まえがき
『みんな元気!!!!!』
本公演のスローガンです。
「一周回ったか……」と心配になる程のシンプルさ。
元気の語源は「減気」とされています。
悪い気が減少する=元気になる
という理屈です。
私達はこの日を迎えるまでに、多くの“悪い空気”に晒されてきたのではないでしょうか。
今なお尾を引くコロナ禍。
ニュースを開けば悲しいトピックス。
日常のあれやこれや。
そんな鬱屈した日常に飛び込んだ、この合同ライブ。
アイマス18年目にして迎えた
アイマス初の単独東京ドーム公演。
初の5ブランド合同ライブ。
数年ぶりの声出し解禁。
現地の方も、そうでない方も。
憂鬱な空気なんて、吐き出し尽くせたんじゃないでしょうか。
代わりにドームに詰め込まれたアイマスの空気を吸い込んで。
マスクしながら声を出す辛さと、目一杯声を届けられる幸せを感じながら。
これから先、また気だるい空気を進む時が来ようとも。
『いつだって元気!!!!!』
と満たされるであろうほどに。
感想の前に
2/9(木)には東京に到着したんですが、色々楽しんできました。
「呑みマス」に合わせて、「浅草ビール工房」に行ったり。
カウンター席もあるので、一人でも楽しめると思いますよ。
物販は金曜日なのにえらい並んでました。
結局ラババンやら色々買えなかったので、土曜日に8時くらいから並ぶ羽目に。
今回、のぼり企画にも参加させていただきました。
現地で実物を見た時の感動たるや。
コイツで目頭が熱くなる日が来るとは思いもしませんでした。
今からライブの感想を書き連ねますが、両日合わせて85曲。
ミリ9thライブ感想の様に全曲には触れません。
私はAS・ミリメイン。
全ブランドの曲について触れていますが、その他ブランドについては薄味かもしれません。
それでも良ければ、最後まで見てやって下さい。
感想 DAY1
開演前
2023/2/13(土)。
前日の荒天とは打って変わって、清々しいほどの青空。
アイマス初の単独東京ドーム公演。
お天道様にも祝福されてる辺り、
「さすがアイマス」と言わざるを得ません。
私が東京ドームに来るのは2回目。
「ポルノグラフィティ20thライブ」以来。
ちなみに台風でした。
「あのバカでかい会場いっぱいに、光の海が広がる。」
その光景を想像する度に、胸が熱くなります。
中に入ると目を引くのは、リニューアルされたバカでかいモニターにバカでかいメインステージ。
大小さまざまな星々もそこかしこに散りばめられています。
そのメインステージから一条。
電飾で彩られた花道の先に五角形のセンターステージ。
どのライブもそうですけど、この瞬間が好きなんです。
会場に入るまでって、どこかふわふわしてるんですよね。
「本当に今からライブするんかなー」って。
それが形を成しているのを目にした瞬間。
「今からライブするんだ!」って、実感に変わる瞬間が。
このライブのための楽曲『CRYST@LOUD』が、開演前までしつこいくらいに流れてました。ホンマにしつこかった。
まぁ、おかげさまで本番はバッチリできたんじゃないでしょうか。
会場BGMのボリュームが上がるのに呼応して、大きく鳴り響くクラップ。
ライブが始まる瞬間を否が応にも感じさせます。
『MOIW2023』開演です。
M0.Overture
絶対アクセス悪そうな空中東京ドームシティに、ブランドロゴやらライブロゴやら。
この祭典を祝福するかのように、画面を所狭しと彩っていました。
続いて
“AS→デレ→ミリ→M→シャニ”の順に、DAY1出演アイドルの紹介。
DAY1の出演アイドルの紹介の後、モニターいっぱいに映るおそらくアイドルマスターに存在する全アイドル達。
『SONGS OF TOKYO Festival 2020』にて披露された『何度でも笑おう』の1シーンを思い出します。
両日合わせて登場した102名のアイドル。
アイマスライブ最大の出演者数ですが、全アイドル数には遠く及びません。
私のミリオンの担当アイドル”百瀬莉緒”が、どこにいたかは分かりません。
ただ、一瞬とはいえ東京ドームに姿を見せた。
『みんな元気!!!!!』の「みんな」の中に、出演しないアイドルも含まれている。
そんな憎い演出に開幕から胸が熱くなります。
M1.THE IDOLM@STER
私自身、ASからアイマスにハマった身。
音源や動画でしか見聞きしたことのないこの曲が、初めてのASの現地ライブ。
