まえがき
ミリオンライブ10周年。
ミリシタ6周年。
2つの周年がCrossingした、2023年7月初旬。
いつも盛大なミリオンの周年が、さらに華やかになってる気がしないでもない。
「盆と正月が一緒に来た」ならぬ「誕生日と誕生日が一緒に来た」状態。双子ちゃんかな?
そんな高揚感をさらに煽るイベントが、6周年記念コラボで沸き立つ秋葉原から程近い、神田スクエアホールで開催された。
その名も
『765 MILLIONSTARS LIVE 2023 Dreamin’ Groove』
新時代を迎えたアイマスの柱、
「“MR”-MORE RE@LITYプロジェクト」。
その急先鋒として名乗りを上げた、このMRライブ。
初回公演に行ってきましたので、本ブログではその感想を書きたいと思います。
私が一言でこのライブを表すなら。
『夢』
この一言に尽きます。
たった1時間の饗宴でしたが、そこには私がはじめて見る景色と、はじめて抱く感情が溢れ返っていた。
行った方も、そうでない方も。
お時間ある方は見てやって下さい。
周年イベ走ってる方は、こんなブログ読まずに睡眠時間に充てて下さい。
ライブ感想
開演前
私が神田スクエアホールに行くのは5か月ぶり。2月に開催されたMOIW2023の物販以来。
その時はここでライブするなんて夢にも思っていなかったわけで、「またココに来るとは」と、不思議な感覚で当日を迎えていました。
てか、もう1年も半分過ぎたんか。
記憶消して今年の1月からやり直してーな。
2020年に竣工したらしく、中も外もシャレてて結構好きです。
入場して真っ先に目に飛び込んだのは、前一面に広がるモニター。
そこに映っているのは、劇場らしい深紅の緞帳。
そこにデカデカと浮かび上がるパピヨンマーク。
開演までモニター映像に変化はなかったので30分くらい眺めてたけど、「案外凝ったマークなんだな~」って今更ながら思ったよ。
あと、毎回言ってる気がするんだけど、
開演前に周年曲流すのやめません?
私が17:30に入場して『UNION!』だった時点で察したけど、ご丁寧にミリシタ以降の周年曲がすべて流れてた(『夢にかけるRainbow』って流れたっけ?)。
親の声より聴いた、各周年曲。
当たり前のように歌詞が頭ん中に勝手に流れるんだけど……
まぁ、刺さる刺さる。
もう、ここだけで感想ブログ書けそう。
「偶像に会ってみたい」。
誰しも一度は思ったことのある夢だと思いますし、半ば諦めつつ抱いている夢だとも思ってる。
ライブで「○○がおった」とか、さも当たり前のように言いますけど、幻覚見ることに一日の長がある我々の、涙ぐましい自己努力によるものが大きいと思ってます(キャストさん・アイマスサイドの努力も当然あるけどね)。
触れたら秩序が壊れて 消えてしまうかな
『LOVE is GAME』
二次元と三次元。
交わることを許されない、絶対の秩序。
二次元に触れようともがいてる我々は、さながら神に仇なすバベルの住人。傲慢もいいトコよ。
だけど、私は”その傲慢さ”に惹かれてる。
右を見ても左を見ても、「届かないから夢を見てる」人間しかいないアイマスに、心底酔いしれてる。
連綿と続く二律背反のループに、楽しさを見出してる。
『実在性』
今回MRライブに参加するにあたり、過去ライブの感想を漁っていましたが、感想の多くはこの一言に行きつくらしいです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
私が無理だと半ば諦めていた夢が、すぐそこまで迫ってる。
同僚たちの地道な努力と、日進月歩の技術開発の末、そのボーダーラインを飛び越えようとしてる。
無理だと 言われてた 夢も 今は
『Flyers!!!』
ここにある 乗り越えて 来たんだ
普通に聴いてもダメになるフレーズだけど、もうダメだったね。
その事実に、開演前からオケマスのハンカチーフを湿らしてたよ。
1回缶ジュースで水分補給したかった。
開演10分前に美咲ちゃんのアナウンス。
いつもと微妙に違う文言にMRライブを感じたりした後、流れてきたのは『Brand New Theater!』。
先刻までまばらだったコールも明らかに大きくなり、ライブの開演を強く予感させます。
俺たちの『Dreamin’ Groove』初回公演、開演です。
overture
まだ家に帰ってないんで確認できてないんだけど、Act-1と同じだよね?
