『DIAMOND JOKER』ミリオンライブ 歌詞考察

ミリオン
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まえがき

ポルノグラフィティNewアルバム『暁』の考察も一段落つきましたので、ここからはミリオンライブのターン。

どこからやろうか考えていましたが、「鉄は熱いうちに打て」。

ということで、絶賛進行中の
『THE IDOLM@STER MILLION THE@TER SEASON』楽曲から進めていこうと思います。

 

「ミリオンは初手にジョーカーを切る」

どこかで聞いた言葉ですが、その言葉通りシーズン楽曲のトップを飾るにふさわしい“強い楽曲”だと思います。

発表当初は
「このクオリティが続くのか……」と戦々恐々した覚えがあります。

というかもう1年経つんですね。
そっちの方がこえーわ。

『DIAMOND JOKER』
作詞:早川 博隆
作曲:早川 博隆,Tsubasa

 

考察の前に

作詞・作曲をされている”早川 博隆”氏は、紹介サイトから引用すると

EDM・R&B・HIPHOP といったダンサブルの楽曲からRockまで、幅広いジャンルの制作をこなすマルチクリエイター。

早川博隆(Rebrast) – LOVE ANNEX (love-annex.jp)

とのことです。

ミリオンライブでは、
MTWユニット”Fleuranges”楽曲の作詞・作曲を行われています。  

 

“ダイヤモンド”は和名で『金剛石』。

天然の鉱物では、最も硬度の高い物質として知られています。

硬い反面、靭性(欠け・割れに対する抵抗力)は他の鉱物に比べて脆いとされています。

ちなみに『ゴルゴ13』では、この性質を利用してダイヤモンドの狙撃に成功しています。

 

ミリシタの切り札として活躍してくれることを願ったタイトルのようです。

ダイマ企画で名前を頻繁に見かけるので、有言実行だと思います。

 

ミリシタでJOKERと言えば、
『Silent Joker』を思い浮かべる方も多いでしょう。

ミリシタプレイリストでも選出された、こちらもカッコいい楽曲です。

この曲において、
“Joker=自分の中の熱い気持ち”の比喩になっています。

「言いたいけど言えない」
「伝えたいけど伝わらない」

そんな”Silent Joker”を歌った曲ですが、一見クールに見える”真壁 瑞希”というアイドルの人間性と合わせて、非常にキャラクターに沿ったソロ楽曲。

瑞希の名刺代わりになる1曲だと思っています。

あと、純粋に歌がうまい。

 

そんな”JOKER”ですが、本曲においてはどんなカードとして描かれているのか。

 

我が金剛拳。その実態は五体の金剛化を旨とするッ

めちゃくちゃどうでもいいけど、まつりって”中国拳法”が似合うよね。チャイナ服のせいかな。

閑話休題。

ゴリゴリのエレクトロミュージックから始まり、すぐに曲の世界観に引き込まれていきます。

広いステージで暗闇を切り裂くようにレーザーの雨が降り注ぐ中、割れるような大音量で狂乱するフロア。

そんな光景が容易に想像つく、”強い”冒頭部分です。  

そこからアイドルたちが一貫して歌うのは、“誇り高きアイドルの在り方”。

アイドルが成長していく様を見続けている私も、

「これ誰ですか……?」

と見紛う程の自信と圧倒的な自己肯定感。

「最強札」の名に恥じぬ、冒頭部分です。

ダイヤモンドは、単一の炭素原子で出来ている唯一の宝石。

その煌びやかな見た目からは想像できませんが、鉛筆の芯である黒鉛やBBQで使う木炭と材料は同じという事です。

ダイヤモンドとそれらを分かつのは、
圧力と熱量の差。

地球の内部という超高温・超高圧の中で圧縮された炭素のみが、ダイヤモンドとして形成されます。

 

アイドルとして何者でもなかった彼女たち。

「ダイヤの原石」だった彼女たちは、アイドルへの情熱様々なプレッシャーを乗り越えて、ステージの上で光り輝くアイドルになります。

「ダイヤモンド」と「アイドル」の成り立ちは似ています。

 

