「ミリオン 10th Act-3 R@ISE THE DREAM!!!」ライブ感想

ミリオン
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まえがき

秋風と柔らかな日差しがカスタネットしてた11月の福岡・小倉。絶賛進行中の「夢」を抱えながら、私はその地に降り立った。

 

THE IDOLM@STER MILLION LIVE!
10thLIVE TOUR
Act-3 R@ISE THE DREAM!!!

 

ミリオンライブの悲願「アニメ」をテーマに据えた本公演。「R@ISE THE DREAM!!!」の言葉の通り、私だけではなく十人十色の夢が掲げられたライブだったと思う。

本記事では、主にDAY2のライブ感想を語っていきます。

お時間あれば、最後まで楽しんでやって下さい。

🐊Warning🐊
ミリアニについて触れます。

 

(主に)DAY2 ライブ感想

開演前

九州に行くのなんて副業の研修以来だったし小倉に行った記憶は無いけど、いいトコっすね。アクセスいいし、程よく街中だし。

なによりメシがウマい。
うどんしか食ってないけど、もっといろんなもの食べればよかったと後悔してる。そぼろ丼とか。

 

入場して見えた一面のパイプ椅子に、なんとな~くAct-2のポートメッセ名古屋みを感じてた。

両日共に真ん中くらいの席。
モニター見れれば御の字かな~くらいの気軽さだったけど、それも微妙な位置取りでしたね。

今回はアーカイブも堪能する時間が取れなかったので、いつもより主観が多めの感想になってます。

ステージに目を向けると、散りばめられた星形照明と、いつもながらの赤い緞帳。

「振り返り公演」と題したAct-1,2では、歴代ライブロゴのシネマフィルム風装飾が目立っていたステージ。

それに比べると簡素に感じてしまったけど、本公演のテーマは「アニメ」。

まだ何者でもない彼女らの舞台にそぐうものとして、あまり華美にしたくなかったんだろうなと感じてた。

その答え合わせかのように、開演直前に流れてきたのは『セブンカウント』。

9thライブで”10周年記念PV→『セブンカウント』サプライズ披露”の衝撃もずいぶん昔のことだk…………

いや、今年の話か?

9thが今年の1月?
そんなことあっていいんかね?
改めて振り返るとホンマに濃ゆい1年だったの。

時の流れは残酷だということを実感したけど、このAct-3で『セブンカウント』が聴けたなら全く以て違うように聞こえてたと思う。

「アニメ化」という言葉に夢見心地だったあの頃と、「TV放送」という明確な形となった現在。『セブンカウント』で朧に刻まれていた拍動は、今まさにお茶の間をラタタと叩いてる。

短い期間だったけど『セブンカウント』に感じた浮遊感は、あの頃の”ミリアニへの期待感”にピタリと重なってた。

「Act-3で聴けなかったら、もう聴くことないかもな……。」

寂しさと精一杯の感謝を感じてた。

あと、桃子のCM流れる度に悲鳴上げるのやめてもろてええっすか?笑っちゃうので。

 

その後、ひと際大きな「白組」の提供コールや、源Pによるやたら熱苦しい「休憩は設けておりません」宣言。ミリアニ準拠のワン・ツーで刻むOverture。

そして、居並ぶ22体。

「アニメ」をテーマに掲げたAct-3。
その「夢」を目の当たりにした、この瞬間。

「夢の扉」を叩いたのは、
溢れんばかりの『希望』の音だった。

1.Rat A Tat!!!

繰り返しになるけど、Act-3のテーマは「アニメ」。ミリオンライブが10年を費やして叶えた「夢を掲げた」ライブだった。

すこし話がそれるけど、小倉開催のおかげで「地上波でミリアニ(5話)が視聴できた」ってのも個人的には大きな収穫だったかな。

自分の目でTVから流れてくるミリアニを確認できたことで、なんとなく一仕事を終えたカンジがしたよ。

そんな「ミリアニの顔」とも言えるOP主題歌『Rat A Tat!!!』だけど、やっぱり刺さり方が全然ちげーな。直前でアニメを視聴してたことも相まって、鼓膜を叩いてくるこの曲に開幕から被弾してた。

サビの度に流れてくる、このフレーズなんか最高に涙腺にきたよな。

(Rat A Tat!!! 叩こう 夢のとびらを 今)
(Rat A Tat!!! 叩こう 思いっきり叩こう!)

『Rat A Tat!!!』

 

このフレーズを思いっきり叫べることの、なんたる幸せか!!

