まえがき
かつてこの星にあったとされる大陸
「レムリア」。
地政学的には存在を否定されているらしいけれど、スピリチュアル界隈ではいまだに妄想のネタとして重宝されているらしい幻の島である。
2026.03.15.
福岡県は小倉市で開催されたミリオン11thライブ
七尾百合子主演公演
『百合咲き誇るレムリア』
1年と4カ月前に名古屋の海に消え、やっとこさ姿を現した”幻のライブ”。運よく現地で拝むことができたので、その感想を綴っていこう。
小学生の頃の自分に教えてあげたいね。お前が来る日も来る日も待ち焦がれていたセリフを、お前自身で言う日がくるんやでって。

ライブ感想
開演前
ライブ当日9時過ぎ、小倉駅に到着した私は足早に歩を進めた。その理由はただ一つ、時間が惜しいからだ。
副業の都合でDAY1に参加できないことが判明したのがライブ2週間前。前泊さえ計画していただけに、予定は大幅な変更を余儀なくされた。あれだけ温めておいたロコ公演もアーカイブで見るしかない。それが何より辛かったけども。
だけどワイ、へこたれへん!
置かれた状況から最大限の幸福を見つけ出す。我が担当ならきっとそうする。こういう時にこそ担当の存在は光り輝く。俺には泣いてる時間も愚痴吐いてるヒマもねぇ。莉緒ちゃんに怒られちゃうよ。
唯一参加できるDAY2。
最大限楽しむために、どうしても開演前に行っておきたい所があった。道中にあったばりマスコラボの「クラウンパン京町店」に立ち寄り、クロワッサンの香りを漂わせる一陣の風となって商店街を吹き抜けた。目指すべくは西。
まず行きたかったのは「北九州市立文学館」。百合子自身がパネルとして展示されているコラボ先だ。
本公演にあたって「物語」要素は間違いなくある。ライブをより楽しむために是が非でも行っておきたかった。
たまたま野生のラウメンに遭遇したり、「やっぱ文豪って字きたねぇんだな」なんて高尚すぎる感想を抱いたり、文学のゆるま湯に小一時間くらい浸ってた。ちなみに一番感動したのは1階で読んだ『おでんくん』です。
そしてそこから徒歩10分、小倉城を横目に見ながら向かったのが大本命、何を差し置いても行きたかった『ゼンリンミュージアム』。地図情報の会社ゼンリンが運営する”地図の博物館”である。
たまたまGoogleMapで見つけた際、HPに書いてある謳い文句に惹かれて行くことを決意した。
「地図の楽しさ」は地図に描かれた文字を読むことだけでなく、1枚の地図の先に広がる物語を知ることにあります。
ゼンリンミュージアム | 常設展
考えたことさえなかった概念に驚いたと同時に、「物語」だの「地図」だのといった文言が百合子公演を楽しむ上でかなり役に立つんじゃなかろうか?そう思った。
「入場料 ¥1,500」はさすがに躊躇ったけども、こういうのはフィーリングが大事。Catch my feeling.
展示内容は割愛するとして、ふと”地図とセトリ”って一緒なんじゃねーかとトンチンカンなことを思った。
知らない人からしたら、それはきっとただの情報の塊。実用品という名の文字の集合に過ぎない。
だけど”知っていれば”違う。
セトリにしろ地図にしろ、知識があればそこに想いを馳せることができる。血を通わすことができる。繋ぎ合わせた末に心臓部に辿り着く。そうして一巡したころには、立派な”人間”が形作られている。
「わからない」で終わらない
知れば聞こえてくる
受け取るメッセージが
わたしを彩るのです
地図という実用品にさえ想いを馳せられるのなら、嗜好品であるライブにはもっと濃い思想を感じられる。それはアイマスを支える裏側の人達の想いであり、場合によっては演者さんの想いでもある。
そして何より、今日で言えば”七尾百合子の想い”でもあるのだ。
てな訳で何が言いたいのか分かんなくなったんですが、とにかく面白い展示だったよ。虫メガネ借りパクして会場に向かってしまったくらいには没頭してた。
会場に着いたのは14時半。
開場直前の北九州メッセは人がいっぱい。諸々の用事を済ませて少なくなった頃に入場した。風の噂によると「名古屋公演の払い戻しをしなかったPは良席」とのこと。
期待に胸を膨らませて、発券されたチケットを翻した。
北九州メッセはフルフラットの会場。昨日アーカイブで見たステージを遠くに眺めながら、僕は手元のチケットと座席裏に貼っつけてある座席番号を再度照らし合わせた。
「C4ブロック19列」
ぬか期待だけさせてきた同僚に腹パンのひとつでもかましたかった。クソ遠いやんけ。マジでふざけんな。チケット無駄にして副業頑張ってきた挙句がこんな仕打ちってあんまりだよ……
開演前にダウナー入ってボケーっとすること幾星霜。苔のむしだした瞳で2週目くらいの『蝶々むすびMV』を眺めてた頃だったかな。
僕に電流が走った――
僕の座席はブロック最後列。振り向けば後ろには4~5m程度の通路があって、その後ろにPA卓やら足場上のカメラがある。すぐさま昨日見たアーカイブを脳内に浮かべる。
そして会場をぐるりと見渡す。
何とはなしに色めき立つ。
たぶんだけどこの通路……トロッコ動線じゃねーか?