ってことは、1stライブのovertureってことよね?
開幕ブザーに会場がどよめいてたけど、Act-1で体験してて良かったよ。
ハンカチどころか、瞳から下ずぶ濡れになるトコだったで。
1.Dreaming!
正直な話。
今回のライブを体験するまでは、
ドでかい画面に映るアイドル。
大音量のサウンド。
ひしめき合う同僚たちの熱気。
ライブ会場特有の空気感のおかげで、いつもより没入感のあるミリシタMV鑑賞ができる。
「MRライブ」=「デカいミリシタ」
くらいの認識だったんです。
そんなしょうもない先入観が瓦解したのは一瞬でしたね。
今回ステージの上手側が見れなかったんですけど、幕が上がって最初に目に飛び込んできたのは美希でした。
ばち肉感ある。
マジで「おる」やんけぇぇぇええええええええ
もう、ボロボロ泣いてたよ。
『Dreaming!』聴いた覚えがないし、コールも多分してない。
アイマスの「○○モデル」とかよく分かってないんですけど、メチャクチャ出来いいね。
なんか艶っぽいというか、モチモチしてるというか、美味しそうというか。
例えるなら、そう。
「炊き立ての新米」みたいな光沢感があったよ。
そうだろぉ、美希?
彡^o^)△<そうなのー!!
これは私の視え方かもしれんけど、特に”照明が当たってない時”。
“陰になってる時”の実在感、ヤヴぁい。
「神は細部に宿る」って言うけど、暗転した姿に。
スポットライトに当たらず、じっと息をひそめてる姿に、私は神を見た。
他にも、ダンスの個人差とか分かりやすい。一目見て違いに気づくレベル。
てか、最初に見えたのが”美希”なのが個人的に刺さったと思ってて、勝手に「あふぅTV」思い出してた。
なぜ、自らエモくなるアイドルに目を向けてしまうのか?甚だ疑問である。
7/26からアーカイブが配信されますが、映像を介すとどう見えるんですかね。
とりあえず、今回行けなかった方はアーカイブ見てほしいし、次回があるなら参加してみてほしい。
思った以上に
「おる」で。
2.合言葉はスタートアップ!
オリメン披露となった本曲。
私のAS担当アイドル兼「アイマスのはじまり」、我那覇響がセンターに陣取っていました。
言わずもがな、号泣です。
コイツ、一生泣いてんな。
語りたいことは山ほどあるけど、最も印象に残ってるのは
「落ちサビの聴こえ方が違った」
ってことです。
力あわせて 伝説を作ろう
『合言葉はスタートアップ!』
今までの全てを思い出してね
10th Act1でも披露されてたけど、その時も感傷的になってたと思う。過去に想いを馳せざるをえない、そんな強制力を持ったパートだと思う。
だけど、今回はそれと違う感情を抱いてた。
なんなら「真逆」と言ってもいいかもしれない。
“今までの全て”を思い出しながら、目の前にいる“私の知る限り、最もリアルな響”の姿に。
「スゲー進化してんだな」
「これから先のアイマスも楽しみだな」
そんなことを思ってた。
これがライブの醍醐味だと思ってて、シチュエーションによって楽曲の受け取り方なんてナンボでも変わる。
私にとって
「原点を振り返る」でしかなかったフレーズが、
「いまを起点に変えていく」ニュアンスに変わった。
このアハ体験が楽しくて、私はライブを求めてる。
今回たまたま初回公演が取れたけど、それなりに狭き門だったと思ってます。
見たくても見れなかった人もおるはず。
今後につながるように、本公演の素晴らしさを伝えていかなければと思った次第でございます。
3.Vault That Borderline!
『合言葉はスタートアップ!』が巻き起こした翠風を、切り裂くように差し込んできた、激しく瞬く赤い照明。
耳に飛び込む、いかついバンドサウンド。
先程までのアイドル然とした空気感を上書きしてきたのが、この曲。
実は、本公演で唯一と言っていいくらい“知らない曲”でした。どっかで聴いた気がするけど、どこで聴いたんだろう?