リズムに合わせてぶっ叩く拳の、なんと熱きことか!!

 

自分がどれほどこの瞬間を待っていたか。
それを痛いほど実感したよ。

歌詞考察の記事にも書いたけど、やっぱ歌ってこそ真価を発揮する楽曲だと思う。いついかなる時に聴こうとも口ずさみたくなる”推進力”を感じる。

終盤で繰り広げられる会場一体の「Rat A Tat!!!」の大合唱なんて、まさにそう。音程なんてかなぐり捨てて、あふれてくる感情をひたすらデカい声で歌ってた。

聴こえてた周りの方にはマジ申し訳ないと思ってるけど、どうせみんなそうだったでしょ?

いやぁ、マジでこの曲がOP曲で良かったね。さすが、黄金コンビ。動画貼っとくので、再生回数の扉をラッタッタしてあげて下さい。

 

2.ロケットスター☆

ミリアニ11話。
「シアターこけら落とし公演」のトップバッターを務めたこの曲で、二度目の開幕。

直前のMCでも匂わせてたおかげか、イントロ以前から黄色のペンライトがそれなりに漂っていたと記憶してる。

『Rat A Tat!!!』の盛り上がりを加速させるような2段階始動のセトリに、『ロケット』の意味をいま理解した。現地では昂りすぎてアップ↑アップ↑してたが。

Act-2で聴けなかったことを残念がってたのがついこの間のことだけど、ミリアニでこんな使われ方をしているとは思っていない訳で。

いやぁ、そうならそうと言うてくれればよかったのに、ぬか悲しみしちゃったよ。

私は翼Pではないから話半分で聴いてほしいけど、翼の「名刺代わりの1曲」を選ぶとしたらやっぱこれよの。翼のハツラツさとMachicoさんのパフォーマンス力を遺憾なく発揮してくれる。

いつもながらのピョンピョンしたフリにちょくちょく入る煽り。煽られる度に打ち上げられる客席の黄色いロケットに、翼の”LIVE巧者ぶり”を感じてしまう。

 

3.We Have A Dream(Long Intro Ver.)

ミリアニ5話でも披露された「意外な楽曲」。
2012年発表の「アイドルマスター LIVE in SLOT!」というパチスロ機に合わせて作成されたという経緯を持つ楽曲である。

第2幕で流れてきた際に「なんか知らん曲きたけど……」と困惑したのも、今となっては良い思い出。

最近知ったんだけど、この曲「スロマス」でも流れるんやね。ホールで聴けなかったのは、単に私のヒキが弱いからなんでしょうね。「ミリスロ」も完走したことないし。

 

怒涛の早口言葉で登場してきたおかねちゃんに、午前中見たばかりのアニメ5話を連想してた。セリフ量でギャラ換算してあげたい。

ミリアニでも「はじめましての自己紹介曲」としてキレイな使われ方をしていたと思うけど、本公演ではミリアニ内では歌唱していないメンバーでの披露だったらしい。紬と歌織さんが含まれてる所にセトリ作成陣の思想の強さを感じる。

冒頭の茜ほどではないけどワチャワチャした楽曲に「覚えるの大変やったやろな~」と謎の感心をしてた。俺は何回聴いてもコールのタイミングが覚えられんし、現地でも誤発射してた。

第二幕で知ってから初めて歌詞見たけど、歌詞尖りすぎじゃない?アイマス曲で「中の人」とか言うかね?改めてAS曲って尖ってるわ。

 

4.Star Impression(Long Intro Ver.)

開幕3曲で熱くなる会場を、藍く染め上げたのは壮大なイントロ。

ロングイントロというナイスアレンジのおかげか、浮ついた会場の熱気は冴ゆる大気の如く引き締まっていった。

Team1st『Star Impression』。

ミリアニでも”初陣”を務めた、この楽曲。
「Impression」の名のとおり、夜空に輝く”アザヤカ”を思わせる蒼曲だ。

原曲よりも”熱っぽく”聴こえたのは、美奈子・朋花のいつもより低めの歌唱、アイドルっぽくない荒々しさのおかげだったのかもしれない。

ミリオンのライブとしては珍しい”両日共通の出演者”となった本公演。演者さん負担も考慮してか、セトリも大多数が被るものとなっていた。

セトリ重複には賛否が合ったりするのかもしれないけど、セトリが分かっているから冷静にパフォーマンスが楽しめる部分はあると思うし、同じ楽曲であってもアプローチを変えて歌唱してくれる演者さんの創意工夫に感謝したい。

