ミリオン12th DAY2『Let’s sing!』 ライブ感想

ミリオン
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まえがき

DAY1に続いて書きました。

よければ面倒見てください。

 

開演前

驚天動地のライブとなった、DAY1『ありのままに。』。

寝ても覚めない興奮は、DAY2『Let’s sing!』の妄想、という形で私の頭の中をウロウロしていた。本当にインスピレーションを掻き立てられる「いいライブ」だったと思う。

という訳でやって来ました、東京競馬場。

歌織さんといえば「お馬さん」。予習としても最適、高まったインスピレーションも活用できる。

「我ながらいいアイデアだな」と感心しつつ、開演前はぶらぶら東京を楽しんでおりました。

 

16:00。
余裕を持って入場。

インスピレーションはチケット代くらいの紙切れに変わっちまったけど、これから始まるライブこそが僕にとっての大本命。アドマイヤマツリさんがパワホーに見えたんだがなぁ

席はスタンド下手側。モニターもステージも一望できるから、まぁ悪くはない(悪い)席かな。

16:20。
DAY1と同じように『BNT』から開演前BGMが流れ出した。

「次に来る曲は……」そんなことを考えていると、流れ出したのは『Harmony 4 You』。会場はそこそこどよめいた。

Xを見る限り、おそらく”大トリとして最も期待されていた楽曲”だったと思う。

前日のおかげで、鉄板だと思っていた『Thank you!ふつう』は揺らいだ。周年曲なら誰にでもチャンスがある。

そう期待していたからだと思う。

開演前にしては大きいコールが無念の大きさを物語っていたけど、どこかで機会があったらいいね。

 

社長と美咲ちゃんのアナウンスも終わり、会場は闇の帳の中へ。

DAY2、桜守歌織主演公演
『Let’s sing!』

その始まりは、昨日とはまた違った音色で幕を開けた。

 

本編

Overture

ゴスペルの楽し気なコーラスが会場を包み、モニターにはサーファーズハウスの並ぶアメリカンな住宅街。

その中から「音楽教室♫」の看板が掲げられた一軒家へ進んでいき、楽器の並ぶデッキを横目に玄関のドアを開ける。

次々と出迎えてくれる受講生たちに、音楽教室の先生もとい

“本日の主演「桜守歌織」”

が登場。昨日と同じような歓声が上がっていた。

 

明らかに前日と違うOverture。サプライズのお出迎えが嬉しかったね。

ライブ本編の内容はもちろんのこと「Overture」や「開演前BGM」。そういった前座が、ライブの満足度に果たす役割は計り知れない。

私の知る限り、両日で異なるOvertureが流れた周年ライブはない。「主演公演」という独自色の強いライブに合わせた心遣いに、わりと感動していた。

 

弊ラウンジに、もはや「強火脇田担当」を名乗ってもいいんじゃないかってくらい脇田さんのことを語ってくれるPがいる。今回が脇田さんだったかは知らんけど。

今夏もその猛威について語っていたけれど、公式サイドにしっかり”愛”がある人がいるのは素晴らしいことだと思う。

主犯が誰かは知らないけれど、裏方さんらにも最大限の感謝を表しておきたい。ありがサンキュー。

 

M1 ハミングバード,M2 Contrastet

「開幕ソロの流れはDAY1で履修済み」と安心しきった上でのソロ曲連続披露。う~ん、これもまた愛だね。

『ハミングバード』と『Contrastet(前半)』。麗花さんともまた違う広がりのある歌織さんの歌声。それをまじまじと堪能した所に飛んできた、全員歌唱『Contrastet』はいい流れだった。

2Aから”ミッションスクール風の制服衣装”に身を包んだ他キャストさんが順々に登場&歌唱、の流れで各々にフォーカスしつつ、舞台とこーりーを囲み。すべて出揃ったところで