イントロの激しい演出のおかげで、
「『I Want』でも始まったんか?」
なんて思ってたけど、歌い出すとあら不思議。思いのほか、爽やかな曲でビックリしたよね。
「ボウ♪ ザッ♪ ボーダッライン♪」のコールとか、いい意味で青くさいカンジがして好きです。
知らないからしょうがないんだけど、終盤のトラップにまんまと引っ掛かってた。
曲中なのに拍手してたアホは私です。
思う存分、笑ってください。
今回、AS曲も何曲か披露されましたが、「シアター組のカバー音源がある」という共通点があります。
ゆえに、ASとシアター組のコラボや、AS曲のシアター組単独歌唱。
ASとシアター組をごちゃまぜた
「ミニハッチポッチフェスティバル」。
そういう言い方もできるライブだったなと思います。
この曲も例に漏れず、『ゲッサン4巻』の特典CDメンバーでの披露となりました。
5人で輪になってエアギターしてた覚えがあるんだけど、ラウンジ感想会で同意が得られなかったので幻覚の可能性があります。
百合子が楽しそうにしてた覚えがあるんだけどな~。
曲名を直訳すると、
「境界線を飛び越えろ」。
“2次元”と”3次元”
“AS”と”シアター組”
MRライブで歌うことに意味のある、思想強めの選曲だったと思います。
今回、全12曲のセットリストでしたが、”4ブロック×3曲”の構成じゃないかと勝手に思っています。
『Dreaming!』
『合言葉はスタートアップ!』
『Vault That Borderline!』
第1ブロックとなった3曲。
受ける印象はそれぞれ違うけど、共通して言えそうなのは「ポップアップ」とか「始まり」とかみたいな。
「MRプロジェクトの目指す先を示したい」
そんなコンセプトだったんじゃないかと思ってる。
「アイマス」に「会います」ブロック、と名付けよう。
ちーちゃん、笑わないで。
4.my song
ここから第2ブロックの開幕だけど、もし私が名前を付けていいんだとしたら。
「MRって何でも出来ちゃうんですブロック」
そう命名しようと思う。
やばかったよな。
いろんな意味で。
AS曲をすべては知らないけど、「ASの泣き曲」って言われたら、真っ先にこれが出てきます。
現地で聴くのは初めてだったし、”思い出”と言えるようなものも持ち合わせていなかったはず。
だけど、イントロから漂う儚さに。
真、伊織、あずささん。
ASでも最古参に分類されるこのメンバーと、奥からステージを包み込むように広がる柔らかなライティングに。
「神々しい」とさえ思ってたし、胸に込み上げるものがあったよ。
バラード曲に特有の「息を呑んだであろうどよめき」も、至る所で聞こえてた気がする。
正直、1番だけでお腹いっぱいだった。
「いやぁ、いいライブだった」
本気でそう思った。
まさか、2番からブランコに乗って「アイル組」が降りてきて歌うとは……。殺す気か?
今回、分かったことが一つある。
「天使は”翼とジュリアと瑞希の姿”をしてお迎えに来る」ってこと。
僕はもう疲れたよ、ジュリアーノ……。
マジでやり過ぎだよ。
「嘘やろ……」って呟いたし、笑っちゃった。周りもザワついてたもんな。
この演出を見た瞬間に。
感動よりも何よりも、
「MRって、何でも出来るんだな」
そう思わされた。
『my song』に抱く感情としては不適だろうけど、なんかスゲー楽しくなってたもん。
これ全員に体験してほしい。
この感情は俺の文章力じゃ伝えきれん。
アホの文章になるけど、
「楽しくて、感動的で、おもろくて、神々しくて、ほのぼのしてて、尊かった」。
「MRの可能性」みたいな話は最後にまとめようと思いますが、MRライブの良さが詰まってたと思います。
「キャラのモーションに個性がある」って話はしたけど、このブランコにもそれは適応されてた。
静かに座ってる、ジュリア。
たまに身体を揺らす、瑞希。
脚ぶんぶん丸、翼。
すまん。
ずっと翼見てたわ。
別にパンチラが見たかったわけじゃない。
Pとして。
ファンとして。
一般成人男性として。
「そんな高い所でぶんぶんしたら見えちゃうよ。止めときんちゃい。」
私の心の中にいる老婆とMachicoさんが、必死に翼(のスカートの中)の安否を祈ってただけ。