Act-2『Super Duper』でも感じた美奈子の低音歌唱は本曲の重厚さにマッチしてたと思うけど、朋花の歌唱がけっこう変わってたように聴こえたのが印象的だった。いつものような余裕綽々っぷりは無くて、粗削りというか取り繕ってないカンジがあったように思う。

引用:『アイドルマスター ミリオンライブ!Blooming Clover(8)』

幼少期から「聖母」としての自我が発現していた天空橋朋花という少女。

「偶像」という言葉の理解については一日の長があると思うけど、ミリアニでの「アイドル」としての門出はこの楽曲と共にある訳で。私が感じた”粗削り感”は、あながち間違っても無かったのかなーといまにして思う。

我がラウンジ感想会でも話題になってたけど、モニターのタイポ演出もアザヤカに世界観を演出していましたね。

ちなみに私の最推しタイポ演出は、
MOIW2023の『Fly and Fly』です。

 

5.CHANGE!!!!

DAY1の話になるけど、本曲のDAY1での披露は5曲目。本公演のテーマ「アニメ」がミリアニに留まらないことを示したのが本曲だった。

TVサイズに慣れ親しんでるせいか

「これ何だっけ……?」

と疑問符が頭に浮かんだのも束の間、徐々に形を成していくメロディーに鼓動が跳ね上がったことを鮮明に覚えてる。

何かを変える時
何かを選んだ時
それは頑張る時
さあ笑ってごらん

『CHANGE!!!!』

アニマスのOPくらいしか歌詞を把握してなかったんだけど、この歌詞いいっすね。不意に飛んできて泣きそうになった思い出がある。

終盤の「ラララ~」の大合唱やテンポ早めのワイパーもエモかったね。OP曲って何かそういう力あるよな。

「明日はこの枠に『READY!!』かな~」

そんなことを脳内でほざいてた自分をぶん殴ってさしあげたいね。

 

6.my song

やっぱ、いつ聴いても”重たい”楽曲だわ。

直近で聴いたのはMRライブ。
どちらも後光のような柔らかなライティングが、曲の世界観を優しく包み込んでいた。

その時はAS歌唱ということもあって圧迫感さえ感じてたけど、シアター組単体で聴かされると若干マイルドに聴こえたね。

そこらへんの受け取り方の違いは、別記事でまとめたい「私の中のASとシアター組の違い」に由来するのかなーと思う。

終始おだやかな気持ちでステージを眺めてたと思うけど、2番でブランコ降りてくるんじゃないかと思ってヒヤヒヤもしてた。

 

7.海風とカスタネット(Long Intro Ver.)

青く差す照明。
心地よい潮騒の音色。
甲高く鳴くカモメの声。
脳裏によぎる鉈とチュパ。

『my song』後の荘厳な雰囲気とは対照的なあっけらかんとした予兆に、現地では思わず笑ってしまった。別に文句でもないけど、スゲー温度差を感じたよ。

今回ロングイントロが多用されてたんだけど、セトリ作成陣の苦悩がなんとなく伝わってくるね。ようやってくれたよ、色んな意味で。

個人的にミリアニで1番のスルメ曲だと思ってる。別に海だからって訳じゃないよ。

『Rat A Tat!!!』に似た楽曲だと思ってて、声に出して、体感してみて、はじめて真価を発揮する”ライブ向き”の楽曲だと改めて感じたよ。

脳死で出来るコールがなんか気持ちいいし、コール終わりの「👏👏」が地味に楽しいんよな~。

脳死で聴いてしまうが故に、初っ端のワンテンポ早く飛び出す「Yeah~!!」をミスりがちな弊害もあるんだけど。

 

8.マリオネットの心

やっぱ、ここらへんの曲順カオスだわ。
てか、全体的にどうかしてるわ。

所詮、我々はミリオンライブに振り回されるプロデューサー。面白おかしく踊らされるマリオネットなんだわ。

DAY1でもそれなりの衝撃があった選曲だったと思うけど、一番の衝撃は歌唱メンバーだったよな。

 

平山笑美
Machico
愛美

 

なんか唐突にVo力飛んできたんだけど。

もぅマヂ無理。。。
ココロがこわれそうだよ。。。。

 

終演後に知ったけど、これ『LTP06』メンバーだったんだね。

DAY1でぴらみさんが歌った瞬間に小さめの悲鳴が聞こえた気がするんだけど、多分気のせいじゃないと思う。

愛美さんのねちっこい歌唱は焦燥を煽るし、ぴらみさんのクリアな歌声はガラスのように無機質に聴こえた。美希と同じく”黄の系譜”として意気込んで歌ったであろうMachicoさんのハネる歌唱も、この時ばかりは空元気みたく痛々しさを帯びてた。

久しぶりにフルを聴いた気がするけど、やっぱ曲がつえーんだ。スゲー気持ち良かった。間奏のギターテロテロ・糸グルグルの振り付け、愛してる。

 

9.Catch my feeling(Long Intro Ver.)