かくして、その予感は的中していた。
遥か昔の神話に伝え聞いた「トロッコ」なる神々の乗り物。そいつが“文字通り”目の前を通る超良席、それがここだった。
僕はこのライブで神話の目撃者、というより被害者となった。世が世なら星座にでもなってたね。この時代に生まれた奇跡に感謝。
ってな訳で開演前にアッパー入ってルンルン♪でその時を待っていましたとさ。めでたし、めでたし。
開幕
Overtureは森の中に佇む書棚を背景に、爽やかなジングルが響く。その中から一冊を取り出し、ページをめくるごとに映し出される出演アイドル、都度上がる歓声。最後の一人歌織さんが紹介されたところで画面は転換。
本日の主演アイドル“七尾百合子”の登場に、今日一番の熱量が会場に木霊した。
前日のロコ公演にしろ、12thライブにしろ、この瞬間が”主演公演の開幕を告げる号砲”なのだなと思う。
今日だけは”七尾百合子の神輿”を担ぎまっっっせいやっさー!!
むせ返るような熱気とお祭りムードがパンパカパーン!と弾け飛ぶこの瞬間が、僕はすごく好き。「○○担当」とは名ばかりの「ミリオンライブなら何でもござれ!」。そんな江戸っ子達が集まる粋でいなせな空間が、もうたまらなく好き。
まだ3回しか味わってないから何とも言えないが、これからも被弾すんだろうね。担当公演が末恐ろしいよ、マジで。
無法地帯と化しがちな主演公演にあって「唯一」といってもいいオアシス、開幕1曲目の主演アイドルソロ。今回も変わらず、ひとりステージに立ったみっくによる『M1.空想文学少女』での幕開けとなった。
左斜め前のPがマシオカばりの「ヤッター!」をかましていたのが印象深い。
ステージに目を向けるとお姫様ライクなレースの袖と、騎士のようなフォルムをした衣装を纏う伊藤さんの姿。まぁ席的にはだいぶ遠いからモニターしか見てないけども、相変わらずすごい透明感。もしみっくがポケモンだったら、「とくせい:クリアボディ」に違いない。
つづく2曲目は、こちらも百合子ソロ曲『M2.透明なプロローグ』を全員歌唱。
青みがかった衣装は個別でみても綺麗なだけど、全体で見た時が特に綺麗だったね。グラデーションではないんだけどグラデーションと空見する仕上がり。遠目から見ると『Hypernova』の衣装っぽかった。
ダンスの度に舞い上がる振袖も、透明感や風を感じさせる素軽さがあって良く映えてたんじゃないかな。
百合子公演らしい涼やかな開幕だったけども、正直『空想文学少女』始まりは予想外だったかな。『地球儀にない国』あるいは『透明なプロローグ』。どちらかなもんだと思っていた。
そんな要らんことばっか考えてるから気づかないんですね。
開幕2曲目にして、
主演がステージのどこにもいないことに。
第1章『恋』
『透明なプロローグ』も終わりパイプ椅子に腰かけようとした矢先、聞こえてきたのはRPGで流れてそうなBGM。縦長モニターに映る文章。そして百合子のモノローグ。そこで語られたのは「リリィ」なる女の子が旅人の青年に抱いた淡い恋心だった。
従来のライブであれば、開幕1or2曲でMCに入るのが定石。あれだけ驚きに満ちた12thでさえ変わりなかったのだから、そこは変わることはない”聖域”なのだと思っていた。あれだけ反省したくせにね。いまだに「ふつう」に囚われている自分を、そろそろ真面目に恥じないといけない気がする。
先取って語ると、今回のライブは
「とある空想文学少女が描いた「笑いあり、涙あり、生贄あり、バトルあり、なんでもありのボーイミーツガール物語」が、ベストセラーとなり、アニメ&実写化、果てにはハリウッドデビューする過程を描いたシンデレラストーリー」を回顧するライブドキュメンタリー番組を鑑賞している」という妄想」をお楽しみいただくリアルライブ
というフラクタルでスペクタクルなライブだったんじゃねーかなと思う。どこまでがどの「」に入っているかは解釈が分かれる気がするんですが、個人的にはこの解釈がしっくりきてる。
理由はおいおい語っていくとして、とにかくここで言いたいのは「主演公演はやはり自由だ」ということです。やりたいにワガママなミリオンライブらしさが、ミリオンライブの未来が、この主演公演にはぎゅうぎゅうに詰まっている。
僕が冒頭に書いた聖域だって、もしかしたら犯される日が来るのかもしれない。てか多分くる。主役は遅れてくるのもまた道理。
ってな訳で第一ブロックは”リリィの淡い感情”を描いた恋ブロック。トップバッターは『M3.Princess Be Ambitious!!』だ。
地味に現地でフルを聴くのが初めてなんだけど、俺は案外コールを覚えてないんだなってことに気づかされた。まぁ脳筋で乗り切ったけども。いつか書いた気がするんですが、
だから届かなきゃ 嘘じゃない?