私が本公演でクレームをつけるとしたら、
「翼が恥ずかしめを受けてるんじゃないかと思って、曲聴くどころじゃなかった」
これだけです。
まぁ、当の本人は気にして無さそうだったけど。
5.電波感傷
……いやぁぁぁぁぁぁぁ、マジで嬉しかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁありがサンキュゥゥゥゥゥゥ。
神田スクエアホールが、熱川バナナワニ園に大変身🐊🐊
ミリラジ公録行けなかったことを後悔してたけど、こんな早く回収できるとは……。
ミリオンライブ、愛してる。
セトリ作成者、サンキュな。
だいちゅき。
ちゅきちゅき。
ん~~まっ💋
“電脳お月様”でも浮かんでそうなハイテク感のあるモニター映像、良かったすね~。
ラウンジ感想会でも「ジャケ絵っぽい」って感想があったけど、まさにそんなカンジ。絶対、車が空飛んどるわ。
神田スクエア公式HPで「最新鋭の設備」を謳うだけあって、音響もけっこう良かった印象。
早川氏お得意のEDMが、より一層スリリングに、危うげに聴こえてた。
このブロックらしく、演出が何と言っても良かったよ。
ステージ移行演出からしてカッコよかった。
男の子が好きそうなやつ。
“立体駐車場に入った自動車視点”みたいな、メカニックな転換映像だったはず。
短いイントロと映像だけで「お腹い~っぱい♪」だったけど、登場してきたかおつむの立ち位置にびつくり!!
“TIntMe!(というより桃子)”が喜んで着ぐるみ着そうなレベルの、超絶あぶないリフターに乗って画面中を所狭しと移動してた。
この”小さい方の△2パネル分”くらい。
ホンマに「warning! warninng!」。
労基が泡吹いて倒れるぞ、あの演出見たら。
触れあってしまえば
『電波感傷』
ふたり きっと
刹那に魅入られて あぁ
永遠を求めてしまうわ
この曲で歌われる
「手にしようと焦がれる姿」。
それは、私が冒頭に述べた「アイマスの魅力」に重なるものだと思ってる。
私は”MRライブという刹那”を知ってしまった。
いつもより時間の空いた、アーカイブ公開までの時間さえ待ち遠しい。
だけど、それはきっと素敵なEmotion。
MRライブで穿たれた衝撃の大きさと、内容の充実度を物語っている。
「届かない」から「追いかけて」。
「追いかける」から「たまに手が届く」。
このジレンマを、永遠に楽しんでいたいな。
6.Do the IDOL!! 〜断崖絶壁チュパカブラ〜
『電波感傷』でブチ上がってるところに飛んできたのがコイツですよ。
🐊🐊に昂る会場を見て、おなじ緑色のマスコットとして格の違いを見せつけに来たんでしょう。
ミリオンライブのマスコット争いは修羅の世界。
私は”スタナビ君”に天下取らせたいと思ってる。
とりあえず、モニターがカオス過ぎたなww
画面中央にデカデカとチュパが鎮座してたけど、断崖絶壁の崖登るわ、目から光線出すわ、なんか爆発してるわ。
ワレ、そんな機能あったんかい。
終いにゃ、ジャンプして消えたかと思ったら、子カブラ2体引き連れてトリオでの再登場。
見てない人は、あれだ。
ネプリーグの漢字シューティングを想像してほしい。
この曲で唯一ジェットスモークが焚かれてたと思うけど、映像もステージ演出も。
最も手の込んだ演出が為された楽曲だったんじゃないかと思います。
今回のライブで1番デカく映し出されたのが、チュパカブラになるとは思わんかった。
正直、ステージ上のアイドル見てない気がする。
カオスな画面が印象に残ってるけど、現地で体感するこのハードコアテクノ。びっくりするくらい気持ちよかったね。
腹に響く強烈なキックと、「よく分かんねぇけど、なんかスゲー」サイケなサウンド。
いつか現地で聴きたいとは思ってたけど、やっぱライブで聴いてこその楽曲だと思ったよ。
サビの「ドゥ〜ジ〜♪ アイド〜ル♪ 」とか、振りコピしても楽しいんじゃないでしょうか。てか、楽しい。
目も耳もカオス極まるひと時だったんだけど、やっぱサビの歌詞が泣けるんすね~。
幕が上がってく 新たな時代
『Do the Idol!! ~断崖絶壁チュパカブラ~』
今が向かってく 確かな未来
未知にチャレンジが ミリオンスタイル
Do the IDOL!!