「Ms my dear sisters~♪」

のフレーズと共に、センターにいるこーりーが各々をぐるりと見回す。

「音楽の先生というより司祭みたいだな」と初っ端おぼえた微かな違和感を、なんとも鮮やかに回収してくれていたね。思わず膝を打ってしまった。

コンセプトの答え合わせのような演出だったし、なにより

“あなた”がいて “私”になる

サビのフレーズに代表される”多様性”みたいなメッセージ、そして主演である歌織さん。この両方にスポットライトを当てる、美しい流れだったと思う。

主演公演、というよりコンセプトライブの楽しさはこれに尽きると思う。

コンセプトライブだから許されるメチャクチャな采配が、楽曲にさらなる彩りを与える。

メッセージをさらに洗練することもあれば、まったく違ったストーリーをなぞらせることだってある。どちらに転んでも”フレッシュ”なのだ。

とても印象に残る開幕だったね。

 

ちなみに、本公演を形容するにあたって「サウンド・オブ・ミュージック」派と「天使にラブソングを」派。この2つが混在しているらしいけど、僕はどっちも見たことないので分かんないです。

 

第一ブロック【発声練習】

M3.Get lol! Get lol! SONG
M4.Helloコンチェルト
M5.サンリズム・オーケストラ♪
M6.Eternal Harmony

直前のMCにて「本公演は歌織先生による音楽教室」という内容であることが明言された。

という訳で、第一ブロックはウォーミングアップがてらの「発声練習」ブロック、と称した

「どちゃくそ声出し」

ブロックである。たのちかった~。

 

曲振りと共に横長に並ぶキャストさん。その前面に陣取るこーりー。

「デ⤵ン♪ デ⤵ン♪ デ⤴ン♪」のよく聞くピアノの伴奏が鳴り、深々とお辞儀をする一同。

こーりーが客席に背を向けたかと思えば、他キャストさんはおマイクをお口元にお元気にセット。

呆気に取られているうちに聞こえてきたのは「ゲロ…ゲロゲロ……ゲロ……」。ピコプラB面『Get lol! Get lol! SONG』だ。

純然たる”誉め言葉”として「俺はいったい何を見せられているんだ?」が率直な感想だった。

だって冷静に考えてみてほしい。

歌織さん主演公演で、
主演が客席にケツ向けて、
歌いもせずに指揮者をやっている

「音楽の先生」が趣旨なんだからありうる光景ではあるけれど、正直そこまでやるとは思ってなかった。「アイマスライブとは?」の気持ちでいっぱいだった

……あれだな、6thで「夜想令嬢のミュージカル」を初見でくらったPはこんな気持ちだったんだろうな。

 

主演のためなら、ガチで徹する。
コンセプトのためなら、マジで何でもやる。

前日あれだけ思い知ったのに、一晩寝たら忘れてた。それぐらい新鮮な光景だった。

DAY2のメンバーが軒並み幼稚園児みたいな言動だったのも、この人らの舞台に対するプロ意識の発露。そうであれ。

ミリオンライブ、マジでヤバイ。ヤバいかも、じゃない。ヤバイ。

 

こんな日が来るとは思わなかった。だが嘘はつけん。DAY2を振り返って、俺はいま猛烈に感じている。

 

『Get lol! Get lol! SONG』に、
本公演MVPの称号を与えたいと――

 

「蛙の子は蛙」であるならば
「(松井)神の子もまた神」。

MTGが誇る神曲『Get lol! Get lol! SONG』に、DAY2で最も天啓が下ったワンシーンに、本公演MVPの名を授けよう。

ほかの三きょくは、あくびするときみたいにおっきなお口でうたえて、すっっごくたのしかったです(くそでか大ごえ)○

 

第二ブロック【気持ちを込めて歌うレッスン】

M7.瞳の中のシリウス
M8.カワラナイモノ
M9.空色♡ Birthday Card
M10.涙を知ること

第二ブロックはミリオンを代表する名バラード『M7.瞳の中のシリウス』で開幕。

「あまりバラード得意じゃなくて……」とか大嘘ぶっこいてた”ぜっきー”と”ゆうちゃ”のデュオである。

あなたの『あたためますか?』で、あなたの『メロスケ』で、いったいどれだけの尊い命が救われているかご存じでない?毎晩エゴサしてくれ。把握しといてくれ。

白息のごとく儚い郁原さんのウィスパーボイスを、大関さんのハリのある歌声がしっかりと受け止めていく。

対称的な2人の歌声は、曲中で交わされる2人の間の”小さなやりとり”にフォーカスしたような仕上がりだった。

スケールの大きい楽曲だからこそ、その中にある”小さな願い”もまた燦然と輝くのだ。

 