初めてのアイマス声出しライブの”1曲目”になった。
非常に感慨深いものがあります。
当たり前のようにコールが口を突いて出る辺り、骨身に染み付いた楽曲になっていると感じます。
もう伏目がちな昨日なんていらない
今日これから始まる私の伝説
『MOIW2023』で最初に飛んでくる、このフレーズ。
伝説の始まりを予見させる歌詞が刺さりに刺さります。
「THE IDOLM@STER」を冠するタイトルですが、中身は尖りに尖った歌詞。
P歴が長くなるほどに、この攻撃的な楽曲をアイマス黎明期に発表したという事実に震えます。
男では耐えられない痛みでも
女なら耐えられます 強いから
多様性が叫ばれる昨今。
どっかの界隈がブチぎれそうなフレーズ。
変える必要性は無いと思いますが、サイドMが歌いづらい側面はあると思います。
「3.0VISION」への移行と共に、『歌マス』のバージョンアップもあるかもしれませんね。
M3.Glow Map
ミリシタ3周年記念曲。
私も3周年からのミリPですので、思い入れは周年曲の中でも随一です。
もうイントロからダメだったね。
ボロボロ泣いてた。
行ったことのない場所。
まだ見ぬ景色を願うWish Song。
ミリオンの周年曲らしからぬエモーショナルな始まり。サビに向かって高まり、サビで花開く爽快感が特徴的です。
Ah 見上げた明けの空に思い重ね
そっと紡いだ Wish Song…
たくさんの思い出たちが背中押すの
新しい世界はもう目の前広がってたんだ
ミリシタ3周年は途中からコロナ禍に苛まれました。
この曲をメインに据えた7thライブも、一度は中止となった経緯があります。
※その翌年、
「7thLIVE Q@MP FLYER!!! Reburn」として開催されました。
夜が明ける前のまだ暗い時分を”暁”と言います。
“声出し解禁”という情報が降り注いだ時、雲間から差し込む光芒のような報せではなかったでしょうか。
声出しが解禁となった暁の、この合同ライブ。
上述の歌詞が、また違った意味で聴こえてきます。
ミリPがコロナ禍で塗りつぶせなかった空白。
『Glow Map(白熱する地図)』の名のとおり、柔らかな光がその空白を塗りつぶす。
そんなミリオンの開幕だったと思います。
始まりのあの日から (ずっとそばで)
幾つもの景色を一緒に過ごしたね
聴く度に涙目になるCメロの歌詞。
エモすぎる。
DAY2の『Destiny』でも同じことを言いますけど……。
今回は1番のみの歌唱でしたが、この曲の最高潮は落ちサビの「行ってきます!」でしょう。
是非是非、聴いてみて下さい。
2023年の正月に実装されたばかりの”39人ver”を置いておきます。
発表時、私は盲腸で苦しんでたので「なんか腹いてぇな~」と思いながら見ていた。
色々な意味で思い出深いMVです。
M6.ビーチブレイバー
あ゙ー゙ー゙!゙!゙!゙!゙
温゙度゙差゙が゙凄゙い゙で゙ずー゙ー゙!゙!゙!゙!゙
って、俺の心の中の果穂ちゃんが叫んでた。
私が「MD」~「3rd」までは配信ライブを見ていたため、最も予習しなかったのはシャニ。
知っていた曲ですし、ドハマりしていた時期もある曲です。てか、嫌いな人いないだろ。
「いつかコールしてみて~な~」とずっと思っていました。
楽しかったね、マジで。
イントロ聴こえた瞬間に身体が射出されたんですが、2番からは他ブランドのアイドルが参加してきます。
越境はあるとは思っていましたが、こんながっつりコラボするとは聞いてない。
しかも、我がASの担当アイドル
「我那覇響」。
彼女を視認した瞬間、2度目の射出を迎えました。
隙を生じぬ二段構え。
右手の逆刃刀は浅葱色に変わってた。
これが夏だったら前回の『Pon De Beach』よろしく、水鉄砲の演出があったんでしょうね。
M8.はるかぜバトン
サイドMに興味を持ったのが、
「オケマス」の”アルテ”だとしたら。
サイドMの楽曲の強さを教えてくれたのは
『はるかぜバトン』です。
サブスク解禁前から音源を買ったほどに好きな楽曲。
初めて聴いたときから泣けます。
特にラスサビの転調は、いつ聞いても鳥肌が立つんです。
もふもふえんのオタクの皆様にお伝えしたいんですが、ご一緒させていただいた”Cleasky”は「MILLION THE@TER GENERATION(通称MTG)」のユニット。