このフレーズが尊すぎる。こんなに”自分の努力”を疑ってないことある?こんなに”自分の苦労”に肯定的なことある?
わりと真面目に全人類”ギャル”もしくは”ワガママプリンセス”をその身に宿すべきだと僕は考えているんですが、それはやっぱりこういうマインドを彼女らが持っているように思うからなんです。
擦り減っていく毎日が、どっかに”積もっていく”。
それならしゃーなし頑張ったろうかって気にもなるってもんじゃないですか?頑張ったことは頑張ったと認められたいし、苦労したことは報われたいじゃん?それが掃いて捨てるほどある苦労話だったとしてもね。チケット無駄にして副業頑張ったヤツは、超良席にでも案内されなきゃ筋が通んないの!
こういうフレーズは懐にしまっときたいよね、いつでも取り出せるように。脳筋万歳。勤労感謝。
パワフルなラブソングが続き、次は百合子ソロ曲『M4,恋のWa・Wo・N』。
現地で聞くたびにみっくの”KAWAII”に唸らされてきた本曲。
3度目の対峙となった今回はMachicoさん・ナンス・あべりかさんによるトリオ歌唱、そして私史上最高に近いトロッコ曲での披露となった。
みっくがいないとはいえ戦況は最悪。だけどワイへこたれへん。
3度目の正直、今度こそは勝つる。
「俺はアイマスが好きなんであって、声優さんには興味ねぇから」
僕にはしょうもないプライドといいますか、「そこらの有象無象とはちげぇし」みたいなお高く留まったところがあるんです。実際キャストさん単体を追いかけることは無いし、たぶんこれからもないと思う。
ホントごめんなさい。
僕はただの有象無象でした。ただのオタクでした。選ばれしオタクではなかったんでした。
トロッコから差す聖なる光は、僕の本性を曝くに余りある輝きを放っていた。
アイマス声優に光あれ。
あべりかさんの髪色みた?
ライブ行くたびに綺麗な色してんな~って思うんだけど、今回も感動するくらい似合ってたね。オーロラ近づいてくる思ったらあべりかさんの髪色だったわ。
ナンスのサラサラヘアーみた?
キューティクルなんて生易しいもんじゃねえから。マジで天使の輪。比喩じゃない浮いてたもん。マジ天使。トロッコ近づいてくる思ったらAngelic Paradeだったわ。しっかり恋のWa・Wo・N歌え。どっちにしろ天国か、いや地獄。
やっぱステージに立つ人の輝きってすごいねんな。
ファンサをもらわずとも、視線なんてもらわずとも、近くに来るだけで世界が鈍るヘイム。超質量の天体の成れ果てがブラックホールといいますが、演者さんの放つ存在感と吸引力ってまさにそんなカンジ。
近づいてくるほどに時の流れは遅くなり、やがて音さえ置き去りにする。実際、まわりから聞こえる「Fu-Fu-」のコールは、曲とトロッコの進行とともに明らかに精彩を欠いていた。と、精彩を欠いていた人が言う。
角を曲がった頃、もう世界には色すらない。暴力的な極彩色の輝きがすべてを塗りつぶす。
目の前に来た頃、そこにあるのはただ光。光。光。原初の光だけ。
斜め上から降り注ぐは後光、その先にいるのは神々。右手にペンラ、左手に神々。目と鼻の先に神々。穴という穴から神々。
手を伸ばせば届く、届いてしまう。一度として夢見たことさえない距離で、幾度も幾度も夢に見た神々が、こんな下賤が触れること許されない神々が、躍動している。
生きた歌と、生きたダンスと、生きた表情を発しているうおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ神よっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!