これロングイントロだったんだ……。
全然気づかんかった……。

なんとなく背景のモニター映像に大阪の街並みを思い出してた。多分ポツンと置いてあった観覧車のせいやろな。

シティポップなのかレトロポップなのかよぅ分からん曲なんだけど、このみさんの”実家感”がスゲー。山口にこんな高層ビルの街並みないと思うけど。

『Star Impression』と同じく”一昔前”を感じさせる曲だけど、やっぱこういうの歌わせたら面目躍如の活躍ぶり。ナイスセクシー。

ミリアニでのこのみさんの描かれ方を見ても、このみPは生きて帰ってなさそう。

 

10.フェスタ・イルミネーション(Long Intro Ver.)

DAY1『チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!』と同じく、ミリアニ12話の開幕で披露されたソロ曲枠。

もはや怒号とさえ言える
「A・R・I・S・A」のコール。

日常生活で口にすることのない
「ほ?」の連呼。

傍から見たら「何やってだ、コイツら」くらい思われそうな狂気だけど、普段発散できねーからココでキチゲ発散してる訳で。

こうしてトンチキに身を委ねられるこの場所が、大手を振って謳歌できるライブが、俺はたまらなく心地いい。

ミリアニ監督綿田氏がコメントでも仰っていた「アイドルライブらしい一体感」。しかと堪能できた瞬間だったんじゃないでしょうか。

11.バトンタッチ

「頑張れ」というフレーズをバトンに見立てた、Team5thが歌う「人から人へつなぐ応援歌」。

“11曲目”という曲順しかり、
“5th”というナンバリングしかり。

ミリアニのテーマであろう「つなげる」というメッセージ性を色濃く反映した楽曲だと思う。

べーせんと原嶋さんのどう考えても高さ合ってないバトンタッチの様子に笑いながら、そんなことを考えてた。

Ah 「頑張れ!」ってきっと
愛してるって言葉

『バトンタッチ』Team5th

「頑張れ」って言葉は、呪いの言葉でもある。いま以上の結果を期待される、そんな強迫めいたプレッシャーが滲み出てる。私がくたびれた大人になったから、そう曲解してしまうんだろうけど。

この曲は「頑張れ」をテーマにした楽曲だけど、落ちサビのこのフレーズ。メチャクチャ親切だと思いません?

「頑張れ」って言葉の持つネガティブを、明確に口に出して否定してくるんだ。

「あなたを愛してるから、応援するんだよ!」

そこにあるのは、ただの善意。
そう静かに、でも確かに語り掛けてくる。

いまいち魅力を掴めてなかった楽曲だったんだけど、ミリアニ発の曲としては最も受け取るモノの多かった楽曲だったんじゃないかと思う。

感謝と敬意を込めて言わせていただきましょう。

Act-4。
39人全員で「頑張れ」よ。

 

12.Sentimental Venus

 

偶~然とか 信~じないわっ♪
意~味ありげな シチュエイショ~ン♪

 

意味ありげな笑みと共にステージ中央に集まる3名。

この先に起こることなどつゆ知らず、リズムに合わせて天高くペンラを掲げていた私。

その興奮が涙に変わったのは、オシャレポップなサウンドでも泣ける歌詞でもなく。

突如あらわれた静寂だった。

いやぁ~、やられたね。

「DAY1でやんなかったんだからやらねーだろ」と高を括り散らかしてた俺が悪いんだけども。 

 

ミリアニ12話での同曲の再現、もとい、ミリオン2ndライブの語り草になっているアクシデントの再現である。

Act-1でしこたま感じた「忘れ物回収」の感覚が、あの一瞬で身体中を駆け巡ったね。「天を仰ぐ」と「息を呑む」と「うれし涙」が同時多発的に起こってて、もう訳が分からんかった。

「もっと聞かせて~!!」って我が担当の声が木霊してたのは覚えてるけど、蚊が鳴くような声でしか応えれなかったのは申し訳ないと思ってる。不誠実なPでスマン。

マジですごいアクシデントだよね。
このフレーズの後に音が止まって、会場一体で大合唱して難を乗り切る。これが演出じゃないってんだから信じられんよな。「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもので。