個人的にはこの曲を「気持ちを込めて歌うレッスン 1曲目」に持ってきた、歌織さんの胸中について勝手に考えていた。

歌織さんと本曲と言えば「オケマス第一弾」。今井さんと香里さんが、フルオーケストラと共に披露した場面が印象的だ。

ASの歌姫と、ミリオンの歌の先生。

「私には歌しかない」と
「私ができることは、歌うこと」

性格も出自も異なる2人が「歌しかない者同士」という一点において交わったあの舞台。

あそこで千早と雄弁に語り合った「歌への想い」を、歌織さんが誰かに渡していく。

『瞳の中のシリウス』に込められた「音楽」のバトンが、脈々と受け継がれたような気がした。非常にエモーショナル。

この曲もミリオンライブある限り歌われ続けていく楽曲だろうし、その外にだって飛び出していく楽曲だろう。

新たなストーリーと可能性を感じた一幕だった。

 

そこから『M8.カワラナイモノ』。未来と紬という思想強そうなメンバーでの披露。

ステージの両端にそれぞれ別れ、歌っては歩み寄り、歌っては歩み寄り……。じれったいくらいゆっくりと近づいていく2人を見ながら、強烈なデジャヴに襲われていた。

これアレですね、僕が擦り切れるほど見てる「7th DAY1 『君だけの欠片』」と同じ構図だね。やたら琴線を刺激したのはそのせいだな。

 

このブロック最後は『M9.空色♡ Birthday Card』→『M10.涙を知ること』。

失くしてしまった「愛」を、柔らかな言葉で丁寧に肯定した2曲。その2つが、何の違和感もなく1つの物語を編んでいた。

とてつもなく強烈なシナジーを発揮してたね。

いつか無くすものを
人はどうして愛してしまうのかな

『涙をしること』

好きでいてもいいかな ずっと
世界中のどこにいても

『空色♡ Birthday Card』

今年の我らが765プロは「無限」なる馬鹿げたテーマを掲げていたように思う。

ミリオンの周年曲も、先達らの集大成ライブも、どちらもが「夢幻の打破」というトンチキを謳っていた。

その唯一の手段がこれなのだ。
届きうる可能性はこれだけなのだ。

いつか消えようと、いつか滅びようと。

それでも願いたくなる衝動、それでも与えたくなる情念。

打算も損得も亡き者にする、あふれて止まらない『愛』という使者だけが、空の果てを照らす一縷の望みなのだ。

 

僕からあふれたものはここに留めておく。 

「ミリオンライブ」とかいう「愛の爆弾」コンテンツの素晴らしさが。

「765プロ」とかいう「笑顔と涙と苦笑の絶えないアットホームな職場です!」の求人フライヤーズが。

誰かの手元の四角い窓まで、届くように。

やたらクサい文章になったけど、それだけクっサいブロックだったからね。ちかたないね。

 

第三ブロック【色々な場所で色々な歌のレッスン】

M11.オーディナリィ・クローバー
M12.BORN ON DREAM! 〜HANABI☆NIGHT〜
M13.NO CURRY NO LIFE
M14.Paraded’amour
M15.Justice OR Voice

第三ブロックは「色々な場所で色々な歌のレッスン」、という名の「たぶん何でもありゾーン」。

後述するけど、この後の第四ブロックありきで構築されたブロックだったと思う。

ちょっとMCがおもろすぎたな。一斉に喋るから何言ってか分かんなかったし、こーりーはこーりーで何か面白いし、とりあえず濃密なミリオンライブ。クソ笑った。

もうライブMCだけでCDつくってほしい。運転中と睡眠中に聞きたいから。

 

『M12.盆踊り』はさすがのコール。あまり覚えがないんだけど、あんな照明演出いままであったけ?