ド田舎の島へ引っ越してきた都会っ子
“島原エレナ”。
その島で出会ったクラスメイト
“宮尾美也”。
この2人の出会いと別れを描いたエモエモ青春ユニットです。
CDドラマではエレナの胸中がナレーションされますが、その心情描写がエグイ。
サブスクにはありませんが、是非聞いてみて下さい。
そう1回…友達になれたら
もしはなれちゃっても
しんぱいないんだよ
なんどでもみんな会えるから
忘れずに覚えていてね
『虹色letters』Cleasky
笑顔のまま またねでバイバイをしようね
ここらへんで”Cleasky”を選出した意図に気づいて号泣してましたね。
大人になってからも日常的に会える竹馬の友なんて、極々少数。
実際この2曲の登場人物たちも、再度出会えるかは分かりません。
分かりませんが、
“出会える・出会えない”は本曲において重要なことではありません。
頬を撫ぜる春風の柔らかさを感じる時。
友との日常を切り取った、
写真やフィルムを眺める時。
胸中に去来するのは、一抹の寂しさとほんのり暖かな感情。
二人の間 通り過ぎた風は
『なんでもないや』RADWIMPS
どこから寂しさを運んできたの
泣いたりしたそのあとの空は
やけに透き通っていたりしたんだ
想い出を”Cleasky”が投影する先も、
“もふもふえん”がはるかぜバトンを渡す先も同じ場所。
空はいつだって。
どこへでも、だれにでも繋がっています。
次回の合同では”もふもふえん”に
『きまぐれユモレスク』歌わしたいんだけど、どうかな?
M14.秘密のメモリーズ
原曲が貴音・風花さんの歌う。
可愛らしくも上品なオシャ曲。
微妙な距離感のもどかしい恋心を歌った楽曲です。
ミリシタ実装なし。
ライブ披露は2017年の台湾が最後。
ナンバリングでは「3rd 大阪公演」まで遡る。
ミリオン内でもメジャーとは言えない楽曲。
純粋に聴けて嬉しかったんですけど、
「セトリ組んだ奴、正気?」
と疑問符が頭の中に浮かんだ衝撃の選曲でした。
メンバー選出の意図が分からなかったんですが、各ブランドの”強いカップリング”が揃っていたようで。
稀によく顔を覗かす、アイマス公式内のカプ厨が悪さしたんでしょう。
「い~ ったっね~♪」のリズムが好き。
M15.Arrive You ~それが運命でも~
一生言い続けるんですけど、サビの稲川プロ(大神環役)のダンスのキレで飯が食える。
「”ア~イシテル”~ が何だっ~て~」
のトコ。4:55くらいから。
原嶋さんはまんま育さんだったし、けこねえはデカい桃子だった。
M18.エージェント夜を往く
アイマスにハマり始めた頃、狂ったように聴いていたことを思い出します。
どうしてもAS曲は私の懐古心をくすぐる。
オケマスの『蒼い鳥』でも思いましたが、令和のこの時代にこの曲が聴けるなんて。
有難いことですね。
元祖王子様アイドル、菊地真の持ち曲。
歌唱はサイドM。
『エージェント夜を往く』sideM ver
いやぁ、殺意が高いなぁ。
如月千早『約束』
くらいの殺意をヒシヒシと感じる。
真のイケボも垂涎モノですが、それと同等のイケボが束になってる訳です。
これはよくない。
唾液をがぶ飲みソーダ。
「とかちつくちて」が出来て大満足。
本曲のコールは知らないんですが、サビは客席みんな歌ってましたよね?あれが普通なんですか?
よく分かんないけど、チョー楽しかった。
語彙力溶けちゃう。
M23.Get lol! Get lol! SONG
「ゲロゲロソング」と読みます。
ミリ6thの
「ちょっと気持ち悪い……」でお馴染み。
モニターに映る歌唱アイドルナイズドされたカエルも健在でしたね。
歌唱は”高槻やよい”と”ピエール”。
やよいのポシェット”べろちょろ”と”カエール”のコラボです。
合同で聴く日が来ると思っていなかったというのが率直な感想で、
終始「俺、東京ドームで何聴いてんだろ…」
とよく分かんない感情でした。
イントロ聴こえた瞬間に
「ふへへっっ…」みたいな気持ち悪いの出ちゃった。
カエルってだいじだよ(Go home)
カエルっていうのは(Go home)
いちばんあったかいトコあるってことなんだ!
ネタ曲っぽいですけど、作詞は松井氏。
あっけらかんとした声に、真理をついたような歌詞が涙腺に来る泣き曲です。
ミリシタにも実装されています。
インストールしましょう。
侵略開始。
いっしょに歌えば、もうトモダチ~!!