俺はアーカイブを見るのが怖い。マジで怖い。どんな顔してるか分かんねぇ。瞳孔ガンギマってた気もするし、メチャクチャ真顔だった気もする。こんなことなら花粉症のフリしてマスクしとけばよかった。
正直『恋のWa・Wo・N』どうのこうのより、トロッコやっば!演者さんすっご!という感想しか出てこない。
ミリオン単独としては3rdぶりとなったトロッコ。次いつ拝むことになるかは分からないけれど、軽率にやっていただきたいね。
「幸せはお裾分けせよ」
聖母はそう言う。
人知れず3戦3敗してもうた『恋のWa・Wo・N』から一転、サイケなイントロが流れてきた。もはや「ミリオンの看板曲」を名乗ってもいいくらいの箔がついてきた『M5.スペードのQ』がここで登場。
メチャクチャな流れだったけど、『White bows』の次に『リフキス』歌わしてた8thライブを何故か思い出してた。
今回は新たな魅力を見せてくれた人選だったと思う。
オリメンのエミリー、もうオリメンでええんちゃう?星梨花、「とくせい:じゅうりょく」に違いない朋花。ネッチョリ肌に絡みつくウィスパーボイスは本曲の湿めり気にダイレクトに寄与する。それはそれで素晴らしいんだけど、そこに厚みのある”歌織さんの声”が加わってたのはかなり新鮮。たった1人で印象を変えるくらい強烈だった。
恋に恋するお年頃たちとは違う、地に足ついた狂気。メチャクチャ真顔の狂気が、本曲の怖さをより一層複雑怪奇で身近なものに感じさせていた。
成人組でお届けする『スぺQ』もいつか聞きたいね。需要しかない。贅沢は言わないから百瀬ソロカバーだけでもください。『Luvliminal image』貸したげるから。
そして最後は『M6.成長Chu→LOVER!!』。ジェットコースターみたいなラブソングブロックは、元鞘に戻る形で幕を閉じた。
百合子カップリングパートナー界隈は、ここ福岡のように修羅の国。血で血を洗う殺伐とした界隈だと聞く。
今さらながら気づいたんですが、このライブは不毛な争いを終わらせにきたライブでもあったんじゃなかろうかと思う。
「間違えないで」
間違えられなかったミリオンライブ様が選んだのは『成長Chu→LOVER!!』。選ばれたのは、あんゆりでした。
この選択が間違いだったか否か。今後の百合子カップリングパートナー界隈の動向に注意されたし。
まぁそんな思想あるわけないんですが、それだけ期待されていたデュオ曲だったのは間違いないだろう。DAY1の感想会をラウンジで行った際にも「まぁ明日は濃厚なあんゆりが見れればいいからね」なんて意見も出てたくらいでしたから。とっておきのあんゆりをどうぞ。

第2章『花』
「旅人に贈る”白いユリの花”を探す旅に出るリリィ。そんなリリィを路傍の花たちが応援しています」。というわけでこのブロックのテーマは『花』である。
本公演は、ブロック序盤に物語が差し込まれることで選曲理由が分かりやすく提示されていたのが特徴的。また、MCも比較的短めということでかなりライブに没頭できる造りでもあった。百合子Pにはもちろんのこと、アイマスライブ初心者にとっておススメしやすいライブだったんじゃないかな。
ストーリーに沿うように会場に広がったのは『M7.ライラックに包まれて』。
フルメンバーに恵まれているユニットだけにどっちに転ぶか分からなかったけど、しっかり3人揃い踏みでの披露となった。かなり印象に残っているのがラスサビ、会場いっぱいに映し出された”花を模した照明”だ。アーカイブでも分かりやすいね。
これが中々感動的な演出だった。色も形もそれぞれにステージを取り囲んで躍動している姿は、まさにモノローグで語られている「レムリアを彩る花々が」というワードのとおり。物言わぬ”声援”が会場中に渦巻いていたのだ。
わりと今回は、照明演出が印象的なライブでもあったと思う。
歌詞に出てくる花の「花言葉」を調べたことがある方はそれなりの数いるだろう。調べてみて花の色ごとに花言葉があることを知って、「んで結局どれやねん」ってなったことある方もそれなりにいるでしょう。主要な花言葉は覚えてるらしいAPかっしーみたいな超人は別として、花をモチーフにした楽曲って実はかなり解釈に幅があるんじゃないかと思う。
原曲のライラックならきっと紫、「恋の芽生え」だろう。
うちのラウマスが言ってて納得したのですが、本公演のライラックは”何色”だったんだろうか?
リリィが旅人を想う時、旅をする決意をしたとき、そこに咲いていたのは”どんな花”だったと思います?
燃えるような赤、ちょっとくすんだピンク、猪突猛進の白、それでもやっぱり紫……
それは一色のようにも思えるし、そのすべてにも思える。なんならライラックですらないのかもしれない。妄想を掻き立てられる意見だったし選曲だったと思う。
芸術が新たな芸術を生み出すように、物語は新たな物語を編み、解釈は新たな解釈を導くのだ。
あとごめん、最後に一個だけ。
プロ可愛すぎひん?
環ライクのサイドテールはいつも通りまぁカワイイよ。カワイイに決まってる。今回ってさぁ、ちょっと髪伸びたんかウェーブ緩いんか知らんけど”お姉さん”なんよな。環の無邪気に、博識で多芸なプロのインテリジェンスがくっついてんの。それ実質ツインテールじゃんかぁ?
もうこの際だからすべてを白状するんだけど、僕はプロの顔面ドストライクなんです。昔からずっと好き。めっちゃ好き。そこらへんに転がっててほしいくらい好き。そんな幻の大陸に移住したい。大好き。
一面に広がった花畑の中には、間違いなくこの花もあったのだろう『M8.プリムラ』。
私の記憶が正しければ、そこそこ大きな歓声が飛び出していたように思う。そういえば9thでも「声出すな」言われてんのに絶叫が聞こえてたのもこの曲だった気がする。
ミリオンには『プリムラ』に親殺されたか親生まれたPがいると見た。
第3章『孤悲』
「やっと”白いユリの花”を見つけたリリィ。あたりはすっかり夕暮れです」。
何の確証もないがペンラはオレンジにした。軽やかでいてどこか切ない薫風とメロディーが、すぐに答え合わせをしてくれた。
Team3rd『M9.オレンジノキオク』が響いた。トロッコ曲である。おかしいな、夕暮れのくせに段々まぶしくなってきてねぇか?
