! Boooom!

愛もたまにゃ 欲しいけれど
Boom! Boom! Toxic Love…

『週末だけのハーレクイン』

「でっかい音が鳴り響いてる様子」が「Boom」の意味。

「フロアで踊るみたく、ストレス社会だって面白おかしく乗り切るわよ!!」くらいのニュアンスですかね。

ちなみに、スラング的な意味として「男女でごにょごにょする」的な意味もあります。莉緒ちゃんには、まだ早いな。

 

あとがき

「ハーレクイン」という単語ですが、「道化師」という意味の他に「即興喜劇における道化役」という意味もある。

週末にすべてを解放して弾ける様は、普段と違う自分を演じることと言っても差し支えないでしょう。

 

“夜”という舞台の上で行われる
“週末だけ”の即興喜劇。

老いも若いも男も女も、
皆それぞれの物語を作り出していく。

そんな束の間の舞台で面白おかしく踊る、
とある”ハーレクイン”の物語。

 

みたいなタイトルかなと思っています。

 

披露されるとしたら、ミリオン9thライブ『ChoruSp@rkle!!』かなと思います。

8thライブが6thライブに似ていたように、9thライブは4thライブと似たような感じになるのかなと推察します。

莉緒はDay2。
莉緒ねえ以外の成人組は”歌織さん”と”このみさん”。

公式サイトより

ラスサビくらいで合流して、”2+1Luxury”で歌ってくれるかも……。

なんて期待しています。
まあ、言うのはタダだから。

 

※2022.12.19追記。

莉緒ねえ役の山口氏が足の骨折のため、“一部演出を見合わせ・変更しての参加”となりました

「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 9thLIVE ChoruSp@rkle!!」山口 立花子様(百瀬 莉緒役)ご出演内容について
「THEIDOLM@STERMILLIONLIVE!9thLIVEChoruSp@rkle!!」山口

骨折の一報を聞いた時、「お大事に」「9thはどうなんの??」が一度に押し寄せていました。

お身体の事なので無理はしてほしくありませんが、この曲を聴きたいのも本音。

私個人としても完全見切れ席とはいえ、DAY2を現地で迎えます。

初めての莉緒姉のステージ。
想いもひとしおでした。

この決断には感謝しかありません。

りかねえ、ありがとう。
ミリオン、ありがとう。

プロデューサーとしてできるのは、アイドルの決断に背中を押してあげる事だけ。

当日は見えないかもしれませんが、ペンライトとちくわ振って応援します。

 

莉緒ねえソロ曲の考察は、これで一旦おしまいです。

担当として自分なりに解釈できたことに意味があると思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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