『電波感傷』でも感じたけど、「韻を踏む」ってのは「言葉を伝えるテクニック」なんだね。
混沌の最中でもスッと頭に入ってくるんよな(コール箇所だから、ってのもあるだろうけど)。
この直前くらいでチュパが3体に増えたはずなんだけど、「何これww」って困惑しながら笑ってたし、何故か涙出てきたね。
やっぱ、このトンチキさが
「ミリオンライブ」だよ。
道なき未知を行く破天荒さに、私は心惹かれてる。
引きずられながらでも、追いかけていきたいと思える。
今後もまだ見ぬ景色に挑戦してくれると思うけど、「変わらず応援していきたい」。
この曲に似つかわしくない、おセンチな感想を抱いていました。
「ミリPの業」とか言われたり、MCで紬も「プロデューサーが持ってきた時は困惑した」なんて話をしてたけど(てか、MCも公演ごとに違うっぽいね)、
『765プロライブ劇場の宣伝ソング』
その役割を十分に担っている。
「ミリオンライブの楽曲」
として自信を持って勧められる。
改めて、そう思った。
「一生十字架背負ってください」とか言ってゴメンなさい。
諸先輩方は良い選択肢を選んだと思うし、この選曲は素晴らしいと思う。
現地に行かれてない方は、アーカイブ楽しみにしててください。
私の中では、
本ライブのMVPはコイツです。
ご期待あれ。
7.春風満帆スターティング
勝手にここから3曲を
「みんな元気ブロック」と名付けています。
全3公演となった
「Dreamin’ Groove」。
この「NEW SONGS」枠が、各公演唯一のセトリ変更枠となっています。
初回
『春風満帆スターティング』
第2回
『リベレイシング / アロン』
第3回
『夢見がちBride』
『リベレイシング / アロン』は絶対キモチよかっただろうし、『夢見がちBride』は響のオトンみたいな感情抱いてると思う。
コール思い出すのに必死で、あまり記憶に残ってないのが悔やまれる。
冒頭の一本締めできなかったのが悔しい。マジで一生の不覚。自分の腹を介錯したい。
コールが合ってたかは自信ないけど、やっぱり楽しかったよ。ライブ映えする楽曲だと思った。
我々が生きてる、この現世。
笑ってばかりでいられない悩みや不安、誰しも一つや二つ抱えているはず。
「気付けば眉間に二本皺」なんて、よくある話よ。
だからこそ、思う存分ハジケられる「非日常」に。
「ライブ」って夢うつつに、憑りつかれてる。
やっぱ、ライブって
「明日への起爆剤」。
「生きる活力」だよ。
楽しそうにしてる、ステージ上の5人に。
むにゃむにゃコールしながらも、笑ってる自分に。
いつもより距離の近い同僚たちの熱気に。
「ライブって楽しいな~」なんて、当たり前のことを思ってた。
声あわせエイヤサ!
『笑顔の祭りにゃ、福来る』彩&神速一魂&THE 虎牙道
夢担いでヨイヤサ!
となり同士ハイタッチ 揃いの法被で
歌を歌おう (ワッショイ!)
語りあおう (ワッショイ!)
明日がもっと輝ける舞台となれ (セイッ!)