もういっそ一切合切なにもかもバラして楽になろうと思うんですけど、僕はすーじーも好きなんです。そもそもこの世にすーじーを好いていない男などいない、いてはならない。昔の人もすーじーの魅力について一句詠んでいる。
「実るほど 首を垂れる 眉毛かな」
垂れた眉尻はオナモミ、琴線に引っかかって離れやしない。
頭頂部に咲く若葉は多肉植物、ブリンブリンした愛くるしさ。
近くにプロもいた気がするんだけど申し訳ない、すーじーの鬼の眉毛管理しか記憶にない。俺が聴いてたのは『マユゲノキオク』だったかもしらんな。
弊ラウンジには「『オレンジノキオク』のサビでワイパーしろの会」総帥がいらっしゃるんです。琴葉の痛バイクを乗りこなす御仁なんですけども。ちな冒頭で語った「文学館にいた野生のラウメン」ってのがこの人です。
私は実感できなかったんですが、会場の端っこから見るとそれなりに波及してたみたい。特に思想のない方はご協力いただけないでしょうか。浮かばれるPとラウンジがあります。何卒。
もうすぐ幕が下りてく
夕陽が星を呼んでくる
連れられてきたのは『M10.Light Year Song』。
最近このパターン多いよな。「一生に一度でいいから聴いてみたい」みたいなレア曲が連発されること。「稀によくある」って副詞はアイマスのためにあるような気がする。
概すれば”バラードブロック”ではあったけど、夕方と夜。近いようで全く毛色の異なるしっとり空間が広がっていた。クレジット見なくても分かるサウンドは身体の底まで一直線。風穴を通じて歌詞もスッと染み入る。
君に会いに行こう
あゝしあわせ……
第4章『超常事変』
さっきまでのエモーショナルはどこへやら。「生贄が必要じゃ」みたいなナレーションが響く。あゝ無常……
「やっとミリオンライブが始まったぜ」
僕は直感した。あなたも直感しました。正直チュパカブラが来ると思いました。
『M11.Fermata in Rapsodia』
『M12.Clover’s Cry 〜神と神降ろしの少女〜』
『M13.dans l’obscurité』
「生贄」というだけあって、退廃的で耽美で超越的な世界観を誇るオカルトブロックだった。「ヤバイ曲は大概アルファベットで出来ている」ことがよく分かりますね。
『Fermata in Rapsodia』は直近では「NEI」でもオリメン披露された楽曲。縦に長いKアリの特徴を生かした”武骨な機械群のライトアップ”に感じた”圧迫感”。あれはまさに、この曲にある”不条理”そのもの。息を呑むほど壮観なベスト演出だったと思う。
会場も違えばメンバーも違う。そもそも「聴かせる」をテーマとしたつよつよVoユニットだ。この楽曲をカバーすると聞いた時の御三方の心境はどんなもんだったんだろう。
『Clover’s Cry』はびっくりしたね。ライブで体感すると“こんなにキモチいい曲”になんだね。音に緩急がしっかりついてて意外とノレる。んでそれが楽しいんだ。「Shall we die?」のトコとかね。てかなんでこんな歌詞アイドルが歌ってんだろう?
周囲に1席分ずつ空席があったら俺は劇団四季してたと思うし、ラストの
イッッ! ジャスッ!
クロゥ! バーズ!
クライッ!!
これ、ヤバイ。首、もげる。肩、取れる。マジ、スプラッター。
そんな訳でステージは見てないです。それどころじゃない。アーカイブで見たらもちょが捧げられてて笑う。てかよくよく考えたらほぼ死亡経験者。なんでアイドルって死んでまうん?
そしてみんな大好き『dans l’obscurité』。こんなもんはナンボあってもいいんですが、そろそろ『囚われのTeatime』も開放してやってくれないでしょうか。
開幕からキレッキレの伊藤さんの身のこなしはMVっぽい疾走感を感じさせる仕上がり。ぜっきーのハリのある歌声も本曲の分厚さに負けず劣らず。育さんは育さん。
『囚われのTeatime』記事にも書いたんですけど、若ければ若いほど「愛とホラー」はご近所さんだと思うんです。
古来の世界地図には、その端っこに口を尖らせた神々が描かれていたという。「地上に吹きつける風は神々の息吹だからだ」なんて言説が大真面目に信じられていたからだ。
今も昔も人は、”分かんないこと”には”分かんないなりの理由”を付けたがる。そいつは大抵「神」だの「悪魔」だの「運命」だの。そういったオカルトやらスピリチュアルに結びつく。「人間様が分かんねぇことは、人智を越えたナニカの仕業だ」。そうしちゃった方が頭使わなくて楽だもん。
恋の酸いも甘いも歌ってきたライブの果てにクソ重いオカルトラブソングブロックがあった訳だけど、やはり百合子にとっての「恋」って、それくらい未知数で神秘的なんでしょうね。
お年頃の恋がホラーに傾倒したラブソングになるのも致し方ないんです。それは若人が未知に向き合っている責め苦、大人になるための通過儀礼の苦しみなのだから。
第5章『対立する正義』
『M14.Criminally Dinner 〜正餐とイーヴルナイフ〜』
『M15.Pomegranate』
『M16.インヴィンシブル・ジャスティス』
『M17.ZETTAI × BREAK!! トゥインクルリズム』
セットリストとしては折返し。
底を打ったライブを迎え撃つ楽曲が並んだ。
前ブロックで超常的な存在が押し付けてきた”恋の苦しみ、愛という罪”。僕らは生まれながらにして”リンゴ食った罪”を背負っていると描写し尽くしてからの
『インヴィンシブル・ジャスティス』
この正義の鉄拳は中々のカウンターパンチだったね。「見えねぇもんには見えねぇもんぶつけんだよ!」とても言わんばかりの概念大戦争。キョーレツぅ!!