『M13.NO CURRY NO LIFE』は初現地体験で嬉しかったけど、あんだけ「色々な場所で~」みたいなこと言ってたから、完全に『little trip around the world』だと思ってた。ペンラ”ピンク”にしてたもん。

一生遊べるオモチャ曲『M14.Paraded’amour』は、翼(オス)、美奈子(アシュ)、未来(ハヴェ)、エレナ(アリ)の大胆配役。

低音もイケる翼
(`・ω・´)キリッ とした美奈子
凛々しいちゃ
カーニバル誘わなさそうなエレナ。

どうあがいてもフレッシュな面々と魅力が、会場のボルテージを高めていた。

『M15.Justice OR Voice』は、APかっしーの「歌織さんだけ特別衣装だから、ジェネシス3:ネメシス1の構図に納得感ある」みたいな解釈が良きかな。

 

第四ブロック【発表会】

「発表会」と称した第四ブロック。

これまたAPかっしーの「発表会だから、今までのテーマ内容を加味した4曲だったんじゃなかろうか」みたいな解釈に感心する。たしかにそんなカンジはする。

個人的に第四ブロックは
“『M16.電波感傷』のためのブロック”だと思う。

まるで定められてたエンカウント
ダイヤモンドの円環

『電波感傷』

その後の3曲の流れを見ても「ダイヤモンドを巡るストーリー」が展開されていて、それは電波感傷で描かれている「刹那に魅入られて、永遠を求めてしまう」というジレンマに重なる。

 

皆既日食の直前と直後、
まぐわい、わかれる瞬間の輝き。

その歓喜と、惜別。

その刹那の天体ショーは「ダイヤモンドリング」と形容される。

その手 離さないと
誓うよWhite Vows

そおっと宝石箱の中
仕舞っておけるような情熱じゃないの

どんな不可能にだってめげない
奪えないわ このロマンティック

3曲を使って描かれた、「永遠と別れ」。
そして、奪還を願う「執念」。

この第四ブロックは、この曲のために、この2人のためにあったような気さえする。

なんならすごく拡大解釈だけど、

DAY1『ilLUmiNAte!』
DAY2『サンリズム・オーケストラ♪』

この”太陽と月”の配置にも何かしら意味があったんじゃないかとさえ思った。

「ライブの人そこまで考えてないよ」って言われたらそれまでだけど、いやぁどうかな?舐めてたら痛い目あうよ?

 

人は愛ゆえに神に逆らった愚か者です。いまもなお罪を背負わされているけれど、いまだに罪を重ねている。

 

「紬ちゃんは……先生と♡」

 

先生と生徒
司祭とシスター
女と女(……は燃えそうだから控えとこ)

神に仕える身でありながら、また同じ過ちを繰り返していた。

あの瞬間、すごく興奮したな。控えめに言ってエッチだった。すごくエッチだった。完全に薄い本エッチだった。紬の手をとって階段先の懺悔室に入っていって、

 

「あっ!……歌織先生っ!…だめですッ!そんなトコ!……汚いげんッ!……もうッ……なんなアッ!…ん!……歌織せんせぇ……ダメぇ!……歌織せッ…………歌織さんっ…………あっ!あっ!!あっ!!!あっ!!!あッッ~~~~!!!🐊🐊ワニッ!ワニッ!🐊🐊 Ah-ϟ Ah-ϟ

んで、懺悔室から響いてくる嬌声を前に、TIntMe!の3人がミリアニ5話よろしk手つないで歌ってんの。

「誓うよ ホワイタバ~~~♪」って。

その花束、ホンマに純潔か?

 

俺に人並みの絵心があれば「描かねば」くらい思わせた背徳感がここにはあった。

それだけさせる”癖”がここにはあった。

“癖”から”癖”へのバトンリレー。
これもまた、ミリオンライブだね。

 

という訳で、だれか描いていただけないでしょうか?小説でも構いません。

僕のバトン、だれか受け取っていただけないでしょうか?