「笑顔の祭りにゃ、福来る」
喜怒哀楽の神輿を担ぎながらさ。
「人生」ってお祭りを、楽しんでいこうぜ。
8.キラメキラリ
けっこう意外な選曲でしたね。
セトリを眺めてみても、明らかに浮いた選曲だとは思ってる。
ここまで、普段と異なる衝撃のせいでコールが疎かになってたりしたんだけど、さすが『キラメキラリ』。今日一番のコールでお迎えすることができました。
2月の「MOIW2023」では、はじめて現地で聴いたこともあって涙腺決壊してた。
今回は二度目という事で、最後まで楽しく聴いてましたよ。フルサイズの披露はありがたかったな。
「UOが少なかった」のが印象的。
私も条件反射で手を掛けたけど、満足に振れない客席の距離感を思い出して、そっと手を離した。
「中々レアな景色だな」と思いながら、山吹色の海を眺めてたよ。
歌唱メンバーは
やよい・茜・紬。
「茜ちゃんは分かるが、なぜ紬?」って思ってたけど、『BC5巻』特典CDでカバーしてたのを知ったのは終演後のこと。
金色じゃなくても眩しいんだぞ
『キラメキラリ』
ここを紬が歌ってたから、
「あ~、そういうこと!?」ってトンチンカンな納得をしてた。
よくよく考えると、ほか2人もキャラカラー金色ではないから絶対ちがう。
「ギターソロ カモ~ン」でジュリアが登場して来なかったんで、意外に思ってましたね。
まぁジュリアの負担がデケーから、さすがにね。さっきまでブランコ乗ってたもんな。
ラウンジ感想会で知りましたけど、紬のエアギターがぎこちなかったらしい。
「一人だけ三味線弾いてたんだろう」という結論に落ち着きました。
9.アマテラス
お祭りをテーマにしたという意味では『春風満帆スターティング』に似てると思うけど、こっちは「夜祭」を想像できそうな幻想的な雰囲気があったよね。
モニターの赤提灯が、やたら綺麗だった。ラウメンによるとキャラカラーに光ってたらしいけど、私は全然覚えてない。
このコール多めのどんちゃん騒ぎブロック。
“『春風満帆』からの時間経過”の意味も込めての選曲だと思っています。
法被は着てなかったし持ってないけど、祭りのドレスコードなんて笑顔だけありゃ十分だろ。
貴音の横に、ずっとエミリーがおったのが印象的。
「はうぅ…。貴音さまの隣で『アマテラス』を歌えるなんて……。私、幸せでしゅ~。」
って聞こえてきたんだけど、みなさんも聞こえましたよね?
「ワンチャンやりそう」と思って予習をしてた数少ない楽曲。
事前にコールは把握していたのですが、アイドルと正対して発するサビのコール。刺さり方が桁違いでした。
愛してると 見つめて言えない
『アマテラス』
つないだ手を 握り返す
君と会って フルカラーで
愛すること 初めて知る For You
「愛してる」と、面と向かって言えそうにもないリアルさに。
手を伸ばせば、本当に届きそうな距離感に。
MRライブを見る前と見た後。
このフレーズに重ねる期待感は、そりゃ違って当たり前だよ。
これは公式見解ではありませんが、彼女たちは我々とは違う世界で生きているんですよね。
その一部を私たちは最新技術を使って、こちらの世界で見られるようにしている。
私達は”中継装置”,”再現装置”みたいなものを作っていると考えているんです。
(意訳)
『ミリマガ VOL.5』STAFF INTERVIEW
「“MR”-MORE RE@LITY」
天岩戸の扉は、少しずつ開いていってる。
このままいけば、いつか”本当に合える日”だって来るのかもしれない。
そのために私にできることは、たった一つ。
飛び出してきてくれることを夢見ながら、その扉の前で繰り広げられる”呑めや歌えやの大騒ぎ”に参加することだけ。
いやぁ、楽しくなってきたね。
10.Growing Storm!
モニターに映る、ドでかい噴水。
“乙女ストーム!”の爽やかな歌声。
この声と映像のミストシャワー。
「涼を感じる」、なんとも清々しい選曲と演出でしたね。
ラウンジ感想会で
「シアターオブバビロン」呼ばわりされてて、草生えた。
なぜか記憶がまったくないんだけど、楽しくコールしてた気がする。
11.MUSIC♪
「こんなトリッキーな曲だったけ?」
って、現地で思ってた。
やけに高尚な音楽に聴こえてた気がする。
音符が目に見えて弾け飛んでそうな、メロディアスな楽曲。
だけど、何となく“重たく”感じたのは、ステージ上に居並ぶ“8人の壮観さ”と、歌詞の持つ“音楽の力”みたいな普遍的なメッセージ性のせいだと思ってる。
この『MUSIC♪』という楽曲。
妙に印象に残る「強い曲」。
そんな具合に認識を改めました。
GROOVE!!