現地にいた人は思い出してほしい。
現地にいなかった人も思い出してほしい。
Mighty hearts~♪
GET✊
TO✊
WIN✊
その拳に握ってたのはペンライトだけだった?
3拍の鉄槌は、いったい誰に下した?
掴み取りたかった”勝利”ってなに?
何でもありのアイマスにも、唯一にして絶対のルールがある。逃げないように握りしめておくべき正義がある。そいつは目には見えないが確かにある。
『アイ』である。
超常が「アイの不義」を突き付けるならば、僕らは「アイの正義」を掲げねばなるまい。それはもう苛烈に。人知れず雄弁に。
正直「アイドルヒーローズ」に大した思い出が無いから、この曲にもそこまで思い入れが無かったんだけどな。翼と一緒に頑張っていた我が担当のせいだ。
虚空を打ち鳴らす僕の拳は、第二宇宙速度を超えて赤熱するメテオと化していた。1発くらいはラッキーパンチ届いたろ。
やはり担当の力は偉大。この1曲にまざまざと感じた。
すごく迷うけども「本公演MVP」の称号は、この曲に贈ろうと思う。
あとそうだ、『Pomegranate』語りたい。
DAY2の手榴弾枠、んで例の如くトロッコ曲なんすけど、
こーりーの”力み”みた?
サビに「正味 輪郭だけの生」ってあるじゃないですか?僕の目の前でプロンプ確認してちょい左側の方で歌うんですけど、あの横顔と背筋の緊張と握る拳が忘れらんねぇ。
すごくバカみたいな感想になるんだけど
あぁ歌ってるわぁ
って思った。「そりゃ歌ってるやろ」ってツッコミは野暮です。もう全然わかってない。あなたっていっつもそう。
定期的に「演者さんのプライド」みたいなものは摂取してたいんです。それが演技でも歌でもダンスでも表情管理でも何でもいいんだけど、ライブに行ったからには「生きたプロ意識」みたいなものを感じてたいんです。格好良かったな~、あのこーりー。
あとこの曲、すごく歌詞がいい。いつかブログに書きたい。
第6章『空』
「激闘を制したリリィと旅人。2人を祝福するかのように『空』は晴れ渡っていきました」
何が来るかと脳みそはフルスロットル。あれこれと思案した挙句の果てに聞こえてきたのは、小鳥さんソロ曲『M18.空』。
物語の終盤らしい”しっとり感”もありつつ、百合子にはよく似合いそうな清涼感も秘めている。おまけに新旧”妄想属性”同士のカバーときた。
百合子自身が歌っていたわけではないけど、本公演にはピッタリ。けっこう現地の”どよめき”があったけど、そこに含まれた感情は様々だったんだろうなと思う。
僕はいつ催促されてもいいように入念なリップロールぶちかましてた。結局必要なかったんだけども。歌わせてくれよ。
なんでこの曲がこんなにもいいのか、について今一度考えてみると、それは歌詞にもあるように「人生という物語は、いつ終わらても、いつ始めてもいい」。
とても自由なものだと気づかせてくれるからじゃないだろうか。
「風呂は心の洗濯」というなら、この曲は「心の天日干し」だ。驚きの白さにパリッと乾いた心、お日様を含んだ香り。洗濯物取り込んだついでに、ちょっくら外にでも出掛けてみたくなるってもんよ。
この曲の風通しのよさって心地よい。誰が歌ってもいつ歌っても、やっぱり変わらない。後世に受け継いでいただきたい名曲だね。
そんな流れで百合子ソロ『M19.地球儀にない国』。
(他意はないけどけど)似通った百合子ソロ曲の中で、本公演のテーマに抜擢された楽曲が続いた。公演タイトルとなった「レムリア」も本曲から取ったものでしょうし。
Xで流れてきたからやるつもりだったんだけど、生憎この日の僕のペンラはすこぶるご機嫌斜め。ガタが来てるのか呪われたのか知らないけど、途中からひどく動作が不安定になっていた。
完遂は出来ないが想いは汲みたい。
序盤からエメラルドを振り続けた。ぼちぼちエメラルドの海だったんじゃないかな。
それは伝説の森の奥の謎めいた世界
この表紙をめくれば 25ページでワープできるはず 目を閉じて
Overtureを目にしたのがついさっきのような、もっと前のような。センターモニターに変わらず映し出されている空を、遠い目で眺めていたような気がする。
今日の25ページっつたら『PBA』くらいかな。
白馬じゃなくたって平気よ 王子様
『Princess Be Ambitious!!』
白いペガサスにヒラリ飛び乗るの
『地球儀にない国』
絶対考えてないと思いますけど、すんごい脳筋伏線回収でした?白馬またがってく系女子?
