『ギブミーメタファー』を、かく語りき

ミリオン
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まえがき

やっとこさ『ギブミーメタファー』がミリシタに実装されました。ありがサンキュー。感謝を込めてブログ書きます。

この調子で『RED ZONE』とか『囚われのTeaTime』とか『Be proud』とか実装してごらんなさい。

『ギブミーメタファー』
作詞:真崎エリカ
作曲:田中俊亮

 

ギブユーメタファー

まず第一に言いたいことがある。

 

『ギブミーメタファー』と
『アイドルは、かく語りき』の相性、
完璧じゃね? 

である。

 

亜利沙はオタクとして完璧です。

なぜなら、己が仕事を理解しているからだ。

“可愛い”より”比喩”がいい

『ギブミーメタファー』

ホント可愛いんですよ。
可愛いのプロなので。

まず笑顔がばっちりですし。
存在が人間国宝。概念が世界遺産。平和につながる美しさ。
形容しがたいんです。

もはや””””神””””なんです!!!!

『アイドルは、かく語りき』

 

最初だけ「可愛い」とか口走っちゃうんだけど、瞬間、脳裏を駆け巡る訳よ。アイドルちゃんからのご要望が。

そこから怒涛の比喩&誇張表現ラッシュ。挙句の果てには形容ぴえんで「神格化」。やはりアイドルは宗教。多神教にも程あるが。

『ギブミーメタファー』のアンサーソングとして、こんなに完璧な楽曲あるだろうか?

素晴らしすぎる。世が世なら「古今和歌集」にでも編纂されてたであろう返歌だよ。

語彙はおもろいし、勢いが素晴らしいし、なんか最終的に世界が救われてるし。何物も傷つけない応援の在り方。自己顕示も承認欲もない”捧げ”の精神。

由緒正しき”オタクの姿”がここにある。

私のような半端なオタクからしたら、寝ぼけ眼で点けるトイレの明かりくらい眩しい。もう直視できねぇ。

もし今後『語りき』をライブ披露するようなことがあれば、是非とも直前に『ギブミーメタファー』を配していただきたいね。たぶん笑いながら泣いてると思うわ、ボク。

当分見れそうにないんだし、そんくらいのご褒美はあってもいいでしょ?

 

虚像の矜持

期せずして亜利沙とのすんごい親和性を発揮する『ギブミーメタファー』。ここからは楽曲単体の感想を書いてみる。

歪んだエレギイントロが特徴的な本曲。視線とローキック飛び交う劇中劇に、とてもよく似合う。

タイトルにもなっているように、本曲のテーマは「メタファー(比喩)」。

「”可愛い”より”比喩”がいい」

このフレーズに象徴されるように「未完成ゆえの可能性」について描いた楽曲だ。

にしても本当にいいフレーズだね。ワンフレーズだけの破壊力だったら、いまだにミリオン界隈でもトップクラスだと思う。

 

個人的な話ですが、この楽曲で思い出すことがある。

それは『BC9巻』のワンシーン。
“アイドルの魅力”についてPが語った一幕だ。

『アイドルマスターミリオンライブ Blooming Clover 9』

「たしかに」と唸りながら読んだことを覚えてる。

そう、アイドルなんて極論「半端者」なんです。あっちこっちに手を出すまがい物。その道のプロにはどうしたって敵わない。かけた時間かくごが違うんだから。

もしそこに勝機を見出すのであれば、それはきっと土俵の上には無い。

“その外”に転がってる。

幸いなことにアイドルの活動は多岐にわたる。歌にダンスに演技に、バラエティ。マグロ漁船にも乗るし、小籠包だって集める。

経験は今日の下地ファンデーション

無駄もあるような気するけど、どう活かすかは自分次第。

アイドルは”総合力”で勝負してナンボ。

“バーリトゥード”こそ、アイドルの活きる路だ。

パイプ椅子でも何でも引っ張り出したらいいよ。

 

初聴時は異質さに驚いたけれど、これはこれで「アイドルソング」だなと思う。

百パーセント希望だって
世界照らすスターだって
呼ばれていたいの ギブミーメタファー

「名は体を表す」というのなら、その逆があってもいい。

真作であろうとする贋作にも価値はある。

その心意気は本物にだって勝るはずで、それこそがアイドルが掲げるべき武器。“虚像の矜持”ってヤツなんだろう。

 

アイドルなんてごっこ遊び。
「プロデューサー」してる私が言うんだから間違いない。

だから、児戯に興じている間は全力で演じなくちゃならない。誰に言われるでもなく、好き好んで選んだ配役だから。

アイマスに触れている間は、いつだってそうありたいね。

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