『MUSIC♪』
体は気持ちを伝える楽器
笑う瞬間(とき)も
泣く瞬間(とき)も
音になる
ここまでライブの感想を書いてきたけど、その思い出には数多くの”音”が付随している。
開演直前に自然と高まったコール。
『my song』で聞こえた、鼻をすする音。
『チュパカブラ』で聞こえた、笑い声。
曲終わりに発せられる、歓声。
私自身も、何かしらを発していたのは間違いない。
誰かに「そうしろ」なんて言われたわけじゃないのに発生する”それ”は、琴線をなぞられて出づる”魂の震え”から来てる。
我々は心の中に、誰しもギターを飼ってる。
「震えたら発しようとする」
そういう風に出来てる。
その震えは、声に乗せたり、クラップで響かせたり、ペンライトの軌跡で表現したり。
趣向を変えて、瞳から零れることもあれば、全身の毛穴から吹き出ることもある。
言いたいことは
「十人十色の奏で方が、伝え方があるよね」ってこと。
そんな各々が奏でる”音の集合体”。
それって最高に「Groove」だと思う。
そして、アイマスなんて絵空事に夢を見てる私達。
境界線が限りなく曖昧だった、このMRライブ。
これを
『Dreamin’ Groove』
と呼ばずして、いったい何と呼ぶんでしょうか。
気持ちいいって感じるサウンドに、
“国境”も”次元”も”貴賤”もないよね。
12.グッドサイン
ミリシタ6周年記念曲。
6周年記念イベント真っ最中でのお披露目となりました。
直前MCの春香→杏奈のバトンリレーで、予感していた方も多いかもしれませんね。
フルサイズは初めて聴きましたが、間奏~Cメロ?あたりはガラッと印象変わりましたね。
歌詞は全然覚えてないけど、「ダイナミック?」つーか「挑戦的」つーか。
MVでも印象的なカノンのフリがココにも入ってたけど、なんか感動的だったね。キレイに決まってたと思います。
色々と感じたことはあったけど、まとめて歌詞考察の記事で書こうと思います。
MRライブ 総評
ここまで読んでいただいた方に伝わってればいいのですが、メチャクチャ楽しかった。
私は体験出来て大満足だし、機会があれば次回も行きたいと思ってる。
普段とは違う目線でライブを楽しめる、良い機会でした。
だからこそ、
『MRライブは”通常ライブの代用品”にはならない』
これが、私のMRライブの総評です。
そう思う理由は、
2つあります。
1.「P」と「ファン」
今回のライブでは、我々は「ファン」という立場で参加したことになってました。MCなんかは、それが顕著でしたね。
私みたいに「プロデューサーごっこ」に魅力を感じている方は、違和感を覚えるかもしれません。
「今日だけはファンごっこ」と割り切って臨むか、心を強く持つか。
その二択を選ぶ必要があるとは思います。
2.「キャストさんの有無」
「ミリオンのライブ」の魅力を挙げればキリがないけど、「キャストさん」目当てに行く方もいらっしゃると思います。
私はキャストさん自体を追ったりはしていませんが、「キャストさんの織り成すアレコレ」は楽しみにしてる。
カッコよく言うと
「ヒューマンドラマ」。
悪く言うと「茶番」。
MRライブでは「中の人の存在感」は皆無でした。
もっかい貼り付けるけど、そこらへんの匂い消しには尽力されているみたいです。
ミリオンライブの「知性足りてない要素」は少なめですので(チュパはしたけど)、そういうものだと割り切る必要はあると思います。
あとがき
まだ終演して1週間経ってないけど、「合同ライブ後」みたいな妄想が膨らむライブだったと思う。
「これから、どうなっていくんだろう」って期待感しかない。
ぜひ、定期化してほしいし、他ブランドでも軽率にやってほしいね。
最後は色々書いたけど、興味ある方は一度は行ってみてください。
「実在感」なんて書いたけど、それは私の文章では微塵も伝わりません。
劇場の隅から隅までも全部
キラキラなの お楽しみに!ah 精一杯の私込めて
『EVERYDAY STARS!!』
おもてなししちゃうから!
the Fantastic Program
彼女たちも、あなたのことを待ってると思いますよ。
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