この演出についていろんな意見があることは理解してるけど、一個人としてはただただ嬉しかった。

まぁ、安心してください。
今回のライブについては、私も思う所は多々ある。お互い、自分の受け取り方を大事にしやしょう。所詮人は人で、私は私ですし。

思い出回収も相まって“本公演のハイライトの一つ”に私の中ではなってるんだけど、単純に曲も強いんだ。間奏のギターとか暴力的だよね。

 

13.SMOKY THRILL

いちぽむ3名による『竜宮小町』カバー。

微塵も妖艶さを感じなかったのは、14歳という年齢のせいだろうか。竜宮小町のバランス感覚って偉大だな。

よくよく考えたらフルサイズを聴いたのはココがはじめてだと思うけど、どちらかというとモニター演出の方ばっかに気を取られてた気がする。

 

14.ALRIGHT*

DAY1ではアニマスでの雪歩を再現した紬の

「イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエィィ!!!!!!!!」

で歓声が上がってたけど、曲間MCでも語られてた”17歳組で揃える”というコアな選曲メンバーでもありました。

けっこう私の中で思い出深い楽曲で、なけなしのバイト代握りしめて行ってたカラオケで毎回歌ってた青春の1曲でもある。

南ちゃん・べーせんとミリオンでも屈指のパワーボイスがおったおかげか。原曲に感じる芯の強さ”みたいなものは無くて、”ただただ強かった”印象しかない。そこらへんはミリラジでも語ってた気がする。

全く聴き馴染みのない「う~う~」のコールにDAY1は面喰ったけど、DAY2ではそれなりに喰らいつけて満足してる。

15.READY!!

 

「未来、あとは頼んだぞ!」

 

本編ラストブロック前のMC。

源Pの呼びかけに呼応するように飛び込んできたのが、この曲。

私が「いつか聴ければ……」と恋焦がれていた「アニマス始まりの唄」であった。 

「コールの練度」というものがあるとするなら、Act-3のコレを見せるのが手っ取り早いんじゃないかと思う。

「アニマスの顔」として抜群の知名度を誇る本曲。リリースから12年という歳月の積み重ねは、老いも若きも巻き込んで、色褪せることなく西日本総合展示場に轟いていた。

現地でもその一体感は感じてたはずなんだけど、アーカイブで聴く初っ端「ステージ」のコール。その明瞭さに、声量に、俺は毎度胸が震える。

 

余談だけど、私がミリアニで最も感極まったのが第9話。『READY!!』が披露されたシーンなんです。青春時代の思い出補正も大いにあると思うけど、ラスサビとか最高にいいよね。

『READY!!』

先輩の「私NO,1」の高らかな宣言。

そこに「待った」をかけるように飛び出す
「ALREADY!!(もう既に)
 WE’RE ALL LADY!!(私たちは、もう既に!)」

この「いつでも行けまっせ!!!」みたいな鼻息の荒さが本当に頼もしく見えて、すさまじく涙腺にきたね。「先輩に対しても怖気づいてねーな、コイツら」と。

まぁ、この「抜きつ抜かれつ」みたいな関係性については、この後に出てくるあの曲で語りましょうかね。

 

16.エージェント夜を往く

『READY!!』で死ぬほどエモくなってる所にブチ込まれたのが、何か聞いたことあるチャイムの音。

「弾丸は一発あればいい」

どっかの凄腕スナイパーの格言に反して放たれた漆黒の魔弾に、見える範囲で2,3人が視界から消失してた。

私がこの曲を聴くのは2月以来。

そん時は”SideMカバー”とかいう合同ライブの妙を感じる披露だったけど、今回は今回でやってんねぇー。全体的にメンツが意味不明だけど、なぜ育さんが歌唱しているのか?まぁ、育さんならええか。

「溶かしつくして」のコールだけして後はムニャムニャしてたけど、拍取りづらかったり小難しいワードが並んでたり。

冷静になって聴くと、スゲーよな。
「アイドルソング」って何なんすかね?