1万円分くらいは買うので、だれかご連絡いただけないでしょうか?

 

M20.Enjoy&Feel,M21.MUSICJOURNEY

スッキリしたであろう歌織さんの新曲
『Enjoy&Feel』。

ライブも佳境であることを感じながら、ペンラもそこそこにステージを注視していた。

「テレテレテレテレ♪」のリフレインに、小気味よく刻まれるドラム。ひたすら軽やかなメロディーにjoyしてきた歌織さんの歌声も、これまた普段とは違った”かるさ”を帯びていた。

「わりと音が高いんかな?」みたいな要らぬ心配をしていたけれど、その後0時に配信された原曲まんま。

ただ軽やかに、ただ気持ちよく、ただ高く高く。厚みのある歌声は、重荷でも降ろしたような”浮ついた印象”を強く感じさせた。

FeeL! 伝えよう
ここで出会った 最高のメロディーを

『Enjoy&Feel』

「歌織の音楽教室」と題した本公演。幼年期のみんなに触れ、つい遊び出してしまいたくなった歌織さんの“童心”が歌わせたような曲だと思った。

ここまで計算してのキャストさん達のロリ演技だったんだろう。さすが声優さん。素晴らしい演技力である。そうであれ。

 

歌織さんの”ありのまま”が歌われたところで、本編ラストは全員歌唱の『M21.MUSICJOURNEY』。

Act-4にて「音楽の楽しさを届けたい」と語っていた本曲。

仲間や客席はもちろん、なにより自分自身も。会場一体となって「音楽」した末の『MUSICJOURNEY』。楽しくない訳がないのだ。

小気味よいコール&クラップ。雨が跳ねるように弾む踵。鼓動のドラミングビートは高鳴りっぱなしで、口角は上がりっぱなしだった。

改めて、現地でこその楽曲だと思った。

もともと「桜守歌織 ソロ1曲目」として誕生したこの曲も、今なら1曲目を名乗っていいんじゃないだろうか。

誰もを圧倒する歌唱力と、誰もを魅了する愛おしさ。

そのどちらにも、コテンパンにされてしまったのだから。

 

ENCORE

M22.蝶々むすび,M23.MUSIC♪

ライブ恒例の「次回ナンバリングライブ(13th)告知」が無いことにザワザワしつつ、『M22.蝶々むすび』。

そしてライブの締めは…………『M23.MUSIC♪』。

 

セトリつくる人
セトリつくる人

『Thank you!』が安泰じゃないんだから、周年曲もミリ曲も安泰な訳ないだろ

 

そりゃそうだ。至極まっとうなご意見。

選曲自体はありえただろうが、まさかまさかの大トリ『MUSIC♪』。

最後まで「ふつう」を捨てきれなかった自分の弱さを懺悔しながら、最後の一音までライブを噛み締めていた。

 

一つ、忘れられない光景があった。

VOLUME上げて最高に
もっと!!(もっと!!)
もっと!!(もっと!!)
もっと!!(もっと!!)
てっぺん目指せ!!

『MUSIC♪』

いままで何度か聞いてきたはずのコールが、感じたことのない多幸感を帯びていた。1回目より2回目の「もっと」が、2回目より3回目の「もっと」が、3回目より……

「このまま続いていけば、どこまでも高まっていくに違いない」

そう思えるような熱量を、たった3回のキャッチボールに感じていた。

笑い泣きしてたほど、幸せな時間だった。

Enjoy! 奏で合おう
駆け上がれもっと チャンスは頭上に

主語デカくてゴメン。
でも言わせて。

あの瞬間、会場のベクトルは”一つ”だった。ひたすら”上”を目指していた。誰もが”次のチャンス”に手を伸ばしていた。

 

次は北九州の空の下で、同じことを想うのだろうか。

その次は、いったいどこの空の下にいるんだろうか。

始まったばかりの「主演公演」。

全員が「チャンス」を掴めるように、頑張っていかないといけないね。

風を追い越すスピードで、鼻歌でも歌いながらさ。

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