M25.スパイスパラダイス
「カレーのCMのやつ」くらいの知識しかありませんでしたが、イントロで真後ろの人が発狂してました。
周りの声がデカすぎて、何が楽しかったのか覚えてないけど何か楽しかったです。
「あまとうのスパイス詠唱がしたかっただけなんだろうな~」
と今になって思いますが、DAY2はもっとひどかったのでヨシ!!
ミリオンのカレー曲もいかがでしょう?
ハラペーニョとカルダモンとコリアンダーしか言わんが。
M27.ABSOLUTE RUN!!!
ミリオンの信号機
“ストロベリーポップムーン(略:いちぽむ)”の表題曲。
爽やかなバンドサウンドに、王道アイドルソング然としたポップな歌詞が跳ねる。
“いちぽむ”らしい「カッコいい」曲です。
2022年は
「ミリ8th」,「バンナムフェス2nd」と、出番の多かったユニットでもあります。
重ねた経験によるものか。
安定したライブパフォーマンスだったと思います。
良くも悪くも”ミリオンライブ”を煮詰めたようなユニットですが、合同では良い方向に振れたようで何より。
MCはとちってたけど、普段に比べれば軽傷でしょう。
サビ前にアイドル名やソロ曲名が入っているなど、エモにも事欠かない楽曲。
特に見ていただきたいのは、落ちサビ部分の歌詞。
“信号機”としてミリシタ内外で出番が多い3人。
この3人が歌う事に大きな意味があると思います。
この歌詞を強く感じた瞬間がDAY2の最終盤にありました。違うブランドの”赤”でしたけど。
そこまで歌詞は取っておきます。
気になる方は見てみて下さい。
M29.Dye the sky.
イントロの瞬間に息を呑みましたが、モニターに映った歌唱メンバーにさらに驚くことに。
AS:今井 麻美(如月千早)
デレ:福原 綾香(渋谷凛)
ミリ:田所 あずさ(最上静香)
DAY1出演の“蒼の系譜“が揃い踏み。
「蒼っぽい曲」はたくさんありますが、その中から本曲を選んだことに脱帽です。
セピアにくすんだ空を思わせる不穏な曲調。
キャンバスに自分色を叩きつける。
いや……
「キャンバスなんかに収まるかい!」と、キャンバスごと蹴り飛ばしそうな強気な歌詞。
シャニらしいキラキラ感は微塵もありませんが、綺麗ごとだけでいられない生々しさがあると思います。
凛さんについては分かりませんが、千早・静香の2人は他の信号機に比べて、問題を抱えているアイドルとして描かれることが多いです。
アイドルを歌うための道具としか捉えていなかった千早。
刻一刻と迫るアイドル活動のタイムリミットに焦る静香。
決して綺麗ごとで解決しない問題を抱えてきたアイドル達だから、本曲の悲壮感・虚無感をより感じるのかもしれません。
楽曲の強さ故に、誰が歌っても圧のあるステージにはなるでしょう。
ただ、そこは蒼の3人。
まっすぐに届く凛とした歌声は、この曲のメッセージ性を強調させる圧巻のパフォーマンスでした。
「APかっしー終了後感想会」にて、
「それぞれの歌声が違うのも良い」的な事を仰られていましたが、すごい良い解釈だなと思います。
“青”といえど、同じ”青色”は無い訳で。
それぞれの歌声で、それぞれの青色の違いを見せつけ合う。そういう解釈もできる選出だと思います。
M33.FairyTaleじゃいられない
みんな大好き『FTじゃい』。
直近では「ミリ9th DAY1」にて、ゴリゴリRemixでの披露でした。
合同前に書いたブログでも同様の事を書いていますが、
「シンデレラガールズがおとぎ話を否定する」
というメッセージ性は、『ガールズ・イン・ザ・フロンティア』に通ずるものがあると思います。
ミリオンが歌う本曲とシンデレラが歌う本曲。
曲は同じでも全く違う意味合いに聴こえる。
合同ライブの醍醐味とも言えるような選曲ではないでしょうか。
「こ~の身~♪」が聞こえた瞬間。
誰が歌っているかが分かった瞬間。
「そうきたかァ~~~ッッッ」と、リアル烈海王。
毎度果てる”このみ姉さん”が連れてきてくれたんでしょう。お前は地下に帰ってくれ。
M34.We’re the one
両日とも、どのアイドル・キャストさんも凄かった。
もし、衝撃度で一位を決めろというのであれば、
私は「真と宏美さん」を挙げます。
カッコいいというのは知っていましたよ、もちろん。
「僕にまかせて」
ちょっとカッコ良すぎたな。
筆舌に尽くしがたい。
両日ともに、真が仕事しすぎてる気がします。
ヤバかった曲を振り返ると、
「そこに菊地真!」状態。
カッコいい曲ブロックのトップバッターですが、”クラファ”の御三方も堂々とパフォーマンスされていました。
オケマス以降インストールしたサイスタ。
初めて聴いた時から好きだった楽曲です。
レーザーやら低音が似合いそうな曲なので、ライブ会場で魅力が増す楽曲だと思います。
『MOR』で伊瀬さん(天峰秀役)が、
「手のフリを一緒にしてほしい」的な事を仰っていた覚えがあります。
覚えていたので、右手グルン(↑→↓←↑)できて非常に楽しかったですよ。
M39.Tulip(Long Intro Ver.)