 

17.Next Life

ライブもここまで来たら

「アニマス曲ならだいたい分かるし、そこまで驚かんやろ」

くらいの精神でいた訳だけど、

ゴメン。
さすがにびっくらこいた。

 この曲をアニマスで聴いた覚えがないんだけど、なんかゴキブリ退治のシーン?でインストが流れるらしい。

 

「あなたの遺伝子が呼んでる」

厳かなイントロを裂いた桃子の口上。
本公演のテーマと楽曲の内容を加味するならば、「最年少(=最現代)まで受け継がれる765プロの遺伝子」の意味合いだったんじゃないかと邪推してる。

もしくは
「ゲノム桃子だけど。」ということか。

 

まさか現地で聴く日が来るとはね。
人生なにが起こるか分からんな。

膨大な楽曲数を誇るアイドルマスターですが、私の知る限りこの曲ほど“異質感”のある楽曲ってないんじゃないかと思う。

サイケでダンサブルな楽曲だけど、現地ではひたすらトランスしてた気がする。あの”首絞めたアヒルみたいな低音”が、産声の如く鮮明に浮かびあがって聴こえた。あれ気持ちよかったのぉ。

演出面を考えても力の入った楽曲だったと思うけど、それは演者さん達のパフォーマンスも同様。特に紬の”なんか出てきそう”な圧迫感のある声色とか良かったんじゃないでしょうか。

自分でもビックリしたけど”時計の振り付け”が決まった所なんか曲中にもかかわらず諸手を打ち鳴らしてたし、間奏(どこが間奏かよく分からんが)のミリオンではあまり見かけないバチバチのダンスに思わず感嘆の声を上げてしまった。

私は終演後に初めて知ったんだけど、古参Pにとって「初星宴舞 DAY1」でのぬーさんの本曲パフォーマンスは伝説だそうで。

それをXで見掛けて、以前だれか(7thのこーりー?)が言ってた

「他のキャラクターのソロ曲は(下手なことできないから)歌いたくない」

って趣旨の発言が脳裏に浮かんだ。

演者さん負担も大きかったであろう本公演。

色々と苦労は感じたライブだったけど、その中で魅せてくれた先達へのリスペクトに改めて演者さんたちのプロ根性を感じた。素直に称賛したい。

 

話が脱線するけど、私にとって本公演は色々考えさせられるライブだった。その中の一つに「ASとシアター組の関係性」ってのがあるんだけど、私が思い描くそれは本曲で謳われる「二重螺旋の構造」であってほしいと今回気づいた。

時間があれば別で書こうと思ってるので、ヒマがあるなら覗いてやって下さい。

まぁ、そんなブログは見なくてもいいので、初星見たことない方はダイジェスト映像だけでも見ていって。7:58~『Next Life』です。

 

18.トワラー

『Next Life』のパフォーマンスに沸く会場。
その熱狂を柔らかな西日に変えたのは、琴線をさらうアコギの音色だった。

Team7th『トワラー』。
夕焼けを思わせるノスタルジーなこの楽曲に、ライブも終わりが近づいていることを肌で感じた。

温度差に風邪でもひきそうな曲順。
不和を感じてもおかしくなさそうだけど、そうならなかったのはこの曲に感じた夜の帳の訪れに。そこに乗ってしまう”今日のエンドロールの充実ぶり”が証明されていたからだと思う。

歌詞については本放送に合わせて考察記事を出そうと思いますが、改めて”ジュリア・愛美”の飛び道具がミリオンライブにいてくれて良かったと思う。ギタープレイにしてもそうだけど、この”ねちっこい声”は唯一無二の楽器だと思う。

麗花さん・ジュリアの奥行きのあるぼやけた声色に、可奈のあどけなくも鮮明な声が光る。なんとなく9thの『プリムラ』に似た声のハーモニーに、再度、時の流れを実感してた。

劇場で聴いた時からそれなりに好きな楽曲だったけど、ライブで聴く本曲はやはり格別だったね。

いつの日か野外ライブで聴けたら、嬉しいな。

 

19.Gift Sign

聴き馴染みのないイントロに耳を澄ます時間が続いたけど、モニターに映るステンドグラスの映像。

そして、その前に立つ一体の影。

この曲が何であるかを即座に理解した。

Act-2の紬でも話題になってたシルエットの演出。

本公演では私の席からでもはっきり見えたけど、この白と黒の純朴なコントラストが本曲の世界観に花を添えていたと思う。

終演後たまたま喫煙所で会ったラウメンが「いやぁ、よかった……」と泣きながら語ってたけど、ソロ歌唱のトリにふさわしいパフォーマンスだったと思うよ。

これAct-2でも言うたな。

 