やはりお姫様に必要なのは庇護欲に駆られる愛くるしさでもか弱さでもない。強靭な腕力と強烈なワガママだ。そういう自分至上主義はやっぱ大事。
この理論で行くと範馬勇次郎がミリシタに実装されたらPr属性になるはず。スペアピは多分これ。

『地球儀にない国』のフィナーレ感とオープニング感をそのままに、ここまで紡がれてきたストーリーは最後の1章”エピローグパート”へ突入した。
「彼と”同じ物語”を進みたい」
脳内を流れていく百合子の声から、このフレーズだけが教科書に引いた蛍光マーカーのように鮮明に残った。
右手の蛍光ペンを黄色に灯して、まだ暗いステージを眺めた。そして夢想した。
『百合咲き誇るレムリア』
もうじき、著者直々のおでましだ。
M20.君と同じ物語
「THE百合子」といった様子の最新ソロ曲。
ソロ曲のラインナップは当然アイドルによってよりけりだけども、百合子はずっーとこの路線で行くらしい。別に他意はない。”そうなんだな”と思っただけ。
文字が纏う空気が今 少し変わったみたい
エピローグから一人舞台に立った伊藤さんが歌うこのフレーズ、だいぶ聞こえ方が違った。
この瞬間を例えるなら”カーテンコール”が近いかな。役者から素を見たときの安堵感というか、物語から”現実”に引き戻される感覚というか。
「空想文学少女が紡いだ「透明なプロローグ~地球儀にない国』という一繋ぎの物語」。ここから百合子だけがポップアップしてくるような印象を抱いたんすよね。
思うにそれって、物語のキャストではなく“ストーリテラー”でありたいという意志。
どこかの空想文学少女の夢物語てはない“アイドル七尾百合子”の願い。
“君と同じ(次元の)物語”を歩みたい。
そんなメタ発言に思えたんだ。
冒頭に述べた「フラクタル(入れ子構造)なライブ」ってのはそういうこと。このセトリって”メタっぽい視点”あったと思うんよね。中盤の神ブロックとか次の曲とか特に。
私…先生の書く文字になりたいんです
漫画『雪女と蟹を食う』にこんなセリフがある。
シチュエーションはご想像にお任せするとして、冒頭の歌詞ひいては『君と同じ物語』はそれなんだなって思った。
どちらが上でも、どちらが下でもない、対等な立場での歩み寄り。
そういう類の”言葉”で”楽曲”だったんじゃねーかなと。
それは当然百合子Pや百合子ファンに贈られたものだと思うけど、なんかすごくグッと来たね。
主演公演ってやっぱいいな。魂の結婚式だわ。
参列者一同、百合子と百合子Pが末永く
「間違えないこと」を祈念いたしております。
6月の晴れやかな風が吹いた後、ぶっ通しで行われたライブの振り返りと称して長めのMCが行われた。
ミリオンのMCにチケット代払っているような人間といたしましては物足りなさもあるライブだったけども、まぁトレードオフだからね。オーコメとかで補完してくれるなら買います。オーコメ入ってるならね。
『百合咲き誇るレムリア』、エンディング曲です
全員配置についた後、みっくの放った一言と共にライブ本編EDテーマ『M21.Tomorrow Program』が粛々と流れてきた。いつぞやとち狂ったように見させられた”エンドロール”を添えて……
非常に迷った。この曲を“本公演のMVP”にしようかどうか。
マジで演出の大勝利だと思う。分かっててあんだけ笑えて、分かっててやっぱりグッとくんだもん。こういう瞬間に、俺はすごくミリオンライブを感じる。
笑って、泣いて、俺はスゲー輝いてる。
心底そう思う。
現地とアーカイブで演出が違うから、現地民もぜひアーカイブで見てほしい。エモーショナルに浮遊してくる鉄板は爆笑もの。あとたまにはグリマスのキービジュも思い出してほしい。
現地の情報を付け加えておきますと、あのほっそい短冊形モニターの下の方に天丼やら鉄板が映し出されてたんです。年季の入ったサビだらけの鉄板が、無駄に手の込んだ鉄板が、画面にデカデカするわけでもなく、なんか演出があるわけでもなく、ただぽつーんと。
マジでなんなんあの時間。
もう死ぬほど笑ったわ。あの一瞬だけは鉄板がすべてを牛耳ってた。完全にセンターアイドル。北九州メッセが鉄板に完全掌握。もし鉄板がトロッコに乗ってきてたら俺は間違いなく笑い死んでたね。
からの
プロデューサー
キミだよ
もう分からん。泣きたいんだけど泣きたくない。頭ん中で鉄板がこっちみてる。こっち見んな、地に伏せろ。鉄板で泣きそうになってる変態みたいになんじゃん俺が。頼むからエモに浸らせてくれ。頼むからもう出てこないで。ライブに集中させて。クソダサフォントの””完””もどうにかしてくれ。
ENCORE
ミリオンライブらしい混沌としたラストとなった本編。その後に会場に轟いたのは「アンコール」ではなく、誰からともなく波及していった「再放送」コールだった。
物語は、また新たな物語をつくる。