(Ah)特別に
(Get Down!)なりたくて
(Get Down!)歩んできたこの道のりは
(Ah)ヤワじゃない
(Get Down!)普通じゃない
(Get Down!)(Get Down!)
私以外に進めない

ただ、明確に違う点も存在します。

彼女たちは、
自らアイドル(特別)になる事を選んだという事です。  

私以外に進めなかった茨の道である事を自認しているからこそ、「Get Down!(降りろ)」と連呼するのでしょう。

彼女の積み重ねてきた“実績”と”誇り”から来る“自信”であり“優しさ”

また、「私の道を私で作ってきた」からこそ言える自己肯定歌詞にも捉えられます。

 

「Get Down!」は「降りろ」とも訳されますが、「ダンスを踊る」というスラング的な意味もあります。

何気なく反復される「Get Down!」というフレーズ。実はかなり好戦的なフレーズだと思っています。

道を歩む気が無い人間には、「降りろ」と。

自分の道を歩む意志のある人間には、「踊ろうぜ」と。

「どちら側にいたいか選べよ」と。

 

私に漫画の才能があれば、「このシチュエーションでアイドルへの道を決意する少女の成長譚を描きたい」と妄想するくらいには、刺激的な歌詞だと思います。

EDMの「ドゥンドゥン音」もあって、身体が跳ねずにいられない熱いパートだと思います。

 

DIAMONDのように 輝くJOKER
絶対に譲れない My soul,My style
かけた時間は覚悟の証
夢中にさせて DIAMOND JOKER

「本能」と言えるほどのアイドルへの思い。
アイドルとしての矜持。

磨き抜かれた、硬い意志。
研ぎ澄まされた、目映きVo,Da,Vi。

それでもなお、胸中に描く高い理想像。

それらこそが、彼女たちアイドルの成長痕、
「My soul,My style」。

ステージの上で放つべき切り札、
「DIAMOND JOKER」
と言えるでしょう。

 

偶然か、必然か。
『Silent Joker』と同じ結論に至ります。

歌唱メンバーは、翼、恵美、まつり、貴音の4名。

けちの付けようもないほどのパフォーマンスを見せてくれていますが、52人それぞれのアイドルが。それぞれの『DIAMOND JOKER』を秘めているはず。

どこで披露されるにしろ、誰が披露するにしろ。

その時に歌唱するアイドルたちの、輝きのぶつけ合いを。

「Get Down!」のチキンレースを楽しみたいですね。

 

あとがき

天然ダイヤモンドは希少価値の高い宝石ですが、その大きさだけで値段が決まるわけではありません。

カット数も大きな基準になります。

“ブリリアントカット”と総称される、光学によって導かれた技術の粋も、ダイヤモンドを光り輝かせる一因足り得ます。

理想的な輝き「ラウンドブリリアントカット」とは?【エクセルコダイヤモンド】理論的、数学的に計算されつくしたダイヤモンドのカットの紹介
ダイヤモンドは、カットして磨くことで初めて最高の輝きを引き出すことができます。ダイヤモンドのカットや研磨にはいくつもの種類があり、スタンダードな方法というのが、ラウンドブリリアントカットとよばれるものです。理論的、数学的に計算されつくした「…

宝石としての純度を上げるのがアイドルの仕事であれば、その輝きを増すのはプロデューサーの仕事でしょう。

しかと心得ておきたいです。

 

シーズンの各チーム楽曲が出揃いました。

最後の楽曲は『KING of SPADE』。

「切り札はこの手に」

初手で切ったはずの切り札が、最後の楽曲でまだ手の内にある。

切ったとて失せることのない、「最強札」だったと言えるでしょう。

まあ、怪盗したり、神降ろしたり、殺人犯だったり、メンヘラだったり。

様々な顔を見せてくれたシーズンイベントでしたが、それも納得。

『JOKER』のもう一側面は“ワイルドカード”。

これからも色々な姿を見れるのを楽しみにしています。

アイドルもPも、それぞれの『JOKER』を胸に秘めて。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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