20.REFRAIN REL@TION

胸に迫るベースの低音に郷愁を帯びたストリングスの音色。ミリアニ発の「@曲」として、考えてもみなかった類の重厚な楽曲だ。

この曲と言えば「RELATION」の名の通り、サビで次から次へと連なる輪唱チックなパートが先行上映の時からやけに印象に残ってる。

本番でもポチっと…………間違えた、バチっと決まってたんじゃないでしょうか。

当然ここが初めてのライブ披露な訳だけど、なんとなく揃ってる客席の「えいえいおー」のフリに謎に感動してた。

他の誰かになんてなれないのなら
最高の自分になると 決めたんだ

『REFRAIN REL@TION』Team8th

ここの歌織さん歌唱が癖なんよな~。
『電波感傷』でも聴ける”魔性の吐息”が俺を狂わせる。

決めたん

エッチだわ~。

 

「信号機+かおつむ」というメンバー構成のおかげか、単に”一ユニットの楽曲”とは思えないメッセージ性の強い楽曲。ミリアニ再現の口上に、続々とステージに並ぶアイドル達。

本公演のテーマが
「アニメ」であったことを。

このコンテンツは、どこまでいっても
「つなげていく」コンテンツであることを。

ここで改めて思い知らされた。

ここで(MILLION)
ここで(THEATER)
ここで

『REFRAIN REL@TION』Team8th

次回Act-4
「MILLION THE@TER!!!!」。

10周年の軌跡。
その集大成の場で聴けることを願ってる。

“39人の最大火力”でな。

 

21.Brand New Theater!

Act-2でも聴いたし、MRライブでも聴いたし。
ミリシタ内外でそれなりに耳にする楽曲だと思うけど、

いやぁぁぁ……
今回はめちゃくちゃ刺さったね!!!

『Next Life』と迷ったけど、
本公演MVPの称号を授与したい。

DAY1とは異なり、『REFRAIN REL@TION』で終演しそうにない雰囲気に

「この流れでやるような曲あったっけ?」

と、ステージを凝視してたけどやられたな。

勝手に予想して、勝手に裏切られる。
そのギャップが良くも悪くも”ライブ”だということを思い知らされた公演だったよ。

とびらあけて さあ 行こうよ
私たちの Brand New Theater Live!

『Brand New Theater!』

今まさに”ミリしら”な人達をラタタと叩く『希望』の音は、俺たちが毎日出勤してる『ミリオンライブ シアターデイズ』の扉を開かせる原動力になってくれるポテンシャルがある。そう思わせるだけの素晴らしい作品だ。

ミリオンライブの軌跡は、10年目にして「アニメ化」として一つの実を結んだ。

そこには多くの尽力があっただろうし、ミリアニ放送の度にトレンド入りする広報活動を見ても今も変わっていない。

そして、その結実は。
現在進行形の「ミリシタ」につながってくれるはずだ。

その営みはきっと、植物の理に似ている。

花が咲いた後に種が残るように。

“だれか”が残した”なにか”は、きっと後世で芽生える。

俺はそう思いたい。

誰かの「はじめまして」は、
きっと、「今日の結実」でしかないんだ。

誰かの「スタート」は、
誰かの「ゴール」のはずなんだ。

 

「ミリシタの始まり」を歌う
『Brand New Theater!』という楽曲。

「真新しい」なんて大嘘だ。
そんなわけあるもんか。

真っ新な出会いの下には、だれかの地道な努力が隠れてる。

「手垢に塗れた血潮の歌」じゃないか。

 

本曲で意図していないであろう受け取り方をしてしまったけど、それだけ思わせる”期待感”がこの光景にはあった。

10thツアーもフィナーレを残すだけの状況で、俺はまだまだ”未来”に胸を膨らませることができた。その事実が、ただただ嬉しかった。

この1年、自分なりに頑張ってきたことに意味があると思えたよ。

たぶん、俺と同い年くらいの事務員さんもこう言うてる。

「始まりとお終いなんて 繋がって巡るモノ」だって。

 

「まだまだ頑張んねーといけねーな」

そう、奮起を誓った一幕だった。

 

【ENCORE】

22.M@STERPIECE

本曲感想の前に。
改めてAct-3で発表された情報について触れよう。

もはや多くは語らん。
この1枚画にギチギチに詰め込まれた『夢』の衝撃を、もう一度リフレインしてほしい。

引用:【公式】アイドルマスター ポータル(アイマス) (idolmaster-official.jp)