デレに『Tulip』あれば、
ミリに『花ざかり』あり。
どこかの誰かが言うてましたけど、その意味を噛み締めてました。
「おっっほーーー!!」みたいな、何かぶち込まれたんじゃないかって変な声出た。
イントロのスラップベースだけで優勝だよ。こんなもん。
低音厨の私にドストライクな楽曲。
ベースを嗜んでる時期があったんですが、こんなん弾けたら気持ちいいでしょうね。
ベースはいま部屋のインテリアになってます。
原曲からしてどうしようもなく強いけど、歌唱はサイドM。
あんたら、えぇ仕事しすぎやで。
“男が歌う女歌”って、なんでこんなに良いんですかね?
女々しい部分を投影するから?
雄々しさと女々しさのギャップ?
答えは出ませんけど、最高。
“Σ”のハンドサイン掲げとけば良かったと後悔。
デコルテ院北斗さんに怒号が飛び交ってましたけど、端から見たら凄まじい光景だな。
よくよく考えたらデコルテの大部分見えてないのに、この破壊力。
鎖骨なんて出てきた日にゃ刈り取られてるだろ。
M42.アイ MUST GO!
DAY1最後の曲。
前回合同ライブ
『MOIW2015』のラストに披露された本曲。
歌詞をすべてカナに直すと、偶然“765文字”になるという奇跡の産物です。
私はアイマス復帰勢。
たまたまYouTubeで流れてきた『MOIW2015』を見て、復帰した経緯があります。
この道の向こう 進んだ先は
どんな未来があるのだろう
映像でしか見たことのないこの曲。
映像でしか見たことのない合同ライブ。
そんな曲を現地で体感できる日が来るなんて。
あの時、ふたたびPとしての道を歩み始めた私自身に言ってやりたい。
「3年後のお前は、死ぬほど感動する瞬間に立ち会えたぞ」と。
「その道はお前の生きがいになるコンテンツだぞ」と。
自分で自分を褒めてあげたいよ。
「東京ドーム」という聖地でのアイマスライブ。
そこに対する思い入れは人それぞれ。
DAY2で詳しく書いていますが、私は「東京ドームは聖地」という知識があるだけの人間。
ドーム公演自体は喜ばしいことですが、特別思い入れがある訳ではありません。
Twitterやら名刺交換で熱い想いを語る同僚を見ながら、すこし物寂しい気持ちになってたりもしてました。
そんな私にとって、
『アイ MUST GO!』を合同ライブで聴く。
これは私の二度目の始まりであり、
いつか見たかったトゥルーエンド。
驕りかもしれませんが、古参Pが東京ドームに掛ける想いに似たものがあると思っています。
本当に予想外の選曲だった。
曲名を言われた瞬間に、驚きもしたし泣いたし。
でも、不思議と落ち着いてた。
多分それは、目の前の光景を見てなかったから。
「MOIW2023」の『アイ MUST GO!』を見ながら、遠い日の記憶を。
私の”二度目のP人生の始まり”を、どこか遠い目で目の前の光景に重ねていたから。
我々は歩んできたし、これからも歩み続けていかないといけない。
Pとしても、一人の人間としても。
決して平坦ではない人生。
Pならアイマスに励まされたことなんて、一つや二つじゃ収まらないでしょう。
コミュに元気をもらったり、飛んできた楽曲で号泣したり。
そんな一人一人のアイマスとの歩みが、この合同ライブ。現在のアイマスです。
進んできた道のりは各々違いますが、
“進んできた”のは皆同じ。
アイマスはもちろん好きですが、Pの熱量も好きなんです、私。
交換した名刺やTwitterを見れば、その端々に隠しきれていない想いが伝わってきます。たまにクソ重たい時あるけど。
これからもそれぞれの歩幅で
「アイマスとGO!」
していければいいなーと思いました。
あとがき
DAY2にまとめて書きます。
DAY2はこちら。
最後までよんでいただき、ありがとうございました。
コメント