僕が思いつく限り「アンコール」の文言が変化したライブはない。その既定路線さえ、このライブは覆した。僕らは観客で消費者でしかないんだけど、担い手でもある。感動すら覚える”ライブ感”だったね。
この短時間でこれだけ統率の取れた景色が広がったんだ。オレンジのさざなみも、エメラルドの海も、いつか叶う日が来るんでしょう。
「言えば叶う」
アイマスはいつだってそう。
その事実を再確認してからの『M22.7Days A Week!!』は胸を熱くさせたね。
私たちお互いを誇りに想い
声にかえて響かせ歌うよ
たしかに主演公演が始まってからというもの、ライブの度に感じるのは「リスペクト」と言える感情のように思う。この直後の大合唱もそうだし、所々のコールだってそう。呼びかけてくれるコールの布教活動だってそうだし、開演前に響いた号砲だってそう。
「こんな流行ってないコンテンツで熱くなれる人たち」に対して、俺は「ありがとう」って言いたくなるし、「一世一代の主演公演くらい報われてほしい」って親心にも似た感情を抱く。なんかみんなで肩組んで歌い合っているような青春を感じる一幕だった。
ホンマごめん、正直「影薄いな~」って思ってたけどライブでこそ映える楽曲だわ。僕はそこに今日まで気づけなかっただけ。ごめんな。
唐突に歌詞の話するんですけど
もっと大きな夢みていいかな いいよね?
この「いいよね?」で毎回泣きそうになる。
「あ~俺の返事なんか聞いちゃねぇ感」といいますか、周年の最中に「次の周年のこと」考えさせられちゃう強引さといいますか。手を引っ張られてる感がすごくすごい。
んで最後の最後に『M23.Legend Girls!!』。
OP属性のある曲を、ライブのEDに持ってくる。分かりやすいメッセージではあるものの、こんくらい底抜けに明るいグランドフィナーレが百合子には映える。
ロコにDAY1を譲ったと言えど、12thに先を越されたと言えど、主演公演の先駆けはこの11th。明確な数字としてミリオン史に残る。百合子から始まった物語だ。最後まで突っ走ってほしい。
あとごめん、最後にひとこと。
みっく見た?
ステージ上手からトロッコに乗ってくるんですけど、僕の目の前を過ぎてから“ひたすらコッチを見つめる時間”があったんですよ。時間的には数秒、体感は永遠。ファンサとかしてない、ただひたすらコッチ見てるだけ。トロッコに手かけてこっち見てるだけ。あのお目目でコッチ見てるだけ。俺かは分からんけどコッチ見てるだけ。
ほんまドキドキした。でも目は離せなかった。月並みな言葉で申し訳ない、みっくの瞳に”吸い込まれてた”。
本当にありがとう。久しぶりに”こんな気持ち”思い出した。真面目にマッチングアプリ始めようと思う。
本編のセットリストも分かりやすかったけど、ラスト3曲で言いたかったことも分かりやすくて良かったね。「ローマは一日にして成らず」ってカンジ。
10年を超えたミリオンの次なるフェーズ
「39名の主演公演の踏破」。
改めて無謀な挑戦だなと思う。2か月後に13thが控えているとはいえ、それでも6/39。その道のりは果てしなく遠い。だからこそやる価値もあるってもんだなと。
いつぞやモモキエイジ氏が「ラタタの歌詞にある”未来”ってワードは、ミリオンの誰が”主役”になっても、ミリオンの誰が”未来”になってもいいように入れ込んだ」ってな話をしていた。
知ってか知らずか、それは“いまのミリオンライブそのもの”を予見していたように思う。
39人全員が“主役”を務めるまで、それぞれのアイドルにミリオンライブの“未来”が担保されている。この状況をね。
先のことは誰にも分からない。ミリオンだってそう。ミリシタだってその内なくなる。
それでもミリオンなら39公演やり切ってくれる。何の保証もないけれど、僕にはその確信だけがある。僕だけじゃなくて、ミリPは大概そう思ってる。
ミリオンライブはバカでアホでマヌケでおたんこなすでどうしようもなくトンチキだけども、言ったことだけはキッチリ守ってきたコンテンツだ。
7thも11thもミリアニも、どれだけ時間がかかっても必ず守ってくれた。
ならきっと、この主演公演だってそうなるはずだ。「言えば叶ってきた女」が、全公演の安全祈願までしてくれたんだし。
イレギュラーな幕開けとなった主演公演制。
裏方さんの尽力もあって、やっとこさ軌道修正が終わったってとこだろうか。ならば後は走るだけ。
運のいいことに次回の主演は、ミリオンで一番アツい女。遅れた分を取り戻す気マンマン、全力援走の構えだ。
給水所にはコロッケも用意してあると聞く。置いてかれんなよ。
残念ながら両日ともに現地には参加できそうにありませんが、遠くの空から応援させていただきます。 おビールでも飲みながら。
ってな訳で11thの感想はおわり。
ロコ、百合子、お疲れさま。



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