もう、感情が大渋滞。『マスピ』聴くどころの騒ぎじゃねぇんだ。 

もし、「感情」というものに重さがあったとしたら、今ごろ西日本総合展示場は海の底に沈んでて、俺たちはおぼろ昆布になってる。

そんな大質量の感情が、そこかしこで爆発してた。

嬉し涙。喝采。慟哭。雄叫び。地団太。

色形はそれぞれだったけど、鳴りやまぬ”それら”に感情の共有を感じて、さらに込み上げるものがあった。

客席の俺らもそうだけど、それはステージの向こうに立つ人たちも同じで。

なんか様子のおかしい源Pの音声に

「これ、生音声だったの?」

と笑いながら泣いてたし、なかなかお目にかからない涙目のぴょんさんはもっとダメだった。

演者さんの呪詛も呟かれたり、演者さんも総崩れしてたり。

近年まれにみる「涙々と笑いのMC」だったけど、それに泣きながら笑ってる自分の姿にさらに泣いてた。

最高にミリオンライブな時間だったし、本当に「夢を掲げた」公演だったな。

改めてそう思う。

 

輝きの向こう側へ進め
ALL STARS!!

『M@STERPIECE』

「プロデューサーホイホイ」としてその威力を遺憾なく発揮してくる『M@STERPIECE』とかいう名曲。

どのフレーズを切り取っても琴線に触れる訳だけど、今回耳にしたこのフレーズ。驚くほど聴こえ方が違ったんじゃないだろうか。

直前の「39名全員参戦」という意味でも「ALL STARS」だけど、この「AS曲」が過半数を占めたライブで「進め ALL STARS!!」と発破をかけるこの大号令。

先述の『READY!!』で感じた成長ぶりを。
ミリアニ9話で「お前が手差し出すんかい!!」と心の中で突っ込んだ“ハルカナミライの姿”に重なっちゃったよね。

私がアイマスに復帰したのは、
MOIW2015で見た「M@STERPIECE」のおかげ。

その時はASが歌うこのフレーズの直後、「デレ・ミリ」のアイドルが射出される。

それはそれはエモぅ光景が広がってた訳でございますが、そこから約8年。真逆の解釈ができてしまうほどに積み上げてきた”ミリオンライブの結実”に、枯れるほど泣いた。

この楽曲に一家言あるPは多いでしょうが、私の中のハイライトはこれだったよ。

あなたのハイライトはどこでしたか?

 

23.Thank You!

ライブってスゲーな。

レーザービュンビュン
低音ズンズン
ダンスバチバチ
頭パッパラパー

その非日常体験も間違いなく
「ライブの楽しさ」だけど、

ステージを照らすだけの無垢な照明
アコギ1本で奏でる素朴な音色
右手を差し出すだけの簡素なフリ

本当に最低限のモノしかそこにはなかったけど、

 

「これだけあれば十分だよな」

 

そう思わせる説得力がそこにはあった。

やっぱ、ライブってスゲーよ。

DAY2開催当日に放送された「ミリアニ5話」。

その作中でも披露された
『Thank You!-Acoustic ver-』を冒頭だけ再現して、本公演の終演と相成りました。

さすがにライブに合わせて5話を制作したとは考えづらいので偶然なんだろうけど、偶然の一致にしても出来過ぎてる感はあるよな。「小さなキセキの日曜日」ってことですかね。

いそいそとギターをステージ袖に仕舞いに行く愛美さん。原嶋さんに遊んでもらってるちょっちょさん。毎度のことながらどこ見ていいのか分からん自由時間が広がってた。

私が『Thank You!-完全フリ入れver-』を現地で拝む夢は叶いそうにもないけど、終盤のこの光景に金払ってるみたいなトコもあるのでヨシとしようか。

いい意味でも、悪い意味でも、受け取るモノの多かったAct-3。

最終的に笑って終われたことに対する安堵とAct-4に対する期待感を大いに込めて、感謝の5文字を叫んでましたよ。

 

あとがき

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ライブ自体の満足感もあるけど、それ以上に「ミリオンライブに関わる人たちの熱量」。それを実感したライブだった。

「俺たちの化身」として、ミリアニや本公演での仕事を完遂した源P。

最前線に立ってミリオンライブを引っ張ってきたキャストさん達。

「アニメ公演」という制約の中で、挑戦的なセトリを考えてくれたライブチーム。

そして、何より。

本当に素晴らしい作品を作ってくれた、ミリアニ制作チーム。

そのすべてに「ありがサンキュー」を送りたいよ。

 

ただ、本文中でも述べてるように
「清濁合わせ持ったライブ」

そう感じてしまったのも事実。

ネガ意見ではないと思ってるけど、私がAct-3で感じたことは素直に書いてみようと思う。まぁ、ヒマがあればどうぞ。

